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2023年9月

2023年9月20日 (水)

Cygnus Wall(はくちょう座 北アメリカ星雲)

5月に撮影した対象ですが、はくちょう座の北アメリカ星雲にある壁の部分を撮影しました。

 

【Cygnus wall】

Cygnuswall

カラーCMOSカメラにDualbandフィルターをつけての撮影でしたので、明るい部分は白く

壁の部分は赤くなるのですが輝度の低めのところの色合いがむつかしいですね。

RGBだと飽和しがちな壁の部分を注意しながら処理しました。(それでも飽和気味)

もっとゴリゴリに構造を出してた方がよかったのかなぁと思いつつ、私の画像処理スタイルだとこんな感じになります。

 

簡潔なBlogで連日投稿を目指しました。。

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Title:Cygnus wall
Optics:Vixen R200SS RED xコレクターPH  <F= 3.8 , f=760mm>
Camera:ASI2600 MC Pro 1x1 bin /Gain100/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg45・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:420sec x 64 <bin1>
OPTOLONG L-Extreme 2"
Total Exposure:448min
Date: 2023/5/10,11 @UDAリモート天文台

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2023年9月19日 (火)

半年ぶりの投稿です

みなさま

 

大変ご無沙汰をしておりました。気づけは5/20以降ブログの更新が全くできておりませんでした。

天体写真を撮っていなかったわけではないのですが、いろいろ溜まるとどこから書き始めたらいいかわからなくなりそのまま放置。

 

ということでここ半年のアップデートとしては・・・

 

1.ほぼ現地撮影には行けず、もっぱらUDAのリモート撮影中心

2.UDAリモートでご一緒しているYさんのお誘いもあって、チリリモートに6名共同で参加

3.kさんのお誘いもあって夏ころから月例のZoomお話会に参加

 

と記事にできそうなネタがないわけではなく、更新が滞っていただけです。

所属しているがま口壊れ隊の方々とは時々のリモートLine会議に参加をしてお話をしておりました。

 

私の中では一番のニュースはやはりチリリモートでObstech社のTelescope Hostingに参加させてもらったことでしょうか。

準備とか手配は恐れながら参加されているほかの有識者の皆様におんぶにだっこでおねがいして、いまは月に3~4夜撮影を始めたところです。【皆様本当にいろいろとお世話になりました。】

かなり晴天率の高いエリアと聞いておりましたが、この夏は曇ることも多くて少し残念でした。(エルニーニョ現象が原因?)

 

【チリリモートでのファーストライト NGC104】

Ngc104b

きょしちょう座47番星 NGC104球状星団です。

ケンタウルス座のω星団みたいに、星の番号がついた大きな球状星団です。

小マゼラン星雲のすぐ近くにある星団としても有名ですね。

シーイングがよいタイミングで短時間で撮影したためか、とてもシャープに写ってくれました。

機材はチリリモートでご一緒しているMさんがお持ちだったPentax125SDPとFLI ML29050の組み合わせです。

私自身は扱ったことがない機材で、少し前の世代かな?と思っていたのですが・・失礼しました。どうしてどうして大変シャープです。

DarkもFlatもつかわず、Biasを引いただけでしたが十分画像処理することができました。

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Title:NGC104
Optics:Pentax125SDP (f=800mm/F=6.4)
Camera:FLI ML29050 -20d
Mount:PlaneWave L350
AutoGuide:loadStarX2 Off-axis guide system
Software:Maxim DL
Exposure:L 180sec x 16 RGB 180sec x 8
Total Exposure:120min
Date: 2023/6/17@チリリモート天文台(共同利用)

 

 

【小マゼラン星雲とNGC104】

Smc_ngc104

 

こちらは、同架したEOS 60DaとEF200mmF2L ISで撮影したものです。

NGC104をメイン機材で真ん中に入れるとこんな感じの構図で写りました。

 

ぼちぼち撮影をしていきますね~。

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