遠征記

2016年4月22日 (金)

すさみでのDSO観望

先週末は月も半月を過ぎて、星見ではなくて、白浜アドベンチャーワールドに行く予定をしていておりました。

ところが4月の新月期は天候不良にて坊主?状態・・。
そんな時にどうやら金曜日は晴れそうという予報で思い切ってすさみまで行くことにしました。

一人では寂しい・・ので思い切って和歌山のTさんに聞いてみると、なんとこの日は出撃予定で、すさみまで来ていただける・・ということでご一緒いただくことになりました。

月の入りは2時前なので、薄明が始まる4時までの2時間が撮影の勝負です。
さそり座付近を2対象くらい撮りたいと思っておりました。

仕事が終わってからなので到着は22時半をまわってから。。それにしても高速道路ができていて、渋滞がないと途中休憩をしても3時間ほどで到着するんですね。
すさみにつくと既にTさんはセットアップを終え、車で仮眠されていたようですので私もボチボチとセットアップを始めました。

何だかんだで1時間くらいかかってセットアップを完了。今日はSXD2とε130の組み合わせで撮影します。

ちょうどその頃Tさんも仮眠を終えられて、ドブソニアンをセットアップ始められました。

それにしても月が明るい。。。12時過ぎから撮影を始めましたがISO3200で2分露光すると真っ白に・・。ISO2500に落として、バーストして注目度がアップしたLinear 252Pを撮影しました。

【Comet Linear 252P】

252p_linear_20160416b

Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:EOS 6D ISO3200
Exposure: 120sec x10
Date:2016/4/16 @Susami

このエメラルドグリーンが「The 彗星!」という感じですね。
散光星雲や銀河ではグリーンの天体とかはあまりなくて、一部の惑星状星雲とかに限られるのですが、彗星はエメラルドグリーンのモノが多くとてもきれいです。

さて彗星を撮った後は、3月に御杖で撮影したアンタレス付近の続きを撮影できるようにセットアップします。
月がまだ明るいので、慎重に同じ画角になるように調整して・・1時半から撮影スタート。
月は西に傾くのにどうして、かなり空が明るいです。御杖でとった時とは大違い。なぜなの・・と思いながら
そらが暗くなるのを待ちます。

そしてここからはDSOの観望タイムです。
そのために(?)Tさんにご一緒いただいたといっても過言ではありません(汗)
最近メシエ撮影マラソンを完了し、夏の対象としてたくさんの球状星団が見頃・・ということで、大観望タイムです。

午前1時半頃はまだバックグランドが明るく、シーイングも今一つだったので球状星団をみていても星が分解しない状況でしたが、2時を過ぎてからは驚くほどそらが落ち着き、かつシーイングも良好!ということで、本当に最高の観望をすることができました。
約2時間、メシエ天体だけで25対象、他も併せて30対象以上を観望。じっくり堪能することができました。忘れられない観望となりました。

以下観望記録です。
---
M104 おとめ座ソンブレロ銀河】
 中央の暗黒帯がバッチリみえている。特に下半分(南側)が明るく帽子のように広がる銀河が確認できた。

M5 へび座の球状星団】
 ミツバチが飛んでいるみたいな星の配置。大きい。

M4 さそり座の球状星団】
 これは・・視野いっぱいに広がるくらい大きい。写真ではわからなかったけど眼視するとハートの線が見えてくる。

M19 へびつかい座の球状星団】
 リクエストをして見せてもらいました。全天の無数の球状星団のなかでも扁平率が高い(0.6くらい?)球状星団です。
 ドブでみるともやーっと縦長に広がっていて、倍率を上げると縦長の姿を見ることができました。
 どうして丸くないのか・・そんな不思議な球状星団です。

M62 へびつかい座の球状星団】
 M19を南に降りると、さそり座にほど近いところにある。真ん中にギュッと集まっていて中央が明るい。見事!

NGC6144 アンタレス付近の球状星団】
 さそり座カラフルエリアにあるちいさな球状星団。写真でとるとアンタレスの右上に写る。
 ドブでも見えた。淡くて小さい。

M80 さそり座の球状星団】
 アンタレスの北側にある。中心部に星が集まっている星団。特に倍率を上げると中央付近に星が丸く集まっている様子がよくわかる。

M9 へびつかい座の球状星団】
 銀河中心部に位置する球状星団。小さいけどこれも丸くてまとまりがいい。星の集積度、形などバランスが取れている。

【NGC6342 へびつかい座の球状星団】
 M9の南側。小さな微光星がもやーっと広がっている。

M10 へびつかい座の球状星団】
 へびつかい座のホームベース方のど真ん中にある球状星団。S字が2つクロスしている感じ。

M12 へびつかい座の球状星団】
 中心部から少し離れたまわりに明るい星が見えている。

M14 へびつかい座の球状星団】
 この日視た球状星団の中で一番印象に残った。ほかの星団が小石の集まり?とすると、これは砂が集まった感じで星が小さい。
 写真でとると白ではなく、黄色っぽく写るのが印象的な星団だ。

M107 へびつかい座の球状星団】
 ちょっと地味な印象。メシエ天体であるが暗くて小さい。

【Comet Linear 252P】
 目下へびつかい座を移動中のリニアも見た。
 よく見えている。分解ができていない球状星団のように大きく丸く広がっている。

M92 ヘラクレス座の球状星団】
 M13に隠れているがひそかに立派なヘラクレス座の球状星団。
 期待通りドブソニアンでも明るく大きい姿を確認できた。かなり中心部の集光が強い。

M13 ヘラクレス座の球状星団】
 北天No.1の球状星団。大きい大きい1 そして中心を横切るS字が見える。

M8 干潟星雲】
 ここで散光星雲も観望。明るいですね。OⅢフィルターを入れると、ぼあっと干潟が浮かび上がり、暗黒帯も見える!

M20 三裂星雲】
 フィルターでバッチリ4つに分かれているところが確認できる。見事。

M22 いて座の球状星団】
 これも見たかった球状星団。大きい。広がっている。そして眼視だと扁平(横につぶれる)の様子がよくわかる。
 これはしっかりと撮影もしたいです。

M11 たて座の散開星団】
 これも有名な星団。撮影してもそうですが、散開星団とは思えないくらい集積していて・・
 眼視だと四角い球状星団みたいに見える。

【M24 バンビの横顔あたりのStarCloud】
 まずはバンビの目(暗黒帯)そこだけを見ても分からないが、ドブを動かすとそこだけ星がないということに気づく。
 B92とB93である。少しドブを西に動かすと小さな散開星団があり暗い星がいっぱい見える。

M7 トレミーの散開星団】
 球状星団とは違って、青くて若い星がたくさん散らばっている。

M6 バタフライ星団】
 その名の通り、蝶々が羽を広げているように見える。青白い星の中にあるオレンジの星が何とも綺麗。

M17 オメガ星雲】
 ちょうど中心の明るい部分がフィルターなしでも白鳥が泳ぐように見える。
 フィルターを付けるとぼあっと星雲が周りに広がる。

M16 わし星雲】
 フィルターなしの場合は、星雲というよりも中心部の散開星団がメインでみえる。
 フィルターを使うと周りに立体的なわしの姿が広がってきた。2度おいしい?対象だ。

M57 リング星雲】
 シーイングがいいと、ドーナツの外周が同じ濃さではなく、濃淡があるように見える。
 真ん中の部分も淡く広がっている。中心星はよくわからない。

M27 あれい星雲】
 これは大変よく見える。M57に比べて大きい。銀行のマークがはっきりわかる。フィルターを付けるとすこしへこんでいた周りの淡いところが見え始める。
 この星雲は明るい。

M51 子持ち銀河】
 実はこの対象を最初に見たが、その時は背景も明るく、あまりよく見えなかった。
 もう一度に見たときはシーイングもよく、大小の渦巻が回っている姿や、小さな渦巻きにある暗黒帯も見ることができた。

【網状星雲】
 まずは導入しやすい?右側(東側)から。フィルターなしでも見えた!
 フィルターを付けると複雑にらせん状に絡まっている様子が鮮明に見える。これは見事。
 そして次は左側(西側)を、、こちらのほうが明るく太い。ドブソニアンを動かしながら端から端までみた。

【土星と火星】
 薄明前に土星と火星をみた。土星は3つの衛星がみえていた。
 火星は極冠らしき白い部分が確認できた。

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さて、観望の間デジカメで撮影していたさそり座アンタレス付近といて座のM24 バンビの横顔付近ですが、
なんと・・残念な結果に。

遠征前にε130の主鏡セルの爪を丸く切ったリング状のものに交換をしたのですが、ニュートン初心者のためか致命的なミスを・・
主鏡セルを固定していたサイドにある3つのネジや上から抑えるネジを緩まないように・・・と強く締めすぎたため、星がおにぎり型に写ってしまいました。(泣)
これらのネジは緩まない程度にそおっと締めるのが鉄則みたいです。

おにぎりを集めたバンビちゃんですが、戒めの意味も込めてアップします。

【M24 StarCloud in Sgr】

M24_starcloudb

個人的には撮りたかった画角に決まってくれていただけに残念です。
拡大表示して笑うのは禁止です(汗)

Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:EOS 6D ISO3200
Exposure: 180sec x24
Date:2016/4/16 @Susami

かえってさっそく主鏡の詰めをいったん元のモノに戻してネジを緩めましたが、まだテストができていません。
明るい星を使って、アイピースで星像を確かめたところ、同心円は中心をややははずしてしまったのですが、とりあえず丸く見えていました。
その後再度調整をしたものの曇られてしまい確認できておりません。

週末晴れたらもう一度光軸調整をしてテスト撮影をしたいです。(天気が悪そうですが・・)

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2016年2月21日 (日)

FSQ85 直焦点でのDSO for Messier Objects

限られたくらい夜でできる限りの作品を撮りたい・・ということもあり、最近は遠征をすると2台体制で撮影をする機会が増えています。

設営や後片付けが大変なのですが、ひと月に数日しか撮影できるチャンスがないことを考えると、つい欲張ってしまいます。

2月の熊野の遠征では、落ち着きがないEM200の隣で、すっかり慣れたSXD2を使ってFSQで春の銀河(広範囲)を放置モードで撮影していました。
メシエナンバーがつくだけで、8つと大漁です。

ところで、今回は初めてガイド鏡を軽量のものに変更しての撮影でした。
Kowaのf=100mm小型レンズWatec 910HXを、
Kastecの Q5L-100/75 GSS用フード・キャップ・リングセットにのせて、アルカスイスのアリガタアリミゾでFSQに取り付けます。

いつもは、Borg45ED(f=325mm)をガイド鏡に使っているのですが、今回はEdgeHD800用につかったため、小型化したガイド鏡で試しました。

100mmと1/2インチのセンサーということもあってか、アドバンスドユニットでのキャリブレーションでは、movement is too smallのエラーが出てなかなかキャリブレーションがおわりません。x4にしてなんとか終了しましたが、ガイド星の星像がかなりぼやっとしていて果たしてガイドできるのか・・という状況でした。

こちらの撮影セットは、そのまま放置でキャリブレーションも1度しかしなかったため?か、ガイドエラーが多発しておりました。orz...
2台体制も両方面倒を見るのはなかなか大変で、どうしても片方がおろそかになってしまいます。

とはいえ、一応処理したのでアップします。M天体番号の若い順にアップします。

【しし座のトリオ銀河 M65 M66 NGC3628】

M65_66_ngc3628_b

春の銀河の定番ですね。
去年は、EdgeHDxreducerの1400mmとQHY9で撮影したのでかなり窮屈でしたが、450mm+KissX4だと中心に小さく写ります。
もう少し焦点距離が長いといいのですが、800mm~1000mmのものは持っていなくてこんな感じになってしまいますね。

FSQで撮影したこともあってか、Edgeよりもシャープに写って、色もよく出ているようです。
銀河も無理しないでこんな感じでとってもいいんじゃないかと思えてきました。
もう少し大きく写るといいのですが。

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Title:M65 M66 NGC3628
Optics:FSQ-85ED (f=450mm/F=5.3)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 240sec x20
Date:2016/2/6 @Kumano



【M88 M91+M90】

M88_91b

こちらは、マルカリアンチェーンのはずれにある銀河です。
トリミングをしていないから、なおさら「ショボィ」写りですね。
それぞれを見ると、撮り応えがありそうな形をしていて、上にあるM88はグルグル渦巻がよく写ってくれそうです。
M91は謎の天体で、カタログに記載された位置には天体がなく長い間不明?だったそうですが、どうやらこのNGC4548であるというのが定説となっているようです。ちなみに一番下の中央に写っているNGC4571という説もあったようですね。

なんでこんな構図・・と思われるでしょうが、実は両方とも撮影したのは初めてなので、メシエ天体+2個ゲットです。(笑)
右下にM90が写ってます。ここに写るならもう少し構図を右にずらして縦位置にすればよかったかな。ともあれ、両方の銀河とも拡大してみるとなんとか形がわかるので、良しとしました。
3月時間があれば1個ずつデジカメで撮りたいですね。

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Title:M88 M91
Optics:FSQ-85ED (f=450mm/F=5.3)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 240sec x12
Date:2016/2/6 @Kumano



【もう一つのしし座のトリオ銀河 M95 M96 M105】

M95_96_105_b

しし座の前足寄りによるもう一つのトリオ銀河です。
上から、M95,M96で、下の3つの銀河団の中で大きくぼんやりと光っているのがM105です。
M95やM96はなかなか特徴的な形をしていて面白いです。

ただ、しし座のトリオと違ってこちらがわは、あまり色合いがなくて地味な印象です。
まあもう少し焦点距離を長くしないと、銀河の詳細は見えてこないですね。

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Title:M95 M96 M105
Optics:FSQ-85ED (f=450mm/F=5.3)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 240sec x8
Date:2016/2/6 @Kumano


【M106,NGC4210】

M106_b

最後はりょうけん座にある大型の渦巻銀河 M106です。
この対象が一番大きいです。
M106銀河群と呼ばれるだけあって、周りにはいろいろな銀河がたくさん写ってます。
特に唇みたいな形をしたNGC4217は特徴的ですね。
これまた横位置にしてみてもよかったかなと思える銀河の分布でした。

--
Title:M106 NGC4210
Optics:FSQ-85ED (f=450mm/F=5.3)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 240sec x16
Date:2016/2/6 @Kumano

ということで、ガイドエラーを無理やり補正したりしてましたが、もっとちゃんと撮影しておけばよかったと後悔です。

そして最後は、早撮りのさそりを・・・

【M4とアンタレス】

M4_antares_b

色情報が増えるとすぐにファイルサイズが大きくなり、1M制限では窮屈なファイルしかアップロードできません。大きなファイルはこちらへ。

薄明までの1時間を使って、登ってきたさそりを撮影しました。
とはいえ、450mmでしたので、メインはちゃんと撮影できていなかったM4です。
お隣のアンタレス付近と上にある赤い散光星雲も構図内に収めてます。

輝星にはハロが出ちゃってますね。そして中心を外しているあたりが微妙です。
さて今季は、フルサイズでさそりを撮りたいのですがどんな写りになるやら。。

--
Title:M4
Optics:FSQ-85ED (f=450mm/F=5.3)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 240sec x8 ,60sec x 5
Date:2016/2/6 @Kumano

ということで、メシエ天体はちびっこのM88、M91を加えて106対象となりました。

残る4つは、M91と同様に謎の天体?といわれている
 M40
 M102
と、春の銀河密集からやや離れたところにある
 M61
 M85

です。次回遠征には取れそうかなぁ。

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2016年2月12日 (金)

南天の対象 ω星団と電波銀河

この季節は、近畿では北側は冬型の気圧配置もあり天候はすぐれません。
一方太平洋側は暖かく、安定した天気に恵まれることも多いようです。

昨年もすさみでω星団のどアップを1400mmで撮影しましたが今年はFSQ85x0.73で狙いました。
初撮り(尾鷲というか熊野でした)で撮影した、オメガ星団と電波銀河です。

【オメガ星団/Omega Centauri /NGC5139】

Ngc5139_b

全天で最大級といわれる球状星団です。南中度は紀伊半島でも8度くらいとかなり低いのですが、
双眼鏡でも確認ができ撮影するとその迫力に驚きます。
今回はFSQ85にReducerを入れてAPS-Cで撮影をしたのですが、通常ですと球状星団を狙うにはやや視野が広すぎる組み合わせですね。

それでもどっこい、ちょうどいい感じで視野に広がってくれました。
よく見るとオメガ星団って少したてにつぶれているんですね。扁平率もそれなりに高そうです(TOPはM19?)

Title:Omega Centauri /NGC5139
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 15sec x7 ,60sec x 9
Date:2016/1/9 @Kumano


おまけでこんなのも作ってみました

【球状星団 大きさ比べ】

Globula_clusterb_3  

それぞれおおよそ0.5度四方に切り出しています。
北半球惨敗ですね~。最大級といわれるM13や夏の天の川にあるM22やM4も小さく見えます。
ちなみに、右から2番目は一昨年にニュージーランドに行った際に小マゼラン星雲と合わせて撮影したきょしちょう座の47番(NGC104)です。
こちらは天の南極付近のため日本からは見えませんが、かなり大きな星団です。


【電波銀河/Radio galaxy/ケンタウルス座A/NGC104】

X13b

ケンタウルス座Aと呼ばれる電波で観測すると満月の20倍もの大きさと明るさで輝く銀河です。この銀河の中心には巨大ブラックホールがあって、中心部からガスが噴き出しているそうです。短焦点では小さいですね(汗)。
こちらはやはり1000mm以上が必要ですね。せっかっく撮ったのでアップします。

Title:Radio Galaxy /NGC104
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 120sec x13
Date:2016/1/9 @Kumano


新しい撮影場所は空が暗く、南の視野も開けていてとてもいい環境と思います。
また一か所レパートリーが増えてよかったです。



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2016年1月31日 (日)

EOS 6DとBabyQでのIC2177、Markarian chain

尾鷲では赤道儀2台体制で撮影をしていました。
こちらはSXD2とFSQ85x0.73RDで撮影した対象です。

南には海と非常に暗い空が広がっていて、南天の低空を狙うのにはとてもいい場所です。
途中薄雲が過ぎる空でしたが広範囲のカモメ星雲を撮影しました。

【IC2177とM50】

Seagull_b

大きな画像はこちら → IC2177

冬の銀河にはたくさんの散開星団があります。
ここにはM50が写っていますが、近くには他にもM46、47などもあります。
星が多い領域ですね。星と星雲のバランスがむつかしいです。

Title:M50/IC2177 
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS 6D SEO-SP4,ISO3200
Exposure:180sec x 32
Date:2016/1/9 @Owase

【Markarian's Chainとおとめ座の銀河たち】

Markarians_chainb_2

大きな画像はこちら →Markarians Chain

327mmとフルサイズで捉えるとマルカリアンチェーンもかなり小さくなりますね。
左上にはM100が、下の真ん中にはM89,M90が見えています。
A4で印刷すると、60個近い銀河を数えることができました。

どうせならあと上下に撮影してモザイクしてみたくなってきました。

Title:Markarian's Chain
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS 6D SEO-SP4,ISO3200
Exposure:180sec x 36
Date:2016/1/9 @Owase

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2016年1月20日 (水)

初撮りは尾鷲にて/M74,M108,M98,M99

2016年最初の新月期になる3連休には、三重県の尾鷲方面に遠征してきました。
海沿いは風がきつい・・という印象もありこれまであまり行ったことがなかったのですが
この時期の気候をみると晴れる確率が一番高そうです。

遠征にはいつもの皆様(天文中年さん、Markunさん、ぐっちさん、NOBさんと久しぶりにしゃーまんさんもご一緒しました)
真南に海が広がる素晴らしい景色をバックに今回も2台体制で臨みました。

年末から(というか最初から)なかなか決まらないEM200 temma2M+PHDでのオートガイド。今回はQHY5L-iiを購入して臨みました。

そして結果は、、今回も残念ながらトラブルを抱えたまま撮影を続けるといった状況となりました。起きた事象としては、

・少しの風でガイドが大幅に乱れる
・風もないのに突然ガイドが大幅にずれる(というかPHDがTargetを追いかけるのを放棄している?)

などなどですが、原因として考えられるのは(あとでわかったこともあります)

・ガイドケーブルがちゃんと固定されていなかった
・Temma2Mの赤道儀コントロールが、HS(HighSpeed)になっていた。 <NSが推奨?>
・PHDやAscomドライバーなどソフトウェアの問題  などです。

3つ目の課題は、この後の撮影でも大きな問題となっており、いまだ解決せず(というか悪化)ですがこのあたりはまた後日報告したいと思います。

ということで、なぜかQHY5iiにガイドカメラを戻して、春の銀河をいくつか撮影しました。

数を撮りたいということもあり、全体的に露出時間は短く、ガイドも微妙にずれていたり、
ガイドを気にするあまりピント合わせがおろそかになったり・・・
と踏んだり蹴ったりな作品ですが、せっかくとったのでコンポジット、処理をしました。

【M74/Face on Galaxy in Pisces】

M74_20160114_2

この対象は以前、透明度が悪い空でデジカメで撮影し撃沈した対象です。
その時よりは、形になったのでメシエ天体カタログをアップデートできそうです。

大きなフェイスオン銀河ですが、何とも淡くF値のくらい鏡筒では厳しいですね。
今回はレデューサをつけたので多少は明るくなったのですが・・
ピントが合っていないのか、シーイングが悪かったのか、何やらぼやけた作品となってしまいました。
もう少しシャープに移したいですね。短時間狙いならデジカメの高感度でとるほうが良いのかも?と思えてきました。

---
Optics:EdgeHD800 x0.7 reducer  (f=1400mm/F=7.0),
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:360secx10(1x1),RGB:300sec*2(1x1)
Mount:Takahashi EM200 temma2M / QHY 5ii /PHD2
Date:2016/1/9 @Owase



【M108 galaxy in UMa】

M108b

こちらは、おおぐま座のエッジオン?銀河です。
形状からすると不規則銀河っぽいのですが、中には紋様が見えていて、渦巻銀河を横から見ているということらしいです。

よくM97フクロウ星雲とのツーショットでとられる対象ですが、なんともつかみどころがない・・かんじですね。
この対象を単体で撮影するケースは少ないのではないでしょうか。

ただ大口径で撮るともっと模様がくっきり出て、案外と面白い対象かもしれません。
地球からの距離は4000万光年くらいだそうです。そんな対象が見えていること自体がすごいかも!
人類どころか、霊長類すら登場しない頃の光を見ていると思うだけで、「銀河萌え~」ですね。

---
Optics:EdgeHD800 x0.7 reducer  (f=1400mm/F=7.0),
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:360secx7(1x1),RGB:300sec*2(1x1)
Mount:Takahashi EM200 temma2M / QHY 5ii /PHD2
Date:2016/1/9 @Owase



【M98 galaxy in Com】

M98b_2

かみのけ座の銀河です。
ご存知の通りかみのけ座にはたくさんの銀河がありますね。
300mmで狙うと、M98,99,100が同一の視野に収まるようですが、いずれも小さいですね。
こちらも地球からの距離は6000万光年とはるかかなたです。

---
Optics:EdgeHD800 x0.7 reducer  (f=1400mm/F=7.0),
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:360secx8(1x1),RGB:300sec*2(1x1)
Mount:Takahashi EM200 temma2M / QHY 5ii /PHD2
Date:2016/1/9 @Owase


【M99 galaxy in Com】

M99_ps2

もう一つのかみのけ座の銀河です。
FaceOnで面白い形の腕が見えます。ただやはり視直径が小さいですね。
ガイドがブレていたこともあって全体にぼやけている感じもします。もう少し詳細な様子をとらえたいものです。
お隣に見える明るい星が6等星くらいだそうで、そう思うと以下に淡いかがわかりますね。

ガイドが途中で頓挫?していたみたいで、大幅に南方向にカメラがずれていてorz...
中心部のみをコンポジット(結果としてはトリミング)しております。

---
Optics:EdgeHD800 x0.7 reducer  (f=1400mm/F=7.0),
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:360secx10(1x1),RGB:300sec*2(1x1)
Mount:Takahashi EM200 temma2M / QHY 5ii /PHD2
Date:2016/1/9 @Owase



【Catalina C/2013 US10】

Catarina20160110b

春の銀河団を縦断しているカタリナ彗星です。
このあと、M51、M101とランデブーしたのですが撮影する機会がありませんでした。
ここにも小さな銀河がたくさん写ってますね。

---
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS 6D SEO-SP4,ISO4000
Exposure:60sec * 16
Mount:Vixen SXD2 / Watec 910HX /Starbook10 AdvancedUnit
Date:2016/1/10@Owase

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2016年1月 3日 (日)

御杖高原での撮影(冬の散光星雲と春の銀河)

サボりがちだったblogも三が日で一気に更新です。(笑)

年末の御杖高原2夜遠征で撮影した作品をアップします。

1日目は、
1.Takahashi FSQ85EDx0.73RD+Canon EOS 6D / Vixen SXD2
  Borg71FL+KissX4

の2鏡筒同架で、

2日目には
1.Takahashi FSQ85EDx0.73RD+Canon EOS 6D / Vixen SXD2
2.Celestron EdgeHD800(直焦点)+ QHY9 / Takahashi EM200

の2台体制で撮影をしていました。

特にFSQの方は、散開星団を撮影していたので短時間での導入を繰り返していましたし、
両日ともかなり忙しい撮影となりました。

まずはオリオン座、いかくじゅう座の赤いものシリーズということで、
FSQ85x0.73+6Dの作品を一気にアップします。
6Dで散光星雲の領域をとると、ファイルのサイズが大きくなりとても1Mには収まりませんので、Flikrにアップしたリンクを張ることにしました。フルサイズは画像をクリックしてみてください。

【オリオン座 M42、馬頭星雲、燃える木星雲付近】

M42_b

色とりどりの星と散光星雲、反射星雲、分子雲が点在する冬の代表的なエリアですね。まあすごい作品だと何時間もかけて撮影されるところなのでしょうが、今回は1時間ちょっととなりました。

撮影データ
--
Title:Orion/Running man/Horsehead/Flame(M42/M43/IC434/NGC2024) Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS 6D SEO-SP4,ISO3200
Mount:Vixen SXD2
Guide:Borg45ED+Watec 910HX, Advanced Unit
Exposure:150sec*25,30sec*8,10sec*8
Date:2015/12/19@Mitsue


【オリオン座 M78、バーナードループ付近】

Barnaeds_loop_20151220b

こちらもあまりにも有名な構図?で狙いましたが、燃える木が微妙な位置にいますね。(汗)
LDN1622とM78の対峙する姿をおさめることができました。

撮影データ
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Title:LDN1622 Barnards Loop and M78
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS 6D SEO-SP4,ISO3200
Mount:Vixen SXD2
Guide:Borg45ED+Watec 910HX, Advanced Unit
Exposure:180sec * 16
Date:2015/12/19@Mitsue


【いっかくじゅう座 コーン星雲、カタツムリ星雲】

Xmas_tree_20151219b_2

事前の構図チェックができておらず、星雲が下にはみ出ていますね(汗)
もう少し南に傾けるべきでした。
赤と青の対比が綺麗で好きな領域です。6Dだと広範囲をとらえられます。

撮影データ
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Title:NGC 2264 Cone nebula X'mas tree cluster/IC2169
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS 6D SEO-SP4,ISO3200
Mount:Vixen SXD2
Guide:Borg45ED+Watec 910HX, Advanced Unit
Exposure:150sec * 25
Date:2015/12/20@Mitsue


【いっかくじゅう座 バラ星雲】

Rosetta_6d_b

最後は冬の大三角形の中心にあるバラ星雲を
なんとなく真ん中に入れて撮影したのですが、多分縦横を逆にするともう少し赤い領域がうつったのではと思っています。
ここはAPSCクラスでとったほうが迫力がありそうですね。

撮影データ
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Title:Rosette Nebula/NGC2237
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS 6D SEO-SP4,ISO3200
Mount:Vixen SXD2
Guide:Borg45ED+Watec 910HX, Advanced Unit
Exposure:150sec * 14
Date:2015/12/20@Mitsue

最後は2000mmで撮影した春の銀河です。
この日は、気温がマイナス4度まで冷え込み、風はなくありとあらゆるものが凍り付いていました。
EDEGにもフードをまいて、ヒータ(温度Hi)をつけたのですが、補正版が終始凍り付く始末となりました。天文中年さんにドライあーをお借りして何度か曇りを撮ったのですが・・また曇りだす・・という状況に。フードを外すごとに写野がずれてしまって、LRGBを重ねると真ん中でしか合成できませんでした。orz...

後で原因がわかったのですが、ヒータが断線をしていたようで、温度Loならちゃんと暖かくなるのに、Hiではついていなかったようです。安物ヒータはダメですね。今回は大失敗でした。

とはいえ、せっかくとった銀河を2つ処理してみました。(多くのフレームが没となりましたが)

冬型のためシーイングが悪い&補正版が曇っていたこともあって、ボケボケの作品となってしまいました。それでもメシエマラソンに追加しておきます。

この日は、天文中年さんにお借りしたQHY 5L-iiをつかってBorg71FLで親子亀でのガイドに挑戦しました。QHY 5-iiよりも感度が高く、うまくガイド星が見つかってくれてまずまず成功したようです。

【M94 /Galaxy in Leo】

M94

0.5度四方にトリミングしています。
ハロが大きく広がる明るい銀河のようですね。
真ん中はもっとシャープに移したかったです。

撮影データ
--
Title:M94 Galaxy
Opt:EdgeHD800  (f=2000mm/F=10.0)
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Mount:Takahashi EM200  Temma2 M
Guide:Borg71FL+QHY5 L-ii,PHD Guiding2
Exposure:L:300secx6,R/G:300secX1(1x1) ,B:300secX2(1x1)
Date:2015/12/20@Mitsue kogen

【M109 Galaxy】

M109

3つの腕が見事な北斗七星にある系外銀河です。
残念ながらボケボケ?ですね。何枚か撮影したのですが、使えるフレームが少なすぎました。

撮影データ
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Title:M109 Galaxy
Opt:EdgeHD800  (f=2000mm/F=10.0)
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Mount:Takahashi EM200  Temma2 M
Guide:Borg71FL+QHY5 L-ii,PHD Guiding2
Exposure:L:300secx4,R/G:300secX1(1x1) ,B:300secX2(1x1)
Date:2015/12/20@Mitsue kogen

今回はたくさんの作品を一気にアップしました。
これで何とか2015年分を終了できました。

さて2016年は何から撮影しようかなぁ~。

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2015年11月 8日 (日)

M77/78 秋のメシエ天体 at 今庄

さて10月遠征分最後は、福井県今庄での撮影です。既に1か月経過ということになりますね(汗)
言い訳をしますと、いったんこのブログをメモ帳に書いていたのですが、ほぼ完成&保存する前にファイルが応答なしとなり、すべて水の泡~そしてそのまま放置しておりました。

この日の天気予報は、南がNGで北や西がいい・・ということもあり、いつもの神野山やみつえ方面は厳しそうです。
猪名川天文台に行こうかと思っていたところ、Markunさんが今庄に行く~。と連絡がはいり、それに便乗することにしました。

今庄は以前スキー場へスキーに行ったことはあったのですが、天体写真は初めてです。
高速でいくとスムーズにいけたこともあり、2時間ほどで到着しました。

この日は、以前みつえでお目にかかった、kiriさんとkkzakさんとあとお一方(すみませんお名前を失念いたしました)での撮影となりました。
残念ながら到着後いったん晴れた空は8時ころから全天曇り・・・となり、こんなことなら神野山に行けばよかった(汗)とライブカメラをみながら嘆いていました。
持て余した時間に、kiriさんが即席の画像処理講座を始めていただき、いろいろな技を惜しげもなく伝授いただけてとても参考になりました。Kiriさんありがとうございます。
そうこうしている間に11時前には雲がスーッとひいてきて、撮影をスタート~!

明け方薄明までは5時間半くらいの時間があります。この日はM33から始める予定でしたが、最初の3時間がNGだったので、くじら座の小銀河M77から撮影することにしました。

【M77/barred spiral galaxy】

M77

撮影しているときに上がってくるL画像はかなりしょぼい?感じでしたが、何とか枚数を重ねたら銀河っぽく見えるようになりました。
中心部は明るいようですが、周辺のハロはかなり淡いですね。暗い空に助けられて何とか写ってくれています。
大きさ的には2000mmで狙いたいところですが、F10だと時間がかかりそうなので1400mmくらいでちょうどよかったのかなぁと思っています。これだけ輝度が違うと処理がむつかしいですね。

撮影データ
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Optics:EdgeHD800 x0.7 reducer  (f=1400mm/F=7.0),
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:450secx4(1x1)+300secX6(1x1)
    R:240secx2 G:240secx3 B:240sec*2(2x2)
Date:2015/10/16 @Imajo
中心部分をトリミングしています。


【M78/UltlaMan nebula】

M78_4

この日のメインターゲットはウルトラの星 M78です。
以前にデジカメで撮影した対象ですが、反射星雲はなかなか淡くて、EdgeHD800では写すのが大変です。
今回は1400mm/F7で目いっぱいに狙いました。
このサイズだと迫力満点ですね~。寝ぼけていたため、露光時間のLRGB配分を誤ってしまってもう少しRGBを撮りたかったのですが、なんとかガイドも決まってくれてお気に入りの作品となりました。

撮影データ
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Optics:EdgeHD800 x0.7 reducer  (f=1400mm/F=7.0),
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:450secx21(1x1),RGB:300sec*2(2x2)
Date:2015/10/16 @Imajo

今庄で期待以上にいい空に出会えて10月度の撮影は終了です。さて11月度はどうなりますか。。。

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2015年10月28日 (水)

岡山県 大芦高原での撮影 Vol.2 / IC1805,IC1848

第2弾のアップがすっかり遅くなってしまいました。



大芦高原では、夜半前から暗くなり天の川もよく見えるようになってきました。
フルサイズで狙える対象をとなり、ペルセウス座(カシオペア)のハート星雲・胎児星雲を狙いました。

【IC1805,1848/Heart and Soul nebula】Ic1805_1848b

ハート星雲は2年ほど前に、猪名川でAPS-Cサイズをつかって狙ったのですが、空が明るく、対象は淡く、ノイズがひどく、 と3重苦のためしょりぜず放置していた対象です。
今回は淡いところもよく出てくれました。お隣の胎児星雲も輪郭がくっきりみえてますね。
この対象も1MB制限では詳細が全く見えないので、大きいサイズ版はこちらにアップしています。

撮影データ
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Optics:FSQ-85ED x QE0.73,
Camera:EOS6D SEO-SP4,
Exposure: 180secx37 ,ISO3200

Date:2015/10/11 @Ooashi




そしてこちらは記念撮影的に狙ってみました。
画角が広いのでちっちゃいですね。そのままアップするにはあまりにもファイルサイズが大きくなるので2度の範囲にトリミングしました。
フルサイズ版はこちらにおいております。(ちょっと中心を外してますね)

【NGC869 884 hΧ/ペルセウス座の二重星団】
Ngc869_884_3_t_2degree

この領域は天の川の中ということでたくさんの星があるのですが、星雲らしきものはないのでちょっと地味?な仕上がりです。
星の色はもっと彩度をあげたいところですね。

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撮影データ

Optics:FSQ-85ED x QE0.73,
Camera:EOS6D SEO-SP4,
Exposure: 180secx12 ,ISO3200

Date:2015/10/11 @Ooashi



この日は赤道儀に、Borg71FLと0.7倍のレデューサ、とEOS KissX2を載せて同じ対象を撮影しておりました。そちらの処理をしたものはこれです。

Hx_x2_t_2degree

Heuib-iiのフィルターをレデューサの前に持ってきたおかげで、このレデューサの致命的な問題である青ハロや赤ハロは消えてくれましたが、今度はGが肥大化するといった事象が・・ちょっと星の色が変ですね。そしてFSQ+6Dに比べると星が全体に大きいです。
まあこの鏡筒とカメラだとこんな感じになるということですね。

--
撮影データ
Title:NGC869 884 hΧ
Optics:BORG71FLx0.7 reducer,
Camera:EOS KissX2 SEO-SP3 3C,HEUIB-ii
Exposure: 180secx7 ,ISO1600

Date:2015/10/11 @Ooashi


あとは、他の対象もBorg71FL+KissX2で撮影したので処理しないと(汗)・・

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2015年10月20日 (火)

岡山県 大芦高原での撮影

10月の連休は、どこで撮影!?と、前日からずーっと気象衛星やら天気予報、GPVをにらみながら、いつものメンバーでケンケンがくがく?
いよいよよくわからなくなってきて、たらちゃんや天文中年さんが「それではMarkunさんに最終判断を!」と全権を委任(丸投げ?)した結果、、、

岡山県の大芦高原に行くこととなりました。

高速道路を使えば、大台ケ原よりも早くつきそうです。

準備万端、高速を使いながら、途中現地にある温泉にもお邪魔しながら到着~。
さてさてセットアップ!と思ったら、この日の鏡筒であるBabyQとCCDカメラをつなぐ接続リングを忘れてきたことに気づきました。orz....

ということで仕方なく?初めての 6D+BabyQで撮影することとしました。
デジカメをもっていっていてよかったです。

薄明後は薄雲が流れていましたが、徐々に取れてきて、PM2.5の影響もあり白めの空でしたが撮影を開始しました。

まあプランは大幅に変わりまして、せっかくのフルサイズということで、1対象目は白鳥座にある網状星雲 全域となりました。

【NGC6992-5 6960/Veil nebula】

Amiami_ps3b

とっても星も多く、星雲もたくさん見えている領域です。このココログのファイルアップロード容量制限である1Mまでサイズを小さくすると、何の写真かわかりませんね(怒)
PSから普通にJpegに書き出すと10Mを超えてましたので、サイズ10分の1では作品としてどうかなぁという感じです。

それにしてもこの領域が1ショットでとれるフルサイズはやはりすごいです。これだけ繊細かつ詳細に写ってくれるのがフルサイズの実力なのでしょうか。

ただ写真の右側(西側)には、赤っぽいカブリが出現。。処理で何もしていないのですが、これってカブリ?なのでしょうか? 分星雲があるという噂(都市伝説)も聞いたのでカブリ補正とかは全くせずそのまま放置をしています。

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Optics:FSQ-85ED x QE0.73<f=328mm/F=3.8>,
Camera:EOS6D SEO-SP4,
Exposure: 180secx24 ,ISO3200
Date:2015/10/11 @Ooashi

2つ目の対象は勾玉星雲付近です。

【IC410・405 M36・M38】

ぎょしゃ座の5角形の中には、こんな派手な領域が・・・
IC410とIC405の間にある目印の6つの星の色も違うことがわかりますね~。

Magamaga_final_b

広域に撮るのも楽しいものです(笑)
まさに怪我の功名でしょうか。
この領域にはいろんな色の星や星雲が広がっています~。

---
Optics:FSQ-85ED x QE0.73<f=328mm/F=3.8>,
Camera:EOS6D SEO-SP4,
Exposure: 180secx30 ,ISO3200
Date:2015/10/11 @Ooashi


この日はあとhxやHeart and Soulなどいくつか撮影しておりますが、処理ができるのはまだまだ後になりそうです(汗)

ご一緒したMarkunさん、天文中年さん、たらちゃん いろいろと忘れ物をお借りしたり、調整をお聞きしたりといつもながらありがとうございました。

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2015年10月 6日 (火)

しらびそ高原 遠征記(Day2)

さて2日目はゆっくりとお部屋で睡眠をとった後、ハイランドの周りを少し散策しました。

素晴らしい天気で、南アルプスの山々が綺麗に見えました。

Img_6702

改造カメラなので、ちょっと色が変(カメラ機能のWB修正のみ)ですが、フルサイズでとる写真はなかなか鮮明で綺麗ですね。


こちらは、南アルプスの説明付です

Img_6706

CameraRawで現像してみました。
こんな感じ?


そしてハイランドしらびそも記念に1枚

Img_6710


と、2日目の日中は素晴らしい空だったのですが、日が沈むころから湿度がすごいことになり、薄明が終わるころにはまたまた雲の中・・・ということでしばらく撮影ができない状態となりました。

それでも何とか晴れ間を狙ってこの日のメイン対象であるM31を撮り続けます

【M31/Andromeda Galaxy】

M31_20150913b_2

断続的に雲が出て、ガイド星を見失うような状況が続きましたが、FSQとBorg71の2台でとり続けてなんとか合成・処理しました。
Borg71の方は、広域の撮影をしたくて6Dをつけたのですが、QHY9で撮影したものの4割くらいが雲の通過で没になったので、画角が合わないながら無理やり重ねて見ました。

CCDでの撮影は今年が初めてなので、今までの中では一番よく写ってくれたと思います。

---
Optics:FSQ-85ED x QE0.73<f=328mm/F=3.8>,
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:300secx8,R:240sec*2<2x2>,G:240sec*2<2x2>,B:240sec*4<2x2>

Optics:BORG71FL x 1.08 flatner <f=432mm/F=6.1>,
Camera:EOS6D SEO-SP4,
Exposure:300secx8 ,ISO 4000,

Date:2015/09/13 @Shirabiso


そしてもう一つの対象は、メシエ天体です。

【M52,NGC7635 /Open Cluster in CAS,Bubble nebula】

M52b_2

以前大台ケ原でとった時は、もう少し南側を狙ってバブル星雲(NGC7637)とクワガタ星雲をメインでとったため、画角の左端に写ったM52は、卵型に伸び、強風も相まって悲惨な状況でしたが、今回はとにかく中心に入れるようにしました。それもこれもメシエ天体マラソンのためです。(笑)

おかげでクワガタ星雲(SH2-157)が上半分のみ登場となりました。
でもいいんです。M52とバブル星雲の共演や横向けの画角だったおかげで、右はしにやや派手な SH2-158が写ってくれました。
このあたりの領域は星の色も変化に富み、Hαの赤い領域の濃淡もありとてもきれいですね。
散開星団の場合は、周りにある星雲や星団などを一緒に撮影するのも楽しいです。
この作品もそうですが、CCDで捉えると短時間でも星が綺麗に写ってくれます。

--
Optics:FSQ-85ED x QE0.73<f=328mm/F=3.8>
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:300secx3,R:240sec*2<2x2>,G:240sec*2<2x2>,B:240sec*2<2x2>
Date:2015/09/13 @Shirabiso

ということで、初めてのしらびそは快晴!とはいかないもの楽しい遠征になりました。

ご一緒した皆様お疲れ様でした。

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