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2018年2月15日 (木)

AXJ 長焦点の新兵器

2月も折り返しですね。ほぼ月1ブログとなっております(汗)

空は春の天体真っ盛りですが、関西は1月、2月と週末はすっきり晴れない状態です。

銀河を美しく取りたい! とずっと思っており、EM200やAOなどを使ってきましたが、
年末に新たなる散財を・・・

Vixenの新赤道儀 AXJを購入しました。Starbook10で使うAdvanced UnitやWatecの
高性能アナログカメラも合わせてなのでかなりの出費に。
そのために2年ほど愛用したEM200を手放すことになりました。

【Vixen AXJ赤道儀】

Img_1708

組み立てた写真は、遠征の時に撮ろうと思ってましたが、暗闇?での撮影となるため
断念しております(笑)

三脚はどっしりとしたAXD用のものにAXJのアダプタをつけて使うことにしました。
一番困ったのはケースで、これまでEM200を入れていたものには入りません。
内寸が420 x 420 x 220 くらいないと収まらないのですが、縦幅が長すぎていいケースが
見当たりません。
とりあえず特大の収納ケースを探しまくって?そこに小さな座布団を敷いて入れております。
(専用ケースはまだ売られていないようです)

ファーストライトは、月明かりの元でのHa撮影となりました。

【X'mass Tree星雲】

Composit_1binx13_2binx7

QHY9を持ち出したのですが、最近はすっかりNarrow撮影になってますね。
GSO8RCのReducerを使った作品は初めてです。

本当はHaだけではなく、S2やO3も撮りたかったのですが、この日も雲が多い1日と
なり早々に断念しHaだけを撮影していました。

枚数も少ないのですが、せっかくなので画像処理をしました。かなり強調しているのですが
白黒なので地味ですね(笑)

Narrowなので星の大きさはデジカメと比較しにくいのですが、ガイドはそれなりに安定しているようです。
そういえば、突然Starbook10とAXJとの通信が切れるエラーが多発してしまい、
「さっそく故障!?」と思ったのですが、一緒に撮影に来られていた天文中年さんのアドバイスで
Starbook10とAXJをつなぐケーブルの問題であることが判明。予備のものをお借りして事なきを得ました。

高い赤道儀なんだからちゃんとケーブルもチェックして出荷してもらいたいですね。
遠くまで撮影に行って、こういったトラブルが発生すると大きなショックになります。

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Title:X'masTree ,Cone nebula
Optics:GSO8RC x AstroPhisics reducer x0.67 (f=1072mm/F=5.36)
Camera:QHY9S Ha filter
Exposure:Gain 10  Offset130 600sec x 13 + 2bining 600sec x 7
Mount:takahashi Vixen AXJ
Date:2018/1/6@Nishiki



さて、これでパソコンを使うことなく赤道儀を動かせるので撮影での手間が省けそうです。
もちろん導入補正の時は、ステラショットをつないで行いますが、ガイドはAdvanced Unitで行います。
時間を見つけて、AO UnitとAXJを接続した撮影にもトライしたいと思っています。



【祝! 星ナビ3月号 入選】

201803

2/5発売の星ナビに、おうし座のレムナントを掲載いただきました。
デジカメとHaの同時撮影というフレーズ?が編集の方の目に留まったのでしょうか。

1月のブログに掲載したものでした。

もう少し露光時間をかけるとさらにブラッシュアップできそうな対象です。



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コメント

ご無沙汰してます。
軍拡、止まることがないですね。
EMは、難儀されたようですが、Starbook10、再登場ですね。
この赤道儀は、ちょっと気持ちが動かされましたが、最終的に、星画像が何も出来ないのに・・・・・と、思い留まりました。(汗)&(笑)
重さは、意外にも20kg無いのですね。
とは言え、女性にはきつい重量ですよね。筋トレも頑張ってください。(笑)
新たな成果、期待してます。

投稿: オヤジ | 2018年2月18日 (日) 17時17分

おやじさん

コメントありがとうございます。
ご指摘の通り絶賛散財中ですね。。

でもEM200がそれなりの金額で新しいオーナーにわたりましたので良しとします(汗)

ガイドにパソコンがいらないというのが最大のメリットです。ただ、Starbook10のAdvanced Unitはどうやら生産中止らしいので、あたらしいバージョン(デジタル化?)や仕組みに変わっていくのかなぁと。

EM200の時もいきなり、新しい機能&価格も大幅ダウンという痛い目にあいましたが、
私が買うと値段が下がったり、仕組みが変わったりすることが多いのであまり気にしないようにしております。

投稿: くろ | 2018年2月18日 (日) 23時39分

初めて投稿いたします。
天体写真を本格的にやろうとしている初心者です。
機材もいろいろ手に入れ、オートガイダーも接続?
出来そうな状況にやっとなりました。
天女さんの入選記事を見て私も頑張らなきゃならないなと思ました。写真が素晴らしい。
また遊びに来たいと思います。

投稿: もっちー | 2020年3月24日 (火) 04時37分

もっちーさん

コメントをいただきありがとうございます。
半年とか、数か月の更新を怠っているBlogですが。。
撮影は毎月の新月期はぼちぼち?撮影に行っております。
新しく撮影をされるということで、本当に個人的な見解ですが、ステップアップのため、段階的な投資をする(私も含め)という方が多いのですが、TCO的には、最初からそれなりの機材を導入していたほうがよかったのでは?と思っています。
でもどこまでこの業域をやりたいかにもよりますよね。。。
また是非弊サイトをご覧いただけると嬉しいです。

投稿: くろ | 2020年3月24日 (火) 22時25分

天女さん

はじめまして、作品とっても素敵ですね。
見るだけで目の保養になります。
わたしは、今年に入ってから天体に興味を持ち写真は
以前からやってるのですが、被写体として天体を本気で
撮ったことが無かったのですが、今年はじめて天の川を
撮影し、ドはまりしています。まずポタ赤を購入して
軽く始めようと思ったのですが、せっかちなのか
気が付くとsxd2とNikon派なので、d810aをポチっていました。
Nikonレンズはかなりの焦点距離があるのでと思っておりましたが、
カメラのレンズと天体望遠鏡では、色収差、コマ収差等の
性能が天体においては断然望遠鏡が良さそうなので、
望遠鏡の購入を検討していますが、天女さん所有の
タカハシ ε-130D 鏡筒かタカハシ 屈折式鏡筒 FSQ-106EDP
のどちらか悩んでおります。個人的には当初は、
カメラのレンズには無い、反射望遠鏡の形と光芒に憧れていました。
そして、黒の出方が反射望遠鏡の方が綺麗に感じるのですが、
屈折望遠鏡の方が小さな星も解像するのでしょうか?
予算の関係で二本購入は不可なのですが、とりあえずじゃなく
はじめの一本は屈折的じゃなく
絶対にこれだ的な感じではじめの一本を購入したいのです。
メンテ等は大変でも辛抱強く出来ると思ってます。
画像のクオリティを鑑みた場合はどちらよろしいのでしょうか?
ご教授いただけましたら幸いです。

余談ですが、
神戸在住ですが、京都出身です。

投稿: kazuki | 2020年5月16日 (土) 08時34分

Kazukiさん

Blogを見ていただきありがとうございます。更新を怠っているので、コメントをいただけてうれしいです。

天体写真始めると、どっぷりはまりますよ~。遠征をする知人が増えると、もう新月期前後の週末はどこに行くかで
盛り上がります。

私はBorgでデビュー?したのですが、タカハシの鏡筒で撮影をしたときは驚愕でした。
タカハシの鏡筒は本当に素晴らしいです。最初からそれを手に入れるのは正解ですね。
D810Aは星取さんにとっては必須アイテムです。
(Canonの場合は6Dですが改造が必須ですね。でも値段は半額です。私は2台持ちです)
最初に購入したBorgの鏡筒は、今はガイド鏡としてつかったり、皆既日食などの遠征で活躍しています

Ep130 vs FSQ106 のご質問についてですが・・
まず私は、BabyQ(FSQ85ED)なので、単純な比較はむつかしいです。
カメラがD810Aとのことですので、フルサイズの画角に対応している鏡筒かどうかという意味では、
Ep130はミラーケラレなどもあり、Flat処理をしないと長編の10%くらいの画像は、使えなくなります。
FSQ85も、周辺の星は点像にはなりませんので、フラットナーを使うか、あきらめることになります。

選定のポイント①としては、フルサイズ想定の鏡筒かどうか?でいくと FSQ106 に軍配があがります。
知人で使っている方の画像を見ると、周辺まで素晴らしいです。

あと実際の撮影をする中で、屈折と反射の大きな相違も選定のポイントになります。
屈折・・・調整は不要。ただし気温の変化でピントのずれが大きい。特に口径が大きいFSQ106は、気温が1度変わると
ピントがずれるので、こまめなピントチェックが必須。
反射・・・光軸調整が必須。鏡を横から強固に固定すると、星像がおにぎり△になるので、移動中に光軸がぶれることもある。
私は、必ず現地で光軸を調整します。ただし、気温の変化によるピントの変化は屈折よりは少ない。

暗夜に撮影する天体写真ですが、気温変化があっても仮眠ができるのは反射鏡ですね。。
EP130の光軸調整は、反射鏡のなかでは最も簡単な部類に入るそうです。

選定のポイント②としては、現地での調整ですが、ピントチェックが必要な屈折FSQと光軸調整が必要な
EPでまあ引き分け?でしょうか。。

>kazukiさん
>
>天女さん
>
>はじめまして、作品とっても素敵ですね。
>見るだけで目の保養になります。
>わたしは、今年に入ってから天体に興味を持ち写真は
>以前からやってるのですが、被写体として天体を本気で
>撮ったことが無かったのですが、今年はじめて天の川を
>撮影し、ドはまりしています。まずポタ赤を購入して
>軽く始めようと思ったのですが、せっかちなのか
>気が付くとsxd2とNikon派なので、d810aをポチっていました。
>Nikonレンズはかなりの焦点距離があるのでと思っておりましたが、
>カメラのレンズと天体望遠鏡では、色収差、コマ収差等の
>性能が天体においては断然望遠鏡が良さそうなので、
>望遠鏡の購入を検討していますが、天女さん所有の
>タカハシ ε-130D 鏡筒かタカハシ 屈折式鏡筒 FSQ-106EDP
>のどちらか悩んでおります。個人的には当初は、
>カメラのレンズには無い、反射望遠鏡の形と光芒に憧れていました。
>そして、黒の出方が反射望遠鏡の方が綺麗に感じるのですが、
>屈折望遠鏡の方が小さな星も解像するのでしょうか?
>予算の関係で二本購入は不可なのですが、とりあえずじゃなく
>はじめの一本は屈折的じゃなく
>絶対にこれだ的な感じではじめの一本を購入したいのです。
>メンテ等は大変でも辛抱強く出来ると思ってます。
>画像のクオリティを鑑みた場合はどちらよろしいのでしょうか?
>ご教授いただけましたら幸いです。
>
>余談ですが、
>神戸在住ですが、京都出身です。
>
>

投稿: くろ | 2020年5月16日 (土) 20時57分

あとは、撮影の画角についても検討項目だと思います。

屈折であるFSQはReducerを併用することも多いと思います。
散光星雲を撮影するときは、300mm~500mmまで、対象によって使い分けますので
FSQなら、F3 Reducerを使うと390mmになり、さそり座や白鳥座、オリオン座やぎょしゃ座の
広域の撮影ができます。エクステンダーを使うと、銀河とかの撮影も可能です。
EP130は430mmの一択です。

選定ポイント③ 撮影画角のバリエーションは、屈折FSQ106のバリエーションが高い。
(ただし、さらなる投資は必要)


最後は価格ですが・・
FSQ106EP130だと、倍近く金額が違いますね。
FSQは、鏡筒プラス、鏡筒バンド(Kastecがおすすめ)、Reducerなどを考えると2倍を超えそうです。。
どんな天体写真を撮りたいか??にもよりますが。。
250mm~500mmくらいまでを臨機応変にとりたい!ということであれば、
天体写真屋さんで昨年盛り上がったRedcatという安価で高機能な望遠鏡もあり
http://www.y-tomita.co.jp/telescope/williamoptics/redcat51.html
Ep130+REdcat51 の2台で撮りたい対象によってうまく使いわけるという方法もあります。
(多分FSQ106関連でそろえるより安価)
一生もので使うならFSQ106でしょうか。ここは何を撮りたいかにもよりますね。

ご質問への明確な答えにはなっておりませんが・・
天体写真を撮り始めるといろんな画角で撮りたくなるというのは間違いないですね。

SXD2でも、Edge800くらいライトな長焦点であれば、ガイドもできるので色々楽しめると
思います。

投稿: くろ | 2020年5月16日 (土) 21時14分

天女さん

ご丁寧な返信ありがとうございます。

このブログの作品すべて拝見させていただきました。
わたしもこのような画像を撮影することを目標に更に天体に興味が湧いてます。

結果からご報告させていただきますが、FSQ-106EDPを購入しました。残り在庫1でした。
そのあとに天女さんからのご返信を拝読し、反射鏡と屈折の特性をご教授いただきまして、
反射鏡の方がと思いましたが、既に発注後だったので、いや、初心者なんだから屈折でと
自分に思い込ませております。


とりあえずは早くデビューしたいですが、到着予定が6月末で鏡筒バンド等がそれより
一か月位かかるそうなので、しばらくはカメラレンズでの撮影をする予定です。
本日、極軸合わせのPoleMaster,QHY,ガイド鏡のASI120MM Mini (mono) ZWO、が届き
ガイドはステラショット2でと、徐々に撮影に向けて進んでおります。
何分、天体についてド素人なので、星座を覚えるところからスタートです。
オリオン座くらいしか知識がなかったので....

機材について、ショップでは教えていただけないような貴重な情報をご教授いただき
本当に感謝しております。
特に

-------------------------
「あと実際の撮影をする中で、屈折と反射の大きな相違も選定のポイントになります。
屈折・・・調整は不要。ただし気温の変化でピントのずれが大きい。特に口径が大きいFSQ106は、気温が1度変わると
ピントがずれるので、こまめなピントチェックが必須。
反射・・・光軸調整が必須。鏡を横から強固に固定すると、星像がおにぎり△になるので、移動中に光軸がぶれることもある。
私は、必ず現地で光軸を調整します。ただし、気温の変化によるピントの変化は屈折よりは少ない。」
「散光星雲を撮影するときは、300mm~500mmまで、対象によって使い分けます」
--------------------------

がとてもとても参考になりました。
本当にご相談させていただきご回答に感謝してます。
有用な情報ありがとうございた。

これからもブログ楽しみに見させていただきます。

投稿: kazuki | 2020年5月17日 (日) 19時43分

初めまして。岩手県盛岡市在住の天文歴50年の天文じじいです。AXJ赤道儀の導入の検討をしていた折り,こちらのブログを知りました。老眼が進んで,ファインダーによる手動導入がなかなか困難になってきたこともあり,つい最近AXJ赤道儀(エンコーダー付)を購入しました。使用機材はε130Dということもあり,いろいろ教えてもらえればうれしいです。今後ともよろしくお願いします。

投稿: 作山 智規 | 2020年5月24日 (日) 10時57分

作山さん


古い記事にコメントをいただきありがとうございます。
AXJ購入ですか! エンコーダ付きとはすごいですね。私はほぼ初号機?で導入しましたがエンコードはつけておりません。
AXJは安定した素晴らしい赤道儀だと思います。
ε130Dだと2台くらい載りそうですね。

素晴らしい作品を期待しています。

投稿: くろ | 2020年5月27日 (水) 22時13分

コメントありがとうございます。今まで使っていたアトラクス(初代17号機)もありますが,エンコーダー付に惹かれまして,アイベルさんから購入しました。EVOSTAR150DXの直焦点で試して見ましたが,M-GEN使用で安定したガイドでした。ここのところ長焦点はあまり使ってないので,εだとガイドも大分楽にやれそうです。自動導入も,3点くらいアライメントするとほぼ中央に入ってくるのも良いです。1993年版の天体望遠鏡のすべてにシュミット+アトラクスで掲載されています。図書館などにあったらどうぞ見てください。赤道儀はこのアトラクスの後継機で購入した次第です。

投稿: 作山智規 | 2020年6月 1日 (月) 20時31分

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