遠征記

2017年9月17日 (日)

アメリカ皆既日食旅行記(5日目)

アメリカ皆既日食旅行記 (5日目~)  8/22~8/26

さてLAについて翌日にはAnaheimのDisneyResortへ移動です。
LAXからアナハイムの往復にSupershuttleを利用しました。
HPから簡単に予約できて時間に正確に送り迎えがきてくれました。乗り合いですが3グループぐらいでしたので
45分くらいで着きました。
Uberとかもかなりスマホを使って発展しているようですが、このシャトルもSMSをつかったやりとりで便利でした。

ShuttleBusはこちら

TripAdviserとかでは評価は二分されているようなので、私は運がよかったのかも?ですね・・

DisneyResortでは2泊3日で丸ごとParkをEnjoyしました。

施設は全体的に古い感じはありましたが、大きな混雑もなく乗り物を乗ることができました。
アトラクションに乗る前に荷物を預けることもなく、事前のチェックとか説明は適度な感じで
あとは自己責任?みたいな空気を感じました。
そのおかげで、お客様の回転が速いのではと思いました。サービスは過剰がいいのか不足しているくらいがいいのか・・

【DisneyLand and California adventure】

Disney

8/22,23,24と
8/25の午前1時の便で羽田へ時差もあって日本についいたのは8/26の午前4時ころでした。そのあと伊丹へ移動し帰路につきました。

【大阪の空】

Itami

大阪の天気は曇りでした。旅行お疲れさまでした~。
確かこの新月期もNGだったみたいで・・日本の天気はずっとすっきりしませんね。。

---

アメリカ皆既日食総括

 

さて、楽しかったアメリカ皆既日食を総括したいと思います。
まず皆既日食の最終画像はこちら。(先日アップしたものと同じです)

【皆既中の太陽】

Corona_hdr_s

--
撮影データ
 Opt:Mini Borg71FL x 1.4 テレコンバータ(f=560mm F=7.9)
  Camera:Nikon D810A DXモード ISO200
 Mount:SWAT-200
 Exposure:BKT撮影
 1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2の9枚露光 (BKT設定 9段、間隔は1.0)

 Proseccing:Photomatix-ProによるHDR合成
      ステライメージによるローテーショナルグラディエント
      Photoshopによるレベル調整


このときのコロナ画像はこちら

【Nasaページより】

Eclipse_composite_2017_without_cred

--
コロナの外に広がるStreamerの様子がよくわかります。
まさに地球から見た姿と同じですね。


100年ぶり?にアメリカ大陸を横断する皆既日食。
アメリカ中、世界中が熱狂したと思います。

選択肢が多い分、どこで観測するか! が結構重要だったのかなと。。
私はOregon Madrasを選択しましたが、そのほかの地区でも概ね良い天気だったみたいです。

ただ当日の衛星画像を見ていると、雲がある地区も・・

【2017/8/21の衛星画像】

Weather

西海岸は晴れ、Wyomingは雲がかかるところが(Casperは薄雲だったようです)
当初検討していたKansas Cityは雨模様? 
雲量が60%以上と予想されたNashvilleあたりまで行けば雲が薄くなっていますね。

こればかりは結果論ですが、たくさんの方が観測できてよかったです。

奄美大島での皆既日食リベンジをかけて、アメリカ皆既日食ツアーとても素晴らしい体験になりました。
本当に忘れられない思い出です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017年9月11日 (月)

アメリカ皆既日食旅行記(3日目)

3日目 Portland→Madras 超ハードな?車の旅 8月20日

さて日食前日の朝にはホテルを出て、途中Walmartで買い出しをして、Mt.hoot経由でMadrasに向かいます。
Walmartでは食べ物と、持参してこなかった防寒着、折り畳みの椅子などを買いました。

コンパクトサイズの折り畳みの椅子が1個しかなかったので、在庫がないのかと店員さんに聞いたところ、
「ちょっと前にお客様が来て、店にあるいすや机を買い占めていったので売り切れだと・・」
たぶん日食観望のお客さんだったんだろうなぁと思いました。みんな考えることは一緒ですね。

PortlandからMadrasまでは、ハイウェイ26号線の一本道を東へ。普通に行けば2時間半くらいの距離です。
アメリカ中が皆既日食のために大渋滞がおきるとの予測でしたので、これから先どうなるか?と出発しましたが、大きな渋滞もなく車は流れています。
時間がありそうだったので、途中Mt.Hootの山麓にある、Mt.Hoot Meadows立ち寄りました。
コロンビア渓谷や素晴らしい滝があるようでしたがあまり下調べができてなかったこともあり、今回は断念です。
あとで分かったのですが、通り道に3か所くらいあったようで・・惜しいことをしました。(準備不足を反省)
Mt.Hoot Meadowsには、たくさんのキャンピングカーが夏休みを楽しむために滞在をしていました。
リフトをつかって山の上まで行くことができるようでしたが、元気も時間的な余裕もないので、高原の花々を散策してみて、そのままMadrasに向かいました。

【Mt.Hoot】

Mthoot

---

さて皆既日食の観測地は、MadrasのSolarTownというところです。
CampingSiteへの道順も案内サイトのDirectionに掲載していました。

【Camping At Solartown】

Solartown

言葉の説明だけで、付近の地図がなくてわかりにくかったです。
GoogleMap頼みですね。



【Road to RV site】

Go_to_madras_rvsite

GoogleMapを眺めながら案内通りに移動すると、入口の直前から長蛇の車の列が・・・全く動かなくなってしまいました。
あと1マイル。車だと2分くらいの距離なのですが。。
ここから駐車場に入るまで、3時間かかりましたorz..Madras郊外までは渋滞もなく順調だったのに・・
早めに出たのにこんなにかかるとは。車を止めたころには夕方になってしまいました。

【大渋滞】

Jam

アメリカの人って、渋滞で車が動かないと、車の外に出るんですね。動かない先がどうなっているか、うろうろしていて面白かったです。
途中に簡易トイレもあったりと、あるいみ用意周到のRVサイトですが、もっと早く車を入れられないのかと。
どうやら3方向から車が合流していたようで、本当に大変な目にあいました。

空からはパラシュート帯が降りてくるパフォーマンスなど盛り上がってましたが、厚ーい雲が垂れ込めて明日の天気が心配です。
そんなこんなしているうちにようやく入口にたどり着きました。

RVサイトにようやく入ったところ、すでに駐車スペースにはすごい数の車(RV、キャンピングカーなど)が所狭しと駐車しています。
帰りのことも想定し、奥の端っこのスペースに車を止めました。
たくさんアメリカの方々が、SummerVacationを楽しんでいます。移動式のキッチン&リビングとそれを引っ張ってきた車や、特大のキャンピングカーなど本当にたくさん並んでいて圧巻でした。
日本だとこんな光景は見られないですよね。家族や友達10人近くで来ている車もあって、なんかうらやましい感じです。
このサイトは5日前からオープンしていたようなので、最初から滞在されている方が圧倒多数?のようです。
キャンピングカーでのんびりとバカンスを過ごす。日本だとテーマパークや体験型のツアーとか休みの時出かけると、お金ばかりかかります。
こんな何にもないところで、5日間も滞在って何をするのかなぁと思いがちですが、このあたり文化の違いを感じることができました。

車を止めたお隣さんも5日間滞在しているとおっしゃってました。家族連れで、望遠鏡も持ち込んで、日食グラスも大量に仕入れてました。
怪しげな日本人の私たちにも気さくに声をかけてくれて、お部屋の中も案内してくれました。

【Madras Solartown RV Site】

Img1153


【Madrasの夕暮れ】

Img1154

そんなこんなで時間がたちMadrasの夕暮れ時に。何やら西の空から晴れ間が見えてきました。これは明日期待が持てます。

夜、周りが寝静まったころにはキャンプの明かりも消えて、濃い天の川がズドーンと空にアーチをかけました。
快晴です! やったぁ。。
緯度が45度と高いこともあって、深夜空を見上げると西の空には夏の大三角形が、東からは牡牛座、ふたご座、オリオン座、ぎょしゃ座と冬のダイアモンドが見え始めました。
フォーマルハウトも入れてたくさんの1等星が見えてにぎやかな空です。北の地平線の上には、沈まない北斗七星が見えています。
ただ北には道路沿いに煌々と明るい光源があったので星景写真は断念しました。。
雰囲気だけこんな感じです。 

【Madrasの北の空】

Madras_north

明日に備えて極軸を合わせてみようということで、今回持参したSWAT-200とポラリエをセッティングして北極星をのぞき窓から導入してみました。
アメリカ西海岸の方位磁針の偏角は、15度ほどあり北極星がないとなかなか北に赤道儀を向けるのはむつかしそうです。
セッティングしたのですが、やはりオープンスペースということもありそのまま朝まで放置するのはためらわれました。赤緯の角度だけを合わせて
いったん車の中に格納し、翌日朝から太陽を使って極軸を調整することにしました。
しかしこれが致命的なミスを犯す原因となってしまいました。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年9月10日 (日)

アメリカ皆既日食旅行記(2日目)

2日目 Denver→Portland ~西海岸へ戻れ! 8月19日

翌日はDenver市内を散策し、Denverの動物園に行ってきました。
タクシーを使おうと、中央駅あたりをうろつきましたが、タクシー乗り場もなく、こんなことならホテルに呼んだらよかったと後悔をしました。Uberの乗り場とかはありましたが、TaxiはUberに駆逐されちゃったんですかねぇ。

駅にバスターミナルがあったのでそこにいた職員さんに動物園への行き方を尋ねることに。。

そこに停車しているバスに乗って、「Stout」通りで下車、17th通りに1ブロック歩いて、「Stout 17th」からRT32のバスに乗れ・・・

とのご指示が。 どうやら直通バスがないので、乗り換えが必要みたいです。
教えてもらった通りに1つ目のバスを乗って下車し、次の動物園行きのバス停にたどり着くも、時刻表もなくいったいいつ来るのか全く分かりません。
こんな時のiPhoneとばかりに、Denver市内バスの時刻表を検索し確認すると、なんと1時間に一本で15分ほど前に行ったばかりであることが判明しました。orz...

仕方がないので、近くにある大きなホテルを探してそこからTaxiでDenver zooに移動しました。
Taxiの運転手さんにチップをはずんだせいか、帰りに電話をしてくれたら迎えに来ると電話番号を教えてくれました。
帰りはちゃんと計画的に時刻表でRT32のバスの時刻を調べて、バスを乗り継いで帰りました。

あまり人通りがない?という印象のDenver市内でしたが、動物園は家族連れでとてもにぎわっていました。
広大な敷地に、木や草が生い茂った自然のままの広いオリなので、まずは主役の動物がどこにいるのかを探すのが大変です。(笑) FeedingTimeとかでキリンに餌を挙げたりできます。
なぜかいたるところにDinasourの実物大?模型が動物のごとく置いてあって、吠えたり動いたりと。。アメリカの子供たちは楽しそうに恐竜とたわむれてましたが、動物と恐竜の共演は、何やら不思議な感じがしました。

子ども曰く、和歌山のアドベンチャーワールドの方が凄いって。。
まあ確かに海の動物は少なめですが、いわゆる市営動物園としては規模も大きく素晴らしいと思いました。
日本だとコンクリートとかのうえにライオンとかが寝そべっている印象ですが、広い場所で自然にちかい環境でいる動物は楽しそうですね。
Denver郊外にはこの動物園の近くには植物園や自然科学博物館などの施設があるようで、1日は楽しめる感じでした。

【Denver zoo】

Denverzoo

---

さてあわただしくも夕方の便で、Denver→SaltLakeCity→Portlandへ移動です。
この移動はDelta航空を使いました。機材は結構古い感じ?
こんな便ですから、誰も日本人とかは乗っていないだろうなぁと思っていたのですが、SaltLakeCityに向かう便では、たまたま隣に座られたのは日本の女性の方で、早々にCAに流ちょうな英語で頼んで確保された毛布を譲ってくださいました。感謝です!

SaltLakeCityはトランジットで通ったのですが、空港から見た風景は、アメリカの荒野そのもの。冬季オリンピックが開催され、モルモン教の聖地?として有名な場所ですね。Deltaのハブ空港になっているようで、今回idaho州のレクスバーグやWyoming州のジャクソンなどで観望するツアーはSaltLakeCityからの移動というものもあったようです。
イエローストーン国立公園やグランドティートン国立公園に行く場合も、ここからのツアーが主流でしょう。

ずいぶん昔、大学の頃にアメリカに住んでいた友人の案内で、Oregon州のPortlandから車でイエローストーンやグランドティートンを巡ったことを思い出しました。間欠泉のOld faceful geyserを見たり、バッファローを見たり、グランドティートンの美しい山々とかいまでも記憶に残っています。

こういった旅行もインターネットを使えば、事前に予約や調べものができ、カーナビまで使えて、ずいぶんと情報量が増えましたね。
アメリカ皆既日食旅行で行ってみたいなぁと思いましたが、今回はディズニーランドを組み込んだので断念しました。(笑)

【Salelakecity AirPort】

Slc

---

SaltLakeCityを出発し、Portland国際空港に着いた後は、AVISのレンタカー窓口に行って、車を借りました。KIAのオプティマです。MazdaのカペラとかTOYOTAのカムリー?とかいくつか選択肢がありましたが、なんとなくオプティマを選択しました。
予約していたスマホ版のカーナビの操作を説明してもらいましたが、車は駐車場にあるものを勝手に見つけて乗るようなシステム(出口で係員がチェックしますが)なのに少し驚きました。

日本みたいに傷のチェックはないと聞いてましたが、車の操作方法がわからなかったらどうするのかなぁ。。
ちょっと古いタイプの車?で、エンジンは鍵をまわしてかけるタイプ、サイドブレーキも足を踏むタイプだったので、昔の車?を思い出して操作しました。
右ハンドル、右側通行は初めてでドキドキの出発です。

地球の歩き方「アメリカドライブ旅行」を事前に熟読して、道路標識やハイウェイの乗り方、ルールなどをみていたのですが、いきなり実践だったので戸惑いました。
ホテルまでは25分くらいの距離でしたが、迷いながら到着しました。

一番むつかしかったのがハイウェイです。みんなかなり高速で飛ばしているので、一番遅い車が走るはずの右車線を走っていると、突然ExitOnlyになっておりたくない出口で出る羽目に・・
次の出口だったのにと焦りながら、ぐるっと回っての移動です。
ハイウェイとかは、右車線に移るタイミングがむつかしいですね。

Portlandのホテルでは、ホテル内にバーがあったのでアメリカンな夕食をとりました。
ホテルで出会った日本からの家族の方は、Salemで観望予定でホテルが取れないのでPortland滞在。前日に下見をしてホテルに戻り、当日の朝に移動するとおっしゃってました。
またインドの方は、Madrasで観望予定で、前日の夜中に移動と言ってました。
やっぱりみんなホテルは取れないんですね。皆既日食観望予定の方々と情報交換で来て、ちょっと気分が盛り上がってきました。

1日目、2日目と単なる旅行の日記となっておりますが、自分の思いで記録用に記しております。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017年9月 9日 (土)

アメリカ皆既日食観測記(1日目)

今回のアメリカ皆既日食は皆様もご存知の通り皆既食帯がアメリカ本土を横断するという好条件のものです。

【アメリカ皆既日食帯 From NASA】

 Eclipse_path

日本出発の有名どころの観望ツアーはアメリカでも50万~80万円が相場のようで、アメリカなのにその価格?という感じです。
(出発直前にはもう少し安いツアーも売られていたようですが)

折角アメリカに行くので他の観光も自分が行きたいところを織り交ぜたいということと、普段使いのUnitedAirlineカードのマイルが溜まったこともあり完全個人手配で旅行計画を立てました。

準備は1年半くらい前から始めましたが、晴天率が高そうな西側の皆既帯に近いホテルは予約と取ることができません。
(いつ発売になるかがわからず、すぐに売り切れるためむつかしかったです)

そこで、皆既日食前日はレンタカーで、日食用に開設されたRVキャンプサイトに滞在する計画を立てました。

まずは特典航空券を予約する必要があり、いずれの方面にいくのもアクセスがよさそうなアメリカの中央部であるCororado州のDenver行きを予約しました。
できる限り少ないマイルでいく方法を探って、
行きは 伊丹→羽田→San Francisco→Denverの2回乗り継ぎ、
帰りはAnaheimのディズニーランドに行く計画をたてたので、LosAngels→羽田→伊丹としました。

さて、皆既日食の観測地ですが、雲量を予測したものによると、西海岸のカスケード山脈を超えたOregon州の西側やIdaho州、Wyoming州あたりが条件がよさそうです。
あとは空港からアクセスのよさそうな都市を選ぶことになります。

Wyoming州のCasperとOregon州のMadras、Salem、ミズーリ州のKansas Cityあたりがよさそうです。

そこで、特典旅行が使えるDenver-Casperのチケットを予約しました。

皆既日食前日の宿泊施設はともかく、アメリカ国内の移動手段は数か月前でも予約が取れそうな状況でした。
いろいろと迷いましたが最終的には、Oregon州で観測することを決めて、DenverからPortlandに移動をすることに・・

結局、Denver-SoltlakeCity経由-Portlandに移動することになり、アメリカ大移動の旅となってしまいました。

【アメリカ国内飛行機のルート】

Travel_map



ーーー

【1日目 伊丹→羽田→San Francisco→Denver ~ひたすら移動 長い8月18日

日本からはほぼ1日かけての移動です。トランプ政権となって手荷物検査や入国審査が厳しいらしいという航空会社の指摘もあり、アメリカでの乗り継ぎはちょっと長めの便を選びました(当初予定の便がスケジュール変更で時間が20分くらい早まったこともあって)トランジットで4時間くらいSFO空港で待つことになります。

3回の乗り継ぎですから、いつ荷物が出てこなくてもおかしくない。。ということで、必要最低限のものと機材は手荷物で持ち込みます。
NikonD810AとBorg71FL+1.4Xテレコンバータとポラリエと三脚(小)あとは自由雲台などが詰め込まれたバッグをX-Rayに通すのですが、伊丹空港では、これらすべての金属物を出しての検査となってしまいました。後で分かったことですがここでの検査が一番厳しく(めんどくさく)て、時間がかかりました。

羽田やアメリカの空港では、チェックインをするときの預ける荷物の検査(旅行者がやるもの)もなく、スムーズでしたが、伊丹だけはこの荷物検査に長蛇の列です。
もちろんアメリカ便なので、スーツケースに鍵をかけることはなく、Inspectionしたという紙も入ったりしてましたが、、
伊丹はインフラが古いのでしょうか? 海外の人にとってもこのシステムは不便に見えるでしょうね。

さて飛行機3便は予定通りに運行され、荷物も無事Denverに到着していたので、Denver市内へ移動です。

Denverの気候は1年を通じて乾燥し、日中は暑いが夜は涼しくなる夏と、日中は穏やかなものの夜は冷え込みの厳しい冬に特徴付けられ、気温の年較差と日較差のともに大きい、
四季のはっきりした、しかし天気の変わりやすい、高山性の気候だそうです。

【Denver市内】

Denver

Denver空港から市内へは、直通の電車が走っていてとても便利です。
アメリカですから改札とかはなくて、自分で切符を買って乗り込むと社内で車掌さんが検札にまわってきます。40分くらいで市内に到着、近くのホテルまでは歩いて5分でしたので無事チェックインできました。

この日の夜は、これまたホテルから徒歩5分で行けるBallPark「Coors field」で、大リーグの試合を観戦しました。
コロラドロッキーズ vs ミルウォーキーブリュワーズ というこれまた渋い試合でしたが。。
このスタジアムは標高1600mあって、ボールがよく飛ぶことで有名らしいです。この日のゲームもホームランも何本も飛び出し、ホームのロッキーズが快勝ということで、盛り上がっていました。Internetでチケットが買えるので、大リーグ観戦も気軽に行けますね。

【Colorado Rockies】

Clr

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アメリカ皆既日食

もう9月ですが・・・
8月21日のアメリカ皆既日食を見に行ってきました。

ツアーではなくて個人手配での旅行でした。
素晴らしい皆既日食を見ることができたので本当によかったです。
キラリンと光るダイアモンドリングや、黒い太陽の周りいっぱいに広がったコロナを見たときは感動ものでした。。

【第2接触の前】

C2

ベリーズビーズやプロミネンスが肉眼でも見えました。
C2は正確にはダイアモンドリングとは言わないそうですね。

--
撮影データ
 Opt:Mini Borg71FL x 1.4 テレコンバータ(f=560mm F=7.9)
  Camera:Nikon D810A DXモード ISO200
 Mount:SWAT-200
 Exposure:1/500秒
 Proseccing:Jpegファイルそのまま



【皆既中の太陽】

Corona_hdr_s

双眼鏡で見るとコロナのStreamerやプロミネンスがばっちり見えます。
写真では多段露光をしてHDR合成することで、その時の雰囲気を再現できます。

それにしてもStreamerがきれいです。
そしてこの素晴らしい皆既時間はあっという間に過ぎてしまいました。

--
撮影データ
 Opt:Mini Borg71FL x 1.4 テレコンバータ(f=560mm F=7.9)
  Camera:Nikon D810A DXモード ISO200
 Mount:SWAT-200
 Exposure:BKT撮影
 1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2の9枚露光 (BKT設定 9段、間隔は1.0)

 Proseccing:Photomatix-ProによるHDR合成
      ステライメージによるローテーショナルグラディエント
      Photoshopによるレベル調整


【第3接触】

C3_3

太陽が見えてきました~
プロミネンスの横から出現です。
皆既時間は2分1秒 早い!

--
撮影データ
 Opt:Mini Borg71FL x 1.4 テレコンバータ(f=560mm F=7.9)
  Camera:Nikon D810A DXモード ISO200
 Mount:SWAT-200
 Exposure:1/500秒
 Date:20170821 10:21:40
 Proseccing:Jpegファイルそのまま

【3カラットくらいありそうなダイアモンドリング】

C3_2

--
撮影データ
 Opt:Mini Borg71FL x 1.4 テレコンバータ(f=560mm F=7.9)
  Camera:Nikon D810A DXモード ISO200
 Mount:SWAT-200
 Exposure:1/500秒
 Date:20170821 10:22:00
 Proseccing:Jpegファイルそのまま

いろいろなハプニングも含めてとても楽しかったアメリカ旅行記をblogに自分の備忘録として残しておきたいとおもいます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年4月22日 (金)

すさみでのDSO観望

先週末は月も半月を過ぎて、星見ではなくて、白浜アドベンチャーワールドに行く予定をしていておりました。

ところが4月の新月期は天候不良にて坊主?状態・・。
そんな時にどうやら金曜日は晴れそうという予報で思い切ってすさみまで行くことにしました。

一人では寂しい・・ので思い切って和歌山のTさんに聞いてみると、なんとこの日は出撃予定で、すさみまで来ていただける・・ということでご一緒いただくことになりました。

月の入りは2時前なので、薄明が始まる4時までの2時間が撮影の勝負です。
さそり座付近を2対象くらい撮りたいと思っておりました。

仕事が終わってからなので到着は22時半をまわってから。。それにしても高速道路ができていて、渋滞がないと途中休憩をしても3時間ほどで到着するんですね。
すさみにつくと既にTさんはセットアップを終え、車で仮眠されていたようですので私もボチボチとセットアップを始めました。

何だかんだで1時間くらいかかってセットアップを完了。今日はSXD2とε130の組み合わせで撮影します。

ちょうどその頃Tさんも仮眠を終えられて、ドブソニアンをセットアップ始められました。

それにしても月が明るい。。。12時過ぎから撮影を始めましたがISO3200で2分露光すると真っ白に・・。ISO2500に落として、バーストして注目度がアップしたLinear 252Pを撮影しました。

【Comet Linear 252P】

252p_linear_20160416b

Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:EOS 6D ISO3200
Exposure: 120sec x10
Date:2016/4/16 @Susami

このエメラルドグリーンが「The 彗星!」という感じですね。
散光星雲や銀河ではグリーンの天体とかはあまりなくて、一部の惑星状星雲とかに限られるのですが、彗星はエメラルドグリーンのモノが多くとてもきれいです。

さて彗星を撮った後は、3月に御杖で撮影したアンタレス付近の続きを撮影できるようにセットアップします。
月がまだ明るいので、慎重に同じ画角になるように調整して・・1時半から撮影スタート。
月は西に傾くのにどうして、かなり空が明るいです。御杖でとった時とは大違い。なぜなの・・と思いながら
そらが暗くなるのを待ちます。

そしてここからはDSOの観望タイムです。
そのために(?)Tさんにご一緒いただいたといっても過言ではありません(汗)
最近メシエ撮影マラソンを完了し、夏の対象としてたくさんの球状星団が見頃・・ということで、大観望タイムです。

午前1時半頃はまだバックグランドが明るく、シーイングも今一つだったので球状星団をみていても星が分解しない状況でしたが、2時を過ぎてからは驚くほどそらが落ち着き、かつシーイングも良好!ということで、本当に最高の観望をすることができました。
約2時間、メシエ天体だけで25対象、他も併せて30対象以上を観望。じっくり堪能することができました。忘れられない観望となりました。

以下観望記録です。
---
M104 おとめ座ソンブレロ銀河】
 中央の暗黒帯がバッチリみえている。特に下半分(南側)が明るく帽子のように広がる銀河が確認できた。

M5 へび座の球状星団】
 ミツバチが飛んでいるみたいな星の配置。大きい。

M4 さそり座の球状星団】
 これは・・視野いっぱいに広がるくらい大きい。写真ではわからなかったけど眼視するとハートの線が見えてくる。

M19 へびつかい座の球状星団】
 リクエストをして見せてもらいました。全天の無数の球状星団のなかでも扁平率が高い(0.6くらい?)球状星団です。
 ドブでみるともやーっと縦長に広がっていて、倍率を上げると縦長の姿を見ることができました。
 どうして丸くないのか・・そんな不思議な球状星団です。

M62 へびつかい座の球状星団】
 M19を南に降りると、さそり座にほど近いところにある。真ん中にギュッと集まっていて中央が明るい。見事!

NGC6144 アンタレス付近の球状星団】
 さそり座カラフルエリアにあるちいさな球状星団。写真でとるとアンタレスの右上に写る。
 ドブでも見えた。淡くて小さい。

M80 さそり座の球状星団】
 アンタレスの北側にある。中心部に星が集まっている星団。特に倍率を上げると中央付近に星が丸く集まっている様子がよくわかる。

M9 へびつかい座の球状星団】
 銀河中心部に位置する球状星団。小さいけどこれも丸くてまとまりがいい。星の集積度、形などバランスが取れている。

【NGC6342 へびつかい座の球状星団】
 M9の南側。小さな微光星がもやーっと広がっている。

M10 へびつかい座の球状星団】
 へびつかい座のホームベース方のど真ん中にある球状星団。S字が2つクロスしている感じ。

M12 へびつかい座の球状星団】
 中心部から少し離れたまわりに明るい星が見えている。

M14 へびつかい座の球状星団】
 この日視た球状星団の中で一番印象に残った。ほかの星団が小石の集まり?とすると、これは砂が集まった感じで星が小さい。
 写真でとると白ではなく、黄色っぽく写るのが印象的な星団だ。

M107 へびつかい座の球状星団】
 ちょっと地味な印象。メシエ天体であるが暗くて小さい。

【Comet Linear 252P】
 目下へびつかい座を移動中のリニアも見た。
 よく見えている。分解ができていない球状星団のように大きく丸く広がっている。

M92 ヘラクレス座の球状星団】
 M13に隠れているがひそかに立派なヘラクレス座の球状星団。
 期待通りドブソニアンでも明るく大きい姿を確認できた。かなり中心部の集光が強い。

M13 ヘラクレス座の球状星団】
 北天No.1の球状星団。大きい大きい1 そして中心を横切るS字が見える。

M8 干潟星雲】
 ここで散光星雲も観望。明るいですね。OⅢフィルターを入れると、ぼあっと干潟が浮かび上がり、暗黒帯も見える!

M20 三裂星雲】
 フィルターでバッチリ4つに分かれているところが確認できる。見事。

M22 いて座の球状星団】
 これも見たかった球状星団。大きい。広がっている。そして眼視だと扁平(横につぶれる)の様子がよくわかる。
 これはしっかりと撮影もしたいです。

M11 たて座の散開星団】
 これも有名な星団。撮影してもそうですが、散開星団とは思えないくらい集積していて・・
 眼視だと四角い球状星団みたいに見える。

【M24 バンビの横顔あたりのStarCloud】
 まずはバンビの目(暗黒帯)そこだけを見ても分からないが、ドブを動かすとそこだけ星がないということに気づく。
 B92とB93である。少しドブを西に動かすと小さな散開星団があり暗い星がいっぱい見える。

M7 トレミーの散開星団】
 球状星団とは違って、青くて若い星がたくさん散らばっている。

M6 バタフライ星団】
 その名の通り、蝶々が羽を広げているように見える。青白い星の中にあるオレンジの星が何とも綺麗。

M17 オメガ星雲】
 ちょうど中心の明るい部分がフィルターなしでも白鳥が泳ぐように見える。
 フィルターを付けるとぼあっと星雲が周りに広がる。

M16 わし星雲】
 フィルターなしの場合は、星雲というよりも中心部の散開星団がメインでみえる。
 フィルターを使うと周りに立体的なわしの姿が広がってきた。2度おいしい?対象だ。

M57 リング星雲】
 シーイングがいいと、ドーナツの外周が同じ濃さではなく、濃淡があるように見える。
 真ん中の部分も淡く広がっている。中心星はよくわからない。

M27 あれい星雲】
 これは大変よく見える。M57に比べて大きい。銀行のマークがはっきりわかる。フィルターを付けるとすこしへこんでいた周りの淡いところが見え始める。
 この星雲は明るい。

M51 子持ち銀河】
 実はこの対象を最初に見たが、その時は背景も明るく、あまりよく見えなかった。
 もう一度に見たときはシーイングもよく、大小の渦巻が回っている姿や、小さな渦巻きにある暗黒帯も見ることができた。

【網状星雲】
 まずは導入しやすい?右側(東側)から。フィルターなしでも見えた!
 フィルターを付けると複雑にらせん状に絡まっている様子が鮮明に見える。これは見事。
 そして次は左側(西側)を、、こちらのほうが明るく太い。ドブソニアンを動かしながら端から端までみた。

【土星と火星】
 薄明前に土星と火星をみた。土星は3つの衛星がみえていた。
 火星は極冠らしき白い部分が確認できた。

---

さて、観望の間デジカメで撮影していたさそり座アンタレス付近といて座のM24 バンビの横顔付近ですが、
なんと・・残念な結果に。

遠征前にε130の主鏡セルの爪を丸く切ったリング状のものに交換をしたのですが、ニュートン初心者のためか致命的なミスを・・
主鏡セルを固定していたサイドにある3つのネジや上から抑えるネジを緩まないように・・・と強く締めすぎたため、星がおにぎり型に写ってしまいました。(泣)
これらのネジは緩まない程度にそおっと締めるのが鉄則みたいです。

おにぎりを集めたバンビちゃんですが、戒めの意味も込めてアップします。

【M24 StarCloud in Sgr】

M24_starcloudb

個人的には撮りたかった画角に決まってくれていただけに残念です。
拡大表示して笑うのは禁止です(汗)

Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:EOS 6D ISO3200
Exposure: 180sec x24
Date:2016/4/16 @Susami

かえってさっそく主鏡の詰めをいったん元のモノに戻してネジを緩めましたが、まだテストができていません。
明るい星を使って、アイピースで星像を確かめたところ、同心円は中心をややははずしてしまったのですが、とりあえず丸く見えていました。
その後再度調整をしたものの曇られてしまい確認できておりません。

週末晴れたらもう一度光軸調整をしてテスト撮影をしたいです。(天気が悪そうですが・・)

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2016年2月21日 (日)

FSQ85 直焦点でのDSO for Messier Objects

限られたくらい夜でできる限りの作品を撮りたい・・ということもあり、最近は遠征をすると2台体制で撮影をする機会が増えています。

設営や後片付けが大変なのですが、ひと月に数日しか撮影できるチャンスがないことを考えると、つい欲張ってしまいます。

2月の熊野の遠征では、落ち着きがないEM200の隣で、すっかり慣れたSXD2を使ってFSQで春の銀河(広範囲)を放置モードで撮影していました。
メシエナンバーがつくだけで、8つと大漁です。

ところで、今回は初めてガイド鏡を軽量のものに変更しての撮影でした。
Kowaのf=100mm小型レンズWatec 910HXを、
Kastecの Q5L-100/75 GSS用フード・キャップ・リングセットにのせて、アルカスイスのアリガタアリミゾでFSQに取り付けます。

いつもは、Borg45ED(f=325mm)をガイド鏡に使っているのですが、今回はEdgeHD800用につかったため、小型化したガイド鏡で試しました。

100mmと1/2インチのセンサーということもあってか、アドバンスドユニットでのキャリブレーションでは、movement is too smallのエラーが出てなかなかキャリブレーションがおわりません。x4にしてなんとか終了しましたが、ガイド星の星像がかなりぼやっとしていて果たしてガイドできるのか・・という状況でした。

こちらの撮影セットは、そのまま放置でキャリブレーションも1度しかしなかったため?か、ガイドエラーが多発しておりました。orz...
2台体制も両方面倒を見るのはなかなか大変で、どうしても片方がおろそかになってしまいます。

とはいえ、一応処理したのでアップします。M天体番号の若い順にアップします。

【しし座のトリオ銀河 M65 M66 NGC3628】

M65_66_ngc3628_b

春の銀河の定番ですね。
去年は、EdgeHDxreducerの1400mmとQHY9で撮影したのでかなり窮屈でしたが、450mm+KissX4だと中心に小さく写ります。
もう少し焦点距離が長いといいのですが、800mm~1000mmのものは持っていなくてこんな感じになってしまいますね。

FSQで撮影したこともあってか、Edgeよりもシャープに写って、色もよく出ているようです。
銀河も無理しないでこんな感じでとってもいいんじゃないかと思えてきました。
もう少し大きく写るといいのですが。

--
Title:M65 M66 NGC3628
Optics:FSQ-85ED (f=450mm/F=5.3)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 240sec x20
Date:2016/2/6 @Kumano



【M88 M91+M90】

M88_91b

こちらは、マルカリアンチェーンのはずれにある銀河です。
トリミングをしていないから、なおさら「ショボィ」写りですね。
それぞれを見ると、撮り応えがありそうな形をしていて、上にあるM88はグルグル渦巻がよく写ってくれそうです。
M91は謎の天体で、カタログに記載された位置には天体がなく長い間不明?だったそうですが、どうやらこのNGC4548であるというのが定説となっているようです。ちなみに一番下の中央に写っているNGC4571という説もあったようですね。

なんでこんな構図・・と思われるでしょうが、実は両方とも撮影したのは初めてなので、メシエ天体+2個ゲットです。(笑)
右下にM90が写ってます。ここに写るならもう少し構図を右にずらして縦位置にすればよかったかな。ともあれ、両方の銀河とも拡大してみるとなんとか形がわかるので、良しとしました。
3月時間があれば1個ずつデジカメで撮りたいですね。

---
Title:M88 M91
Optics:FSQ-85ED (f=450mm/F=5.3)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 240sec x12
Date:2016/2/6 @Kumano



【もう一つのしし座のトリオ銀河 M95 M96 M105】

M95_96_105_b

しし座の前足寄りによるもう一つのトリオ銀河です。
上から、M95,M96で、下の3つの銀河団の中で大きくぼんやりと光っているのがM105です。
M95やM96はなかなか特徴的な形をしていて面白いです。

ただ、しし座のトリオと違ってこちらがわは、あまり色合いがなくて地味な印象です。
まあもう少し焦点距離を長くしないと、銀河の詳細は見えてこないですね。

--
Title:M95 M96 M105
Optics:FSQ-85ED (f=450mm/F=5.3)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 240sec x8
Date:2016/2/6 @Kumano


【M106,NGC4210】

M106_b

最後はりょうけん座にある大型の渦巻銀河 M106です。
この対象が一番大きいです。
M106銀河群と呼ばれるだけあって、周りにはいろいろな銀河がたくさん写ってます。
特に唇みたいな形をしたNGC4217は特徴的ですね。
これまた横位置にしてみてもよかったかなと思える銀河の分布でした。

--
Title:M106 NGC4210
Optics:FSQ-85ED (f=450mm/F=5.3)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 240sec x16
Date:2016/2/6 @Kumano

ということで、ガイドエラーを無理やり補正したりしてましたが、もっとちゃんと撮影しておけばよかったと後悔です。

そして最後は、早撮りのさそりを・・・

【M4とアンタレス】

M4_antares_b

色情報が増えるとすぐにファイルサイズが大きくなり、1M制限では窮屈なファイルしかアップロードできません。大きなファイルはこちらへ。

薄明までの1時間を使って、登ってきたさそりを撮影しました。
とはいえ、450mmでしたので、メインはちゃんと撮影できていなかったM4です。
お隣のアンタレス付近と上にある赤い散光星雲も構図内に収めてます。

輝星にはハロが出ちゃってますね。そして中心を外しているあたりが微妙です。
さて今季は、フルサイズでさそりを撮りたいのですがどんな写りになるやら。。

--
Title:M4
Optics:FSQ-85ED (f=450mm/F=5.3)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 240sec x8 ,60sec x 5
Date:2016/2/6 @Kumano

ということで、メシエ天体はちびっこのM88、M91を加えて106対象となりました。

残る4つは、M91と同様に謎の天体?といわれている
 M40
 M102
と、春の銀河密集からやや離れたところにある
 M61
 M85

です。次回遠征には取れそうかなぁ。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2016年2月12日 (金)

南天の対象 ω星団と電波銀河

この季節は、近畿では北側は冬型の気圧配置もあり天候はすぐれません。
一方太平洋側は暖かく、安定した天気に恵まれることも多いようです。

昨年もすさみでω星団のどアップを1400mmで撮影しましたが今年はFSQ85x0.73で狙いました。
初撮り(尾鷲というか熊野でした)で撮影した、オメガ星団と電波銀河です。

【オメガ星団/Omega Centauri /NGC5139】

Ngc5139_b

全天で最大級といわれる球状星団です。南中度は紀伊半島でも8度くらいとかなり低いのですが、
双眼鏡でも確認ができ撮影するとその迫力に驚きます。
今回はFSQ85にReducerを入れてAPS-Cで撮影をしたのですが、通常ですと球状星団を狙うにはやや視野が広すぎる組み合わせですね。

それでもどっこい、ちょうどいい感じで視野に広がってくれました。
よく見るとオメガ星団って少したてにつぶれているんですね。扁平率もそれなりに高そうです(TOPはM19?)

Title:Omega Centauri /NGC5139
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 15sec x7 ,60sec x 9
Date:2016/1/9 @Kumano


おまけでこんなのも作ってみました

【球状星団 大きさ比べ】

Globula_clusterb_3  

それぞれおおよそ0.5度四方に切り出しています。
北半球惨敗ですね~。最大級といわれるM13や夏の天の川にあるM22やM4も小さく見えます。
ちなみに、右から2番目は一昨年にニュージーランドに行った際に小マゼラン星雲と合わせて撮影したきょしちょう座の47番(NGC104)です。
こちらは天の南極付近のため日本からは見えませんが、かなり大きな星団です。


【電波銀河/Radio galaxy/ケンタウルス座A/NGC104】

X13b

ケンタウルス座Aと呼ばれる電波で観測すると満月の20倍もの大きさと明るさで輝く銀河です。この銀河の中心には巨大ブラックホールがあって、中心部からガスが噴き出しているそうです。短焦点では小さいですね(汗)。
こちらはやはり1000mm以上が必要ですね。せっかっく撮ったのでアップします。

Title:Radio Galaxy /NGC104
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 120sec x13
Date:2016/1/9 @Kumano


新しい撮影場所は空が暗く、南の視野も開けていてとてもいい環境と思います。
また一か所レパートリーが増えてよかったです。



| | コメント (6) | トラックバック (0)

2016年1月31日 (日)

EOS 6DとBabyQでのIC2177、Markarian chain

尾鷲では赤道儀2台体制で撮影をしていました。
こちらはSXD2とFSQ85x0.73RDで撮影した対象です。

南には海と非常に暗い空が広がっていて、南天の低空を狙うのにはとてもいい場所です。
途中薄雲が過ぎる空でしたが広範囲のカモメ星雲を撮影しました。

【IC2177とM50】

Seagull_b

大きな画像はこちら → IC2177

冬の銀河にはたくさんの散開星団があります。
ここにはM50が写っていますが、近くには他にもM46、47などもあります。
星が多い領域ですね。星と星雲のバランスがむつかしいです。

Title:M50/IC2177 
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS 6D SEO-SP4,ISO3200
Exposure:180sec x 32
Date:2016/1/9 @Owase

【Markarian's Chainとおとめ座の銀河たち】

Markarians_chainb_2

大きな画像はこちら →Markarians Chain

327mmとフルサイズで捉えるとマルカリアンチェーンもかなり小さくなりますね。
左上にはM100が、下の真ん中にはM89,M90が見えています。
A4で印刷すると、60個近い銀河を数えることができました。

どうせならあと上下に撮影してモザイクしてみたくなってきました。

Title:Markarian's Chain
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS 6D SEO-SP4,ISO3200
Exposure:180sec x 36
Date:2016/1/9 @Owase

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年1月20日 (水)

初撮りは尾鷲にて/M74,M108,M98,M99

2016年最初の新月期になる3連休には、三重県の尾鷲方面に遠征してきました。
海沿いは風がきつい・・という印象もありこれまであまり行ったことがなかったのですが
この時期の気候をみると晴れる確率が一番高そうです。

遠征にはいつもの皆様(天文中年さん、Markunさん、ぐっちさん、NOBさんと久しぶりにしゃーまんさんもご一緒しました)
真南に海が広がる素晴らしい景色をバックに今回も2台体制で臨みました。

年末から(というか最初から)なかなか決まらないEM200 temma2M+PHDでのオートガイド。今回はQHY5L-iiを購入して臨みました。

そして結果は、、今回も残念ながらトラブルを抱えたまま撮影を続けるといった状況となりました。起きた事象としては、

・少しの風でガイドが大幅に乱れる
・風もないのに突然ガイドが大幅にずれる(というかPHDがTargetを追いかけるのを放棄している?)

などなどですが、原因として考えられるのは(あとでわかったこともあります)

・ガイドケーブルがちゃんと固定されていなかった
・Temma2Mの赤道儀コントロールが、HS(HighSpeed)になっていた。 <NSが推奨?>
・PHDやAscomドライバーなどソフトウェアの問題  などです。

3つ目の課題は、この後の撮影でも大きな問題となっており、いまだ解決せず(というか悪化)ですがこのあたりはまた後日報告したいと思います。

ということで、なぜかQHY5iiにガイドカメラを戻して、春の銀河をいくつか撮影しました。

数を撮りたいということもあり、全体的に露出時間は短く、ガイドも微妙にずれていたり、
ガイドを気にするあまりピント合わせがおろそかになったり・・・
と踏んだり蹴ったりな作品ですが、せっかくとったのでコンポジット、処理をしました。

【M74/Face on Galaxy in Pisces】

M74_20160114_2

この対象は以前、透明度が悪い空でデジカメで撮影し撃沈した対象です。
その時よりは、形になったのでメシエ天体カタログをアップデートできそうです。

大きなフェイスオン銀河ですが、何とも淡くF値のくらい鏡筒では厳しいですね。
今回はレデューサをつけたので多少は明るくなったのですが・・
ピントが合っていないのか、シーイングが悪かったのか、何やらぼやけた作品となってしまいました。
もう少しシャープに移したいですね。短時間狙いならデジカメの高感度でとるほうが良いのかも?と思えてきました。

---
Optics:EdgeHD800 x0.7 reducer  (f=1400mm/F=7.0),
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:360secx10(1x1),RGB:300sec*2(1x1)
Mount:Takahashi EM200 temma2M / QHY 5ii /PHD2
Date:2016/1/9 @Owase



【M108 galaxy in UMa】

M108b

こちらは、おおぐま座のエッジオン?銀河です。
形状からすると不規則銀河っぽいのですが、中には紋様が見えていて、渦巻銀河を横から見ているということらしいです。

よくM97フクロウ星雲とのツーショットでとられる対象ですが、なんともつかみどころがない・・かんじですね。
この対象を単体で撮影するケースは少ないのではないでしょうか。

ただ大口径で撮るともっと模様がくっきり出て、案外と面白い対象かもしれません。
地球からの距離は4000万光年くらいだそうです。そんな対象が見えていること自体がすごいかも!
人類どころか、霊長類すら登場しない頃の光を見ていると思うだけで、「銀河萌え~」ですね。

---
Optics:EdgeHD800 x0.7 reducer  (f=1400mm/F=7.0),
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:360secx7(1x1),RGB:300sec*2(1x1)
Mount:Takahashi EM200 temma2M / QHY 5ii /PHD2
Date:2016/1/9 @Owase



【M98 galaxy in Com】

M98b_2

かみのけ座の銀河です。
ご存知の通りかみのけ座にはたくさんの銀河がありますね。
300mmで狙うと、M98,99,100が同一の視野に収まるようですが、いずれも小さいですね。
こちらも地球からの距離は6000万光年とはるかかなたです。

---
Optics:EdgeHD800 x0.7 reducer  (f=1400mm/F=7.0),
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:360secx8(1x1),RGB:300sec*2(1x1)
Mount:Takahashi EM200 temma2M / QHY 5ii /PHD2
Date:2016/1/9 @Owase


【M99 galaxy in Com】

M99_ps2

もう一つのかみのけ座の銀河です。
FaceOnで面白い形の腕が見えます。ただやはり視直径が小さいですね。
ガイドがブレていたこともあって全体にぼやけている感じもします。もう少し詳細な様子をとらえたいものです。
お隣に見える明るい星が6等星くらいだそうで、そう思うと以下に淡いかがわかりますね。

ガイドが途中で頓挫?していたみたいで、大幅に南方向にカメラがずれていてorz...
中心部のみをコンポジット(結果としてはトリミング)しております。

---
Optics:EdgeHD800 x0.7 reducer  (f=1400mm/F=7.0),
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:360secx10(1x1),RGB:300sec*2(1x1)
Mount:Takahashi EM200 temma2M / QHY 5ii /PHD2
Date:2016/1/9 @Owase



【Catalina C/2013 US10】

Catarina20160110b

春の銀河団を縦断しているカタリナ彗星です。
このあと、M51、M101とランデブーしたのですが撮影する機会がありませんでした。
ここにも小さな銀河がたくさん写ってますね。

---
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS 6D SEO-SP4,ISO4000
Exposure:60sec * 16
Mount:Vixen SXD2 / Watec 910HX /Starbook10 AdvancedUnit
Date:2016/1/10@Owase

| | コメント (6) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧