M31 毎年のルーチン アンドロメダ銀河
【M31 アンドロメダ銀河 FSQ-85 x Reducer /ASI294】
なんだかんだ?で毎年撮影をしているアンドロメダ銀河です。
今年は最も露光時間を多くかけました。Haもたっぷりと・・
今回は合わせて7.5時間露光となりました。昔の画像とかを混ぜるともっと時間は稼げるのかもしれませんが
ここ数年はFSQ-85と1.1Flattnerを組み合わせてデジカメ(D810A)で撮影していたので、なかなかブレンドは
むつかしそうです。(フラットナーのおかげで4隅まで星が丸いです)
今回はASI294をつかったので、Reducerをつけての撮影です。
中心部の明るいとび具合が、これまでの中の作品では最もお気に入りです。
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Title:M31
Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:ASI294 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg45ED・ASIAIR Pro
Filter:Astrodon i/narrow
Exposure:L 240sec x 45 R x 16 , G x 13 ,B x 14
Exposure:Ha 300sec x 19 (Bin x2)
Total Exposure: 352min + 95min (447min)
Date:2021/9/27 21:00- , 9/29 23:29-,10/1 21:03- @UDAリモート天文台
【M31 アンドロメダ銀河 epsilon130D /ASI294】
こちらは後日鏡筒をε130Dに載せ替えてから撮影したものです。
画角的にはやや窮屈な感じですね。
1日3時間弱の撮影となりました。ちなみに赤いプチプチが欲しくて上のFSQで撮影したHa要素を合成しています。
画像処理に再現性がない?ためか、少し色の雰囲気も違います。バックグランドの色合いも異なるようですね。
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Title:M31
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 240sec x 11 20sec x8
R 240sec x 8 , G x 7 ,B x 8
Filter:Baader LRGB filter
Total Exposure: 165min
Date:2021/10/10 @UDAリモート天文台
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コメント
上の画像は天彩にアップされたM31でしょうか。お見事です。
M31は最近Hα画像をブレンドするのがトレンドですね。自分もやってみましたが、自分の方法だと銀河全体の色調が微妙に変化してしまって結構難しかった記憶があります。くろさんが書かれたのもそういうニュアンスなのでしょうね。
リモートですと撮影時間がたっぷりあるのでいろいろチャレンジできて良いですね。羨ましいです。
投稿: マルさん | 2021年12月19日 (日) 13時55分
コメントありがとうございます。
確かにHaのブレンドは、中心部も赤くなってしまうのでむつかしいですね。Gなどの減算マスクを組み合わせて処理をしております。
リモート撮影あるあるですが・・なかなか画像処理が追い付かないです。(どこで撮影を終了するかを決めていないとずるずる撮ってしまうので)
投稿: くろ | 2021年12月22日 (水) 19時33分