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2021年11月

2021年11月 7日 (日)

秋の対象 Narrow三昧

9月末~10月は、晴れる日が多かったですね。夜の時間も長くなったこともあり1つの対象を長時間露光することができました。
RGBフィルターとNarrow Bandフィルターで撮影し、組み合わせをすることで作品の幅が広がります。

【IC1805 ハート星雲】

Ic1805-sao-aoo

これは、NarrowBandフィルターのみの撮影です。
赤くないハート💓で、この青や黄色でハートの中心部が表現できるのがNarrowBandの醍醐味ですね。
O3はとても淡いので、結構持ち上げて処理をしました。

 

撮影データ
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Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:ASI294 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg45ED
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Filter:Astrodon i/narrow
Exposure:Ha 300sec x 26 , O3 x 28 , S3 x 39
Total Exposure: 465min
Date:2021/9/22 9/24 @UDAリモート天文台

 

 

【NGC1499 カリフォルニア星雲】

Ngc1499-sho-aoo

ナローの定番 誰もが憧れるカリフォルニアレインボーです。

レインボー?にするには、赤い色が表現されないといけないのでしょうが、SAOとAOOの合成だと全体に赤くなるか、オレンジっぽくなるかという風にしか表現できませんでした。
これまでも、RGBとHaを組み合わせて作品にしたことがあります。RGBでは出ない構造がHaだとよくわかるのですが、今回S2でも撮影をしっところ、Haよりもさらに星雲の濃淡が解像していることがわかりました。
この作品は、S2をL情報(輝度)に使って仕上げています。
ちなみにRGBは星の表現に使いました。

 

撮影データ
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Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:ASI294 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg45ED
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Filter:Astrodon i/narrow
Exposure:R 240sec x 7 , G x 7 ,B x 7
Exposure:Ha 300sec x 34 , O3 x 26 , S3 x 24
Total Exposure: 84min +420min (504min)
Date:2021/10/1 ,10/2,10/3,10/4,10/5@UDAリモート天文台

 

 

【Cas Gamma IC59 63】

Ic59_63

最後はカシオペア座のWの真ん中にあるγ星の反射星雲です。
こちらはRBGやデジカメでもよく写る対象ですね。今回はHaとO3のフィルターで反射星雲、散光星雲の部分を強調しました。ちょっと地味に星の下に星雲が沈んでますが、ぐるりと取り囲んでいる様子がわかります。
もうちょっと星雲の部分はダイナミックに仕上げてもよかったかも。。
RGBは星の部分に使用しました。

 

撮影データ
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Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:ASI294 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg45ED
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Filter:Astrodon i/narrow
Exposure:L 240sec x 22 30sec x8
R 240sec x 13 , G x 13 ,B x 14
Exposure:Ha 240sec x 18 , O3 x 12 (2x2 bin)
Total Exposure: 264min +80min (346min)
Date:2021/10/6,10/7,10/8  @UDAリモート天文台


この時期は、天の川近辺を中心に、Narrow Bandにぴったりの対象がたくさんあって楽しいですね。

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