春のメシエ天体銀河 3巡り目。。
春の銀河真っ盛りのシーズンです。
ずっと天気が安定しませんが、空は冬の対象から、春の対象に主役が移ってきました。
長時間の露光とはいかないので、明るめの対象をいくつか狙いましたブイ。
新兵器AXJにリッチークレチアンの1600mm+6Dを載せての撮影ですブイ。
サイズが小さいので画像処理はDSSで2x drizzleをかけてます。(25%トリミング)
【NGC2903】
これも過去に何度かトライした対象です。
しし座の頭、逆?マークの先にあり、1番に登ってくる対象です。
あまりシーイングが良くない熊野で撮った為か、中心部がぼやけています。そのかわり淡い腕は見えてますね。時間をかけていろいろな処理を試しましたが、、うーん。微妙な仕上がりです。
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Title:NGC2903
Optics:GSO8RC x 2inch flatner (f=1600mm/F=8)
Camera:Canon6D HKIR
Exposure:ISO4000 300sec x30
Mount:takahashi Vixen AXJ
Optics:Takahashi FSQ x 1.5Extender (f=675mm/F8)
Camera:QHY9 Gain10 offset130 -15dgree
Exposure:L 600sec x 10, Ha 600sec x 9 (2 x bining)
Date:2018/1@Iuchi @Oashi
【M100】
マルカリアンチェーンのやや北側、かみのけ座にある綺麗な渦巻銀河です。二本の太い腕が非対称に見えていて、南北には淡いところが広がっています。
備前で撮影したこともあり、銀河の細かい模様がわかります。
上と左には、小さな銀河が見えてます。それぞれNGC4323、NGC4328です。
右下には細長い渦巻き銀河があります。NGC4312です。流石にたくさんの銀河が写ってます。
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Title:M100
Optics:GSO8RC x 2inch flatner (f=1600mm/F=8)
Camera:Canon6D HKIR
Exposure:ISO4000 300sec x30
Mount:takahashi Vixen AXJ
Date:2018/1/21@Oashi
【M95】
しし座の前足側にあるメシエトリオ銀河の1つです。お隣のM96と一緒に撮影することも
可能でしたが、今回はじっくり?真ん中でそれぞれの対象を撮影しております。
なかなか特徴的な形の棒渦巻き型銀河です。シーイングがよかったので銀河の周りの様子も細かく写ってくれました。
こちらは天文ガイド4月号に掲載をいただきました!
銀河では初めての入選なのでとてもうれしいです。
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Title:M95
Optics:GSO8RC x 2inch flatner (f=1600mm/F=8)
Camera:Canon6D HKIR
Exposure:ISO4000 300sec x24
Mount:takahashi Vixen AXJ
Date:2018/1@Oashi
【M96】
こちらは、M95とともに同じ銀河団に属しているM96です。
撮影が神野山でしたので、淡いところの表現はむつかしいかと思っていましたが、
周りの腕と、銀河中心の色が思ったより出てくれました。
2つを1600mm&フルサイズで取ると左右いっぱいいっぱいに広がりそうですが、
真ん中でとらえたほうが星の形もよさそうです。
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Title:M96
Optics:GSO8RC x 2inch flatner (f=1600mm/F=8)
Camera:Canon6D HKIR
Exposure:ISO4000 300sec x20
Mount:takahashi Vixen AXJ
Date:2018/1@Konoyama
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