天体写真

2022年8月14日 (日)

M8 M20 定番構図(RGB Ha合成)

1か月半ぶりの投稿です。

撮影は続けているのですが、遠征と違って同じ対象を何日もにわたってちびちび撮影(1日1~2時間)するようになって画像処理がたまりがちです。

 

【リモート天文台 搭載システム変更】

 

リモート天文台での今夏の撮影システムは、短焦点2台載せとしました。(KASTECの同架プレート使用)

赤道儀:SXD2 (AXJは修理に出したため)

撮影システム:

鏡筒+カメラ①:FSQ85ED x Reducer + ASI 2600MCpro + LeXtreme or Clear Filter
鏡筒+カメラ②:RedCat51 + ASI 294MMpro +AstrodonFilter(LRGB HaO3S2)


ほぼ同じような画角となるので、パターンとしては

・FSQでカラー画像 + RedCatでL画像

・FSQでカラー画像(LeXtremeで星雲、Clearで星)+ RedCatでHaやナロー画像

といった撮影をするのが狙いです。

夏の定番対象をいくつか撮影しました。

 

【M8 M20 定番構図】

M8-m20-fsqredcat 

これは、FSQのカラー画像を中心に、RedCatのHa画像で味付け?をしたものです。

ちょっと処理過程の問題もあって、M8中心部が飽和美味ですね。

CMOSカラーカメラの処理はまだ慣れていなくて、どの程度強調していいのか迷いながらの処理となりました。

Haの協調は、PixinsightのPixelmath合成ではなくて、PhotoShopをつかってRチャネルの強調を行っています。

処理後の作品を見ると、M20の周りにある青い星雲部分もよく写っていますね。デジカメ(特にEOS6D解像)だと

なかなかこの青色表現がむつかしかったのですが、やはりカラーCMOSはバランスよくよく写ってくれます。

周りの天の川の濃い部分もなんとなく赤く写るのではなく、散光星雲の分布によって色合いが異なる表現ができてるかなぁ??

 

追伸:M8の赤色バランスは、大いに悩みますね。

   これを見るとずいぶん色合いが違っております。そして、やはり今回の作品は中心部が飽和していて失敗かな。

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Title:M8 M20
Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:ASI2600MC Pro 1x1 bin /Gain100/ -0d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg45・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:240sec x 51 20sec x 8
Date:2022/5/28 30,6/3 @UDAリモート天文台

>>>
Optics:RedCat51(f=250mm/F=4.9)
Camera:ASI294 Pro 2x2 bin /Gain200/ -10d
Exposure:L 240sec x 16 Ha 240sec x 40

 

 

 

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2022年6月19日 (日)

Sh2-274 メデューサ星雲(CANP2022ネタから)

すっかり季節外れですが、先日CANP2022でお話をしたナローバンド処理にちなんでがっつりNarrowとして撮影したメデューサ星雲をアップします。

【Sh2-274 メデューサ星雲】

Medusa

デジカメやカラーCMOSでもよく写る対象ですが、NarrowBandにすると北東にHa領域が広がっていることがよくわかります。

またこの対象はO3もよく写るので、AOO合成(ただしGチャネルにはHaもブレンド)にすると青色が映えますね。

こちらの画像は、RGB撮影して星の色として合成しています。

 

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 撮影データ

Title:Sh2-274
Optics:Vixen R200SS RED x エクステンダPH (f=1,120mm, F=5.6)
Camera:ASI294 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:R 180sec x14, G x13, B x14 <Bin2>
Ha 180sec x45 240sec x85
O3 180sec x27 240sec x98
Total Exposure:1071min
Date:2022/1/31他8夜 @UDAリモート天文台

 

 

こちらはずいぶん前にデジカメで撮影したメデューサ星雲です。

【Sh2-274 EOS6D SP4バージョン】

Sh2274-20170102_20220619130601

縦構図だったのでトリミングしています。鏡筒のF値も違いますし、撮影時間が10倍ほど違います(汗)

ただ露光時間をかけても色合いや写り方はこんな感じになるのでしょうね。

 

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撮影データ

Title:SH2-274
Optics:Edge HD 800 x Reducer (f=1400mm/F=7)
Camera:Canon 6D triming
Guide:OffAxis Guider / UltraStar/PHD guiding
Mount:Takahashi EM200 Temma2M
Exposure:ISO6400 240sec x 20
Date:2017/1/2

 

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さて、CANPではNarrowBand撮影についてのお話をしました。

その一つのテーマが「月夜にNarrow撮影 は定石?」でした。

結論といたしましては、

  • 月夜の撮影は、NarrowBandがおすすめ <当たり前ですが>

  • 明るい対象、Haが写しやすい

  • ただし、がっつりやるなら暗夜でもNarrowBand撮影 
    (月夜と暗夜で比較したら、暗夜の写りっぷりの違いに感動!?)

 

ということで、私は月夜はもちろん、時期や対象によっては暗夜もNarrowBandで撮影をしています。

 

どのくらい写りっぷりが変わるのかを実際に撮影して比較しました。

1

1フレーム当たりの撮影時間の条件が異なるのですが、月夜と暗夜、HaとO3フィルターの写りにどのくらい違いがあるかを比較しています。

2

3

この2枚は、PixinsightのSTFでオートストレッチをした画像の比較です。

Haは月があっても結構写るのですが、特に右上に広がる淡いところの表現ができていないです。

O3はそもそもの写りがかなり違うような印象ですね。

 

ちゃんと(?)数値を使って比較したのがこちらです。

4

横軸はPixinsightのSubframe selectorで計測したSNR Weight値です。一応大きいほうがSN比が高いということで、写りがよいとなります。

縦軸にはNoise値を入れていて、低いほうがノイズも少ないとなります。

ストレッチする前のLightフレーム画像で比較しているのですが、暗夜は低ノイズですね。そして写りもいいことがわかります。

 

暗夜のNarrowBandの写りっぷりに感動?したこともあって、散光星雲はNarrowBandで暗夜でも撮影しています。

このお話はモノクロCMOSでのケースでしたが、カラーCMOSでの撮影となると、DualBandFilterを使うかどうかといった論点になるのでしょうか。

皆さんは暗夜でもNarrowBandで撮影されますか?

 

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2022年4月17日 (日)

Hickson44 ヒクソンコンパクト銀河群

コンパクト銀河のコレクションをした Hickson Galaxy Groups(HCG )は、No.1~No.100まであります。

その中の44番目であるHickson44を撮影しました。

 

【Hickson44 :NGC 3185, NGC 3187, NGC 3190, NGC 3193】

Hickson44b

 

しし座のおおがま、γ(ガンマ)星とζ(ゼータ)星の間に位置しています。

いくつかの恒星(8等星前後)とまるで星座のような形をつくっていて撮影対象としては面白いです。

コンパクト銀河群の中では大きいほう?ですが、やはりちっちゃい銀河シリーズになってしまいますね(汗)

銀河の色を出すのは難しいです。

 

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Title:Hickson44
Optics:Vixen R200SS RED x エクステンダPH (f=1,120mm, F=5.6)
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 120sec x15 ,180sec x53
R 180sec x20, G x19, B x20 <Bin2>
Total Exposure:366min
Date:2022/1/24,25,26,27 @UDAリモート天文台
1/24 23:48~

 

 

ヒクソン小銀河群はこれまでいくつか撮影をしました。

過去Blogにアップしたものとそうでないものがあるかもですがとりあえず。。


【Hickson68】

Ngc5371-hickson68_20220417115701

りょうけん座にあるHCGです。

東側にあるNGC5371と並べるとちょうどいい画角におさまってくれます。

銀河群の近くにはオレンジとブルーの美しい星が写っていて、お気に入りの1枚となりました。

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Title:NGC5371 Hickson68
Optics:GSO8RC xKasaiED 0.8Reducer (f=1280mm/F=6.4)
Camera:ASI294 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg45ED・ASIAIR Pro
Exposure:L 180sec x 54, R x14 ,G x14, B x15
Astrodon Tru-Balance I series(R)
Date:2021/4/11 22:49~@Shiraya

 

 

【Hickson56,NGC3718, 3729】

Ngc3718-x21

おおぐま座にあるねじれた銀河NGC3718の南側にあるHickson56です。

大きさがずいぶん違いますが、NGC3718は5000万光年、Hickson56は4億光年先にあるとのことで遥かかなたの4億年前の姿を見ていると思うと宇宙の大きさを感じます。

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Title:NGC3718, 3729 /Hickson 56
Optics:GSO8RC x 2inch flatner (f=1600mm/F=8)
Camera:Canon6D SEO-SP4
Exposure:ISO4000 360sec x 22
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:Borg FL71,Watec910HX,Advanced Unit(SB10)
Process:DSS 2xdrizzle
Date:2018/3/10 @Ohashi

 

 

【Hickson92 Stephan's Quinted ,NGC7331】

Ngc7331-stephans-quintet_20220417120701

ペガサス座にある見事な渦巻き銀河NGC7331の北西にあるHickson98。ステファンの五つ子という名前がついています。

この銀河群は共食い銀河といわれているだけあって、銀河間の相互作用の様子がよくわかります。

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Title:NGC7331 Stephan's Quintet Hickson92
Optics:GSO8RC xCCD67 Reducer (f=1073mm/F=5.36)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg45ED・ASIAIR PRO
Exposure:L 180sec x 26 RG 180sec x 10 B 180sec x 9
Astrodon Tru-Balance
Date:2020/8/20 @Sasayama

 

小さな銀河を撮影すると、口径の大きな反射望遠鏡が欲しくなるのですが・・

扱いが大変なのと、シーイングに左右されることが多いので、今は3台20cmを頑張って使おうと思います。

(EdgeHD800は昨年は出番がなかったですが・・)

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2022年3月20日 (日)

NGC2903

春の銀河の先頭を切って登ってくるNGC2903 (肉丸さん)

去年に引き続き、撮影をしました。過去にも何度か撮影をしていますが・・

撮影を重ねることで、画像が改善!というわけにいかず毎回不完全燃焼で仕上げているような気がします。

 

【NGC2903】

 2022jan-ngc2903-r200ss-gso8flb

GS200とR200SSという鏡筒でそれぞれカラー、L画像+Ha画像を撮影し合成しました。

どうしても中心部は、シャープに仕上がってくれないですね。Haをブレンドしたので少しインパクトがあるとは思いますが。

(そして今見たら星が飽和&場所によっては中心部が落ち込んでいることに気づきました。星の処理はあまり得意ではありません。)

 

 

【NGC2903中心部】

2022jan-ngc2903-r200ss-gso8flcrop

1/4サイズにクロップしたものです。

これくらいの大きさのほうが迫力がでますね。

 

撮影データ

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Title:NGC2903
Optics:GSO8RC x 笠井フラットナー (f=1,600mm, F=8)
Camera:ASI2600MC Pro 1x1 bin /Gain100/ -0d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg50ED・ASIAIR PRO
Exposure:240sec x 15 , 25sec x 8
Date:2022/1/9 @Konoyama

Optics:Vixen R200SS RED x エクステンダPH (f=1,120mm, F=5.6)
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 180sec x31,240sec x6
Ha 240sec x14
Date:2022/1/9,11 @UDAリモート天文台

Total Exposure:236min

 

 

【2021年にL画像を撮影したNGC2903】

2021feb_ngc2903b

こちらは、昨年にL画像だけ撮影し、過去のカラー画像と合成したものです。

EdgeHD800を使って、シーイングがいい神野山で撮影しました。

ちょっと処理の色合いの違いはありますが、2時間弱の撮影ということもありコントラストが低めですね。

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Title:NGC2903
Optics:EdgeHD800 x 0.7 Reducer (f=1400mm/F=7)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg50ED・ASIAIR
Exposure:L 180sec x 35
Astrodon Tru-Balance
Date:2021/2/6 23:35~@Konoyama

 

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2022年3月13日 (日)

NGC4038/4039 と R200SS エクステンダーPHの問題

おなじみからす座にある「NGC4038・NGC4039」衝突銀河です。

これまでも何度か撮影を試みた対象です。

今回は、2つの鏡筒でカラー画像とL画像を使い合成を試みました。

 

使用した鏡筒

1.GS200RCxCCD 0.67 Reducer +ASI2600MC

2.R200SSxExtenderPH + ASI294MM <Astrodon filter> 

ということで画像処理をしていたのですが、とあり理由でずっと放置となっていました。

その理由というのが、R200SSとエクステンダーPHの組み合わせで撮影したときに、写野の外にある比較的明るい星の光芒を拾ってしまうということにあります。

 

【NGC4038/4039 合成ver.】

Ngc403839_r200ssxex_asi294

GS200RCのカラー画像とR200SSのL画像を合成したのですが、銀河の南に延びている腕の部分に斜めに光芒が走っています。

 

 

【NGC4038/4039 GS200RC/ASI2600MC ver.】

 

Ngc403839_gso8rcxasi2600mc_240secx40

こちらはGS200RCで撮影したカラー画像のみで処理したバージョンです。

光芒は全く映っていません。

 

撮影データ

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Title:NGC4038 4039
Optics:GSO8RC(GS200RC) x 笠井フラットナー (f=1,600mm, F=8)
Camera:ASI2600MC Pro 1x1 bin /Gain100/ -0d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg50ED・ASIAIR PRO
Exposure:240sec x 40 , 25sec x 8
Date:2022/1/9 @Konoyama


Title:NGC4038 4039
Optics:Vixen R200SS RED x エクステンダPH (f=1,120mm, F=5.6)
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:180sec x28
Date:2022/1/9 @UDAリモート天文台

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撮影をしていた時は気づかなかったのですが、画像処理をして強調をすると明らかに光の筋が写っていました。

 

【L画像】

Ngc4038l_20220313153601

ASIFitsViewerのスクショですが、こんな感じで見えてましたがちょっとわからないですね。

原因を調べていくうちに、写野の外にある恒星の光が入っていたのではと思えてきました。

 

【画角イメージ】

 Img_1634_20220313153901

ちょうど南西の方向に、31Crtということでからず座の5.28等星があります。決して明るい星ではないのですが、方角的にはこの光を拾っているように見えます。

 

【Crt31】

Img_1635

 

こちらが恒星の情報です。さほど明るくはないのですが、う~ん。輝線の方向はあってますね。

それで・・・

この事象が起きたのが今年の1月だったのですが、実は同じような事象がほかの銀河でも起きていました。

 

【NGC3184】

 <L画像>

Ngc3184-l

まるで刷毛ではいたような光芒。M45ではないので、写らないでほしいですね。

こちらは、何枚か撮影したすべてのフレームに表れていました。。。

 

<R画像>

Ngc3184-r

 L画像よりも明るいですね。少し写野をずらしてみましたが焼け石に水?

 

【画角イメージ】

Img_1633_20220313154101

おっと。。東のほうに何やら明るい星がありますね。Tania Australis と書いてあります。

 

 

タニア・アウストラリス(Tania Australis) 】

Img_1636

輝線の原因となっているのは、おおくま座の2番目の足と呼ばれている3等星です。

表面温度が3950Kなので、かなり赤・橙に近い色だと思います。R画像に激しく輝線が入っているのも頷けます。。

って頷きたくはないのですが、明らかに写野の外にある星の光芒を拾っていることがわかりました。

NGC4038、4039みたいに撮影してから気づくのはちょっと困りますね。。

R200SSのエクステンダーPHは、周辺まで星が丸くて本当に申し分のない補正レンズなのですが、

これって何か防ぐ方法とかあるのでしょうか?

いまは対象を変えるくらいしか手が打てておりません。

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2022年3月 5日 (土)

NGC2403 きりん座の銀河

きりん座にある大型の銀河です。

北斗七星の先っちょあたりにあって、春の銀河祭りでは早い時期から狙えるターゲットですね。

今回はじっくり時間をかけて撮ってみました。

 

【NGC2403】

Ngc2403-2022janr200ssxkoma-asi183

HⅡ領域もあるのでHαフィルターで撮影したものを合成しています。

銀河の中心は渦がボヤっとしていてつかみどころがないですね。

M33と雰囲気が似ている銀河といわれていますが、M33が250万光年先であるのに対して、NGC2403は800~1000万光年と3~4倍も離れています。

その割には大きく写るので、かなり大きな銀河なのでしょう。

 

【NGC2404】

Ngc2404

NGCの次の番号がついているのが、中心部にある巨大なHⅡ領域です。

Wikipediaによると大きさは1000光年とのことで、小マゼラン星雲の1/3くらいのサイズ?になりますね。

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Title:NGC2403
Optics:Vixen R200SS RED x コレクターPH (f=760mm/F=3.8)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg45ED・ASIAIR PRO
Exposure:L 180sec x68,300sec x3,20sec x16
R x20 ,G x20 ,B x22 ,Ha x27
Total Exposure:490min
Baader LRGBfilter
Date:2021/12/10,2022/1/2 ~@Susami

 

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2022年2月28日 (月)

NGC1365 棒状渦巻銀河

NGC1365 ろ座にある棒状渦巻銀河です。

去年銀河の分類をしたときに、ハッブルの音叉図でいうところ右下にあるタイプの銀河です。

銀河中心部が棒状に広がる一方で特徴的な2本の腕があり、ぜひ分類コレクション(?)に加えたいと撮影タイミングを狙っていました。

 

【NGC1365】

20211210-r200ss-asi183-ngc13652

なんとも素敵な腕と凛々しい棒状の中心部がコラボしていて・・(笑)
銀河大好きな私としては、ワクワクする対象です。

この対象は、ω星団やケンタウルス近辺と同様に、すさみで撮るのがBestな対象ですね。
南側海沿いのシーイングが懸念されましたが、年明け1月の撮影ではシーイングも悪くなく銀河の構造がよく写ってくれました。

過去に???といったシーイングの日もたまにあるすさみですが、今回はいい状態でさつえいできました。

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撮影データ
Title:NGC1365
Optics:Vixen R200SS RED x コレクターPH (f=760mm/F=3.8)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg45ED・ASIAIR PRO
Exposure:L 180sec x45 ,R x16 ,G x15 ,B x15
Baader LRGBfilter
Date:2021/12/10,2022/1/2 ~@Susami

 

【Fornax Cluster/ろ座銀河団】

Ngc1365-formax-cluster

こちらはNGC1365が所属する ろ座の銀河団です。

おとめ座銀河団に次いで区間密度が大きいそうです。(大きさは圧倒的におとめ座銀河団が大きいようですが)

UDAのリモート天文台でスライディングルーフの壁越しにぎりぎりのところを撮影したので、むつかしかったです。

NGC1365は右下でその存在をPRしてますね。。

エリダヌスやろ座あたりには面白い形の銀河も多くて、撮影はなかなかむつかしいのですが機会があれば狙いたいです。

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撮影データ
Title:Formax Cluster NGC1365
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI294 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 180sec x34
R 120sec x 4 180sec x 15
G 120sec x 2 180sec x 15
B 120sec x 4 180sec x 13
Filter:Astrocon iSeries
Total Exposure:261min
Date:2021/12/1,2 @UDAリモート天文台

【天文ガイド2022年3月号に掲載いただけました】

NGC1365は天文ガイドの3月号に掲載いただけました!

銀河での掲載は格別です。

同じページにはいつもご一緒しているフルフルさんのすごいIC342

去年優秀をとられていたIさんの作品が掲載されていました。

どちらも素晴らしい作品でした。

Tenga_20220228000301

 

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2022年2月 4日 (金)

NGC1342 ペルセウス座の散開星団と分子雲

こちらも昨年末に撮影した対象です。ペルセウス座の散開星団です。

【NGC1342 / vdB18】

202111-ngc1342

ペルセウス座にある散開星団NGC1342と反射星雲のvdB18です。

カリフォルニア星雲の西側にある少し小ぶりな星団で青とオレンジの星のコントラストがきれいです。

この一帯には分子雲がだだよっていて、その一部に、左上にある青色の変光星(V496 Persei)によって照らされている

反射星雲 vdB18となります。

9時間超えの撮影ですが、う~ん。。なかなか星の青い色や分子雲の色は出ないですね。

むつかしい対象でした。

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Title:NGC1342
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 180sec x 102 20sec x8
R 180sec x 15 , G x 15 ,B x 50
Filter:Baader LRGB filter
Total Exposure:548min
Date:2021/10/29,30,11/1,2,3,4,26@UDAリモート天文台

 

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2021年12月24日 (金)

IC405 410 ぎょしゃ座の散光星雲

ぎょしゃ座の定番対象 IC405と410です。

この時?旬の対象ですが撮影はもう2か月前にしたものです。

私が持っているモノクロCMOSカメラのセンサー(1インチ、フォーサーズ)ですと、両方の星雲を捉えるには、それなりの画角(短めの焦点距離)が必要です。
フルサイズのデジカメだとあまり心配しなくてよかったのですが・・

今回はFSQ85x Reducer (焦点距離328mm)とASI294の組み合わせでうまく画角がハマりました。


【IC405 410 ぎょしゃ座の散光星雲】


Ic405-4102  

この405と410ですが、同じ赤色の散光星雲でも微妙に色合いが違うようです。
これまで撮影をしていたデジカメ(改造タイプ)だと、あまり違いが判らないのですが、
モノクロCMOSで撮影するとBチャンネルでの違いがあるのか、410(右側 まが玉)はちょっとマゼンダ系?
405(左側)は赤と中心部は青・緑の輝度が高くて白くなる。。といった感じですね。
最近はほぼモノクロで撮影する機会が多くなりました。手間暇はかかりますが、モノクロの良さを痛感しております!
(彗星とかはデジカメがもちろん第1選択肢ですが)

 

撮影データ

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Title:IC405 IC410
Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:ASI294 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg45ED
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Filter:Astrodon i/narrow
Exposure:L 240sec x 20 20sec x8
R 240sec x 16 , G x 13 ,B x 18
Exposure:Ha 300sec x 20
Total Exposure: 271min +100min (371min)
Date:2021/10/5 3:10-,10/6 0:50- ,10/7 23:48-,10/8 0:25- @UDAリモート天文台


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2021年12月17日 (金)

M31 毎年のルーチン アンドロメダ銀河

【M31 アンドロメダ銀河 FSQ-85 x Reducer /ASI294】

  20211001-m31-lrgb-fsqxrd-asi294-blog

なんだかんだ?で毎年撮影をしているアンドロメダ銀河です。

今年は最も露光時間を多くかけました。Haもたっぷりと・・

今回は合わせて7.5時間露光となりました。昔の画像とかを混ぜるともっと時間は稼げるのかもしれませんが

ここ数年はFSQ-85と1.1Flattnerを組み合わせてデジカメ(D810A)で撮影していたので、なかなかブレンドは

むつかしそうです。(フラットナーのおかげで4隅まで星が丸いです)

今回はASI294をつかったので、Reducerをつけての撮影です。

中心部の明るいとび具合が、これまでの中の作品では最もお気に入りです。

 

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Title:M31
Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:ASI294 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg45ED・ASIAIR Pro
Filter:Astrodon i/narrow
Exposure:L 240sec x 45 R x 16 , G x 13 ,B x 14
Exposure:Ha 300sec x 19 (Bin x2)
Total Exposure: 352min + 95min (447min)
Date:2021/9/27 21:00- , 9/29 23:29-,10/1 21:03- @UDAリモート天文台

 

 

【M31 アンドロメダ銀河 epsilon130D /ASI294】

M31-ep130-asi183

こちらは後日鏡筒をε130Dに載せ替えてから撮影したものです。

画角的にはやや窮屈な感じですね。

1日3時間弱の撮影となりました。ちなみに赤いプチプチが欲しくて上のFSQで撮影したHa要素を合成しています。

画像処理に再現性がない?ためか、少し色の雰囲気も違います。バックグランドの色合いも異なるようですね。

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Title:M31
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 240sec x 11 20sec x8
R 240sec x 8 , G x 7 ,B x 8
Filter:Baader LRGB filter
Total Exposure: 165min
Date:2021/10/10 @UDAリモート天文台

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