M77 NGC1055
2021年の撮影した対象の処理やアップをすっかり怠っていたので、少しずつ上げていきます。
【M77 NGC1055 銀河】
くじら座にある、系外銀河M77とその北北西にあるNGC1055です。
M77はSkySafariによれば、セイフォート銀河のプロトタイプとのことで、中心部は明るいのですが周りに淡いガス領域が広がっています。
ここは暗い空でないとなかなかとらえるのが難しいです。
NGC1055もまずまず大きな銀河で構造を捉えることができます。ちょうど北側に並んでいる恒星がスパイダーの光条もあって、ちょうど目の輝きのように見えるので、NGC1055は笑っている口のようですね。
epsilon130なのでやや画角が広いため、すこしさみしい感じもしますね。もっとドアップのほうが迫力が増しそうです。
でも気づけば5時間近い撮影になっていて、銀河の淡いところも写ってくれました。
-----
Title:M77
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 180sec x 50 20sec x8
R 180sec x 15 , G x 15 ,B x 15
Filter:Baader LRGB filter
Total Exposure:290min
Date:2021/10/28 ,29@UDAリモート天文台
| 固定リンク | 0
コメント
くろさん、おはようございます。
この天体顔みたいで面白いですよね。この下のM77と一緒に入れるとアクセントになって良い感じです。
こ の焦点距離でも拡大しても楽しい対象なので僕もいろんな鏡筒で撮影していますが、淡いところまで本気で出しに行ける撮影をしていないので来年は10時間超えを狙ってみようかと思いました。
投稿: のんた | 2022年1月13日 (木) 10時14分
のんたさん
コメントありがとうございます。
この対象、やはりのんたさんの撮影対象にリストアップされているんですね。
10時間越えなんて・・すごい作品ができそうで楽しみです。
投稿: くろ | 2022年1月16日 (日) 02時10分