さて今年に入ってからお正月に撮影にってからは、ずっとこれまた週末の天気は思わしくなく、撮影に行くことができませんでした。
そんな中で、星ナビ3月号に、オリオン座中心部のモザイク作品を掲載していただきました。
ε130とD810Aのコンビで初めての入選です。
ステラショットでの撮影を何とか軌道に乗せて、モザイクで2つの領域を計画通りに撮影することができました。
【Orion's belt and great nebula】

D810Aの画像2つということで、激重ファイル?になってしまったせいか、
モザイク合成がうまくできずに大変でした。
そして巨大な元ファイルはこちらです。
撮影データ
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Title:the Great Orion Nebula and the Horsehead Nebula
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:Nikon D810A
Date:2016/12/3@Mitsue
North
Exposure: ISO3200 240sec x 32
South
Exposure: ISO3200 240sec x 24 120sec x 8 30sec x 4 10sec x 4
定番の対象だけに、うれしいです。これで、春・夏・秋・冬の対象で入選することができました。FSQ85EDが2対象、ε130が2対象です。
やっぱりタカハシの鏡筒は素晴らしいのでしょうね。
天気も悪くて撮影できておりませんので、天文雑誌への応募はしばらくできなさそうです。
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そしていつかは長焦点の作品も・・・。
ただもっと精度を高めないとまだまだ無理ですね。
ということで、スカッと晴れない中、春の銀河を撮影してきました。
途中の雲通過や、準備に手間取ったこともあり露光が十分できませんでしたが、なんとか4時間弱、2対象を撮影してきました。シーイングは今一つで星が肥大化しております。
撮影はEdge800HDで、今回はフルサイズの6Dをつなぎました。
Edge800はAPS-C向けということですが、フルサイズでも周辺はそれなりに写ってくれます。
ピント合わせは、いつもあっているのかあっていないのか?よくわからないというのが実情です。(汗) (もちろんバーチノフマスクとかは使っております)
【M82/Ciger galaxy】
中心部から垂直方向にバーストしているところは、6D改造機では写ってくれません。
(HEUIBとかを付けると写りそうです)
Hαで撮影したものをブレンドすると面白そうです。
もう少しシャープに取りたいですね。
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Title:M82
Optics:Edge HD 800 (f=2000mm/F=10)
Camera:Canon 6D SEO-SP4
Guide:OffAxis Guider / UltraStar/PHD2 guiding
Mount:Takahashi EM200 Temma2M
Exposure:ISO3200 360sec x 10
Date:2017/2/3 @Konoyama
【M63/Sunflower Galaxy】
こちらは好きな対象で、毎年撮影しています。画像にあまり進歩がないです。。。
慌てて撮影を始めたため? カメラの縦横l(東西・南北)を反対にしてしまいました。
短辺の長さでスクエアにトリミングしています。
もうちょっと、銀河の中が改造してくれたらなぁ。あとやはり暗いところに行かないと
周辺にある淡いところは、あぶりだしても出てこない?
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Title:M63
Optics:Edge HD 800 (f=2000mm/F=10)
Camera:Canon 6D SEO-SP4 triming
Guide:OffAxis Guider / UltraStar/PHD2 guiding
Mount:Takahashi EM200 Temma2M
Exposure:ISO3200 360sec x 18
Date:2017/2/3 @Konoyama
新しい対象を狙うには空がすっきりせず、結局去年と同じものを撮影しました。
できたら新しい銀河もとってみたいです。
さて次回の新月期はすっきり晴れてくれるのでしょうか。。。
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