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2020年11月

2020年11月29日 (日)

Vixen AXJ赤道儀 故障? カタカタいってますけど。。

久々に機材ネタといいますか・・・
ちょっと困っております。

2017年12月に鳴り物入り?で導入したAXJですが、先日撮影しているとき
カタカタと音を立てて動くことが判明。。

販売していただいたKYOEI大阪さん経由でVixenさんに問い合わせをしてもらった
ところ、ユーザでは触れないところが緩んで動いていることが判明。
3連休明けに到着でVixenに修理入院しました。

Inked20201129_124250395_ios_li

 

カタカタ動画はこちら

 

赤道儀のジョイント部分が赤道儀の上部で動かすと1cmくらいカタカタ動くのですが、どのねじを締めても
解消しません。(遊びとはとても言えないくらいの範囲で)

一応、初期不良?なら10日間、そうでなければ最大60日修理にかかるとの回答をいただいておりまして、

でもこの赤道儀、落としたりしてないし、確かに車で移動をしますが。。。
おおもとのねじが緩んでいるように思えますが、大掛かりな修理とか言われたら、ほかの皆様は本当に大丈夫!?って思ってしまいます。
(ユーザが触れない部分で何か起きたらどうしようもなく)

送付から5日間たちましたが、まだ連絡がなく、果たしてどうなるのか。。戦々恐々の状況です。

ほかに、同様の経験をされた方がいらっしゃったら是非教えていただきたいです!

これで長期入院とかなるなら、ちょっと困りますね。。。
SXD2は、長期で利用していてそろそろオーバーホールと思っていたのですが、
まさか先にAXJを送ることになるとはゆめゆめ思っておりませんでした。
安定感も高く、とても気に入って使っていた赤道儀なので心配です。

追伸:こんなことならTakahashiのEM200をドナドナしなければよかったと絶賛後悔中です(汗)

 

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2020年11月 7日 (土)

2020年 夏の対象第3弾

1か月ぶりの更新となります。タイトルの通りいまだに夏の対象をアップしております。。

コロナや悪天候が続いた2020年の前半のうっ憤を晴らすかのように、8月、9月は
晴れを求めて奔走?してました。

お盆時期の熊野エリアに続き、翌週には兵庫県の篠山に行き、月末には満月前の月が輝く中、神野山天文クラブの月例会に参加しました。

9月の4連休は新月期と重なり、できたら2回くらい撮影!ともくろんでいたものの、関西地区の予報はとても残念なことになっていて。。

この時に唯一晴れそうなのは中国地方以西ということもあり、島根・広島・岡山の県境付近にある道後山までという小旅行(往復8時間!?)クラスの遠征に出かけました。

道後山は初めてでしたが、関西から四国に赴任されているNさんおすすめの場所で、360度パノラマ&暗い空に出会うことができ
素晴らしい体験ができました。現地に集結した星見屋さんは結構関西からいらっしゃった方も多かったです。
9月末とはいえ、気温も10度を下回り、風が強かったのでとにかく寒かったです。。。

ということで撮影した中から、8月半ばの作品をアップしたいと思います。


【IC1284 1283 NGC6589 6590 バンビの首飾り?】

20200813-ic12843-ngc658990


最近のマイブームであるTakahashiのε130DとASI183の組み合わせで、StarCloud内にあるバンビの首あたりを
狙いました。赤い散光星雲が2つあり、星の多い領域です。暗黒帯もあって見ていあきません。

撮影データ
----------------------
Title:NGC6692-95
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg45ED・ASIAIR PRO
Exposure:L 120sec x 24 / R 120secx8 / G 120secx8 / B 120secx8
Ha 120sec x 33 / O3 120sec x 16
Astrodon Tru-Balance
Date:2020/8/13 @Iuchi

 

【IC5146】

20200814-cocoon-ep_asi1833  

白鳥座とケフェウス座の間に位置するまゆ星雲です。

赤い星雲を包むように反射星雲があって、なんとも幻想的です。そしてこの天の川の星が多い領域に
不気味に浮かぶ暗黒帯がさらに絡まっています。アップ写真もいいのですが、暗黒帯が大好きな
私にとってはこのくらいの画角で撮るのがベストです。

 

撮影データ

ーーーーーーー
Title:IC5146 /Cocoon nebula
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:AminiBorg45ED・ASIAIR PRO
Exposure:L 180sec x 17 R 180secx8 / G 180secx8 / B 180secx8
Astrodon Tru-Balance
Date:2020/8/14 @Iuchi

 

【NGC6692-5 Veil nebula】

Ngc6692

今回はLRGBに加えて、Ha、O3などを撮影しています。

未改造機では表現できないような螺旋が絡まる様子などが
ナローバンドフィルターの画像をブレンドすることで表現しました。

この作品は自分でもお気に入りの1枚となりました!

撮影データ
ーーーーーーーーーーー
Title:NGC6692-95
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg45ED・ASIAIR PRO
Exposure:L 120sec x 24 / R 120secx8 / G 120secx8 / B 120secx8
Ha 120sec x 33 / O3 120sec x 16
Astrodon Tru-Balance
Date:2020/8/13 @Iuchi

 

【NGC6692-95 6960 6974-79】

Ngc66925-6960-697479-20200813-veil

2台体制の裏?で撮影していた網状星雲広域です。

西側の星雲のさらに西には、茶色い星雲があって、暗い空だとそれが写るのですが、
今回はさらにその右下にある分子雲や、左の端にある分子雲も写っていて、
さすが熊野の空!と思える1枚となりました。


撮影データ
ーーーーーーーーーーー
Title:NGC6692-95 6960 6974-79
Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:Nicon D810A ISO3200
Mount:Vixen SXD2
Exposure:240sec x 54
Date:2020/8/13 @Iuchi



この2枚を星ナビに応募したところ、全体像のほうを星ナビ2020年11月号に
掲載していただけました。うれしいです。

【星ナビ2020年11月号より】

Hoshinavi

アップした画像より全体の輝度が高めですね。プリントアウトや印刷の加減でしょうか。。
同じページの下に掲載されていた作品は、網状広域をSAOとRGBで合成されている力作で
素晴らしいですね。比較のためにデジカメの作品を掲載いただけたのだろうかなぁと思っております。

 

次からは9月の作品もアップしていきます(汗)

それにしても、月1回くらいの更新のためか、慣れないココログのUI。

画像のサムネイルサイズを都度変更できないこともあって? 縦構図と横構図でずいぶん大きさが異なって
しまいます。使いにくいですね。

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