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2017年9月

2017年9月17日 (日)

アメリカ皆既日食旅行記(5日目)

アメリカ皆既日食旅行記 (5日目~)  8/22~8/26

さてLAについて翌日にはAnaheimのDisneyResortへ移動です。
LAXからアナハイムの往復にSupershuttleを利用しました。
HPから簡単に予約できて時間に正確に送り迎えがきてくれました。乗り合いですが3グループぐらいでしたので
45分くらいで着きました。
Uberとかもかなりスマホを使って発展しているようですが、このシャトルもSMSをつかったやりとりで便利でした。

ShuttleBusはこちら

TripAdviserとかでは評価は二分されているようなので、私は運がよかったのかも?ですね・・

DisneyResortでは2泊3日で丸ごとParkをEnjoyしました。

施設は全体的に古い感じはありましたが、大きな混雑もなく乗り物を乗ることができました。
アトラクションに乗る前に荷物を預けることもなく、事前のチェックとか説明は適度な感じで
あとは自己責任?みたいな空気を感じました。
そのおかげで、お客様の回転が速いのではと思いました。サービスは過剰がいいのか不足しているくらいがいいのか・・

【DisneyLand and California adventure】

Disney

8/22,23,24と
8/25の午前1時の便で羽田へ時差もあって日本についいたのは8/26の午前4時ころでした。そのあと伊丹へ移動し帰路につきました。

【大阪の空】

Itami

大阪の天気は曇りでした。旅行お疲れさまでした~。
確かこの新月期もNGだったみたいで・・日本の天気はずっとすっきりしませんね。。

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アメリカ皆既日食総括

 

さて、楽しかったアメリカ皆既日食を総括したいと思います。
まず皆既日食の最終画像はこちら。(先日アップしたものと同じです)

【皆既中の太陽】

Corona_hdr_s

--
撮影データ
 Opt:Mini Borg71FL x 1.4 テレコンバータ(f=560mm F=7.9)
  Camera:Nikon D810A DXモード ISO200
 Mount:SWAT-200
 Exposure:BKT撮影
 1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2の9枚露光 (BKT設定 9段、間隔は1.0)

 Proseccing:Photomatix-ProによるHDR合成
      ステライメージによるローテーショナルグラディエント
      Photoshopによるレベル調整


このときのコロナ画像はこちら

【Nasaページより】

Eclipse_composite_2017_without_cred

--
コロナの外に広がるStreamerの様子がよくわかります。
まさに地球から見た姿と同じですね。


100年ぶり?にアメリカ大陸を横断する皆既日食。
アメリカ中、世界中が熱狂したと思います。

選択肢が多い分、どこで観測するか! が結構重要だったのかなと。。
私はOregon Madrasを選択しましたが、そのほかの地区でも概ね良い天気だったみたいです。

ただ当日の衛星画像を見ていると、雲がある地区も・・

【2017/8/21の衛星画像】

Weather

西海岸は晴れ、Wyomingは雲がかかるところが(Casperは薄雲だったようです)
当初検討していたKansas Cityは雨模様? 
雲量が60%以上と予想されたNashvilleあたりまで行けば雲が薄くなっていますね。

こればかりは結果論ですが、たくさんの方が観測できてよかったです。

奄美大島での皆既日食リベンジをかけて、アメリカ皆既日食ツアーとても素晴らしい体験になりました。
本当に忘れられない思い出です。

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2017年9月12日 (火)

アメリカ皆既日食旅行記(4日目)

4日目 Total solar eclipse in Madras 8月21日

旅行記がもう少し続きます。(汗)
備忘録ということでご容赦をください。

【日食当日 朝の空】

Img_0952




【Madrasキャンプサイト朝の風景(Drone撮影Youtubeより)】

Madras_rv_site


さて、8月21日、日食当日。今回の機材はこんな構成です。(写真は日本で取ったものです)

Img_0658_2

【メイン機】
 Opt:Mini Borg71FL x 1.4 テレコンバータ(f=560mm F=7.9)
  Camera:Nikon D810A DXモード ISO200
 Mount:SWAT-200
 Filter:AstroSolar Baader Planetarium 

Exposure:BKT撮影
 部分日食中 フィルターをつけて 1/2000、1/1000、1/500の3枚露出 (BKT設定 3段、間隔は1.0)
 ダイアモンドリング フィルターを外して 1/2000、1/1000、1/500の3枚露出 (BKT設定 3段、間隔は1.0)
 皆既日食中 フィルターを外して 1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2の9枚露光 (BKT設定 9段、間隔は1.0)

で撮影をすることとしました。ファイルの書き込みスピードなどを勘案し、こちらはDXモード(APS-Cサイズ)にしました。
これにより、フルサイズ換算では840mm相当です。天体写真ではサイズの大きなRAWファイルをPCに転送するのに時間がかかり、ステラショットをつかった
天体写真撮影では、何分も撮影したものが転送エラーでお釈迦(カメラに保存できない仕様なので)ということもあったので、
失敗が許されない皆既日食では、Nikon製のCameraControl Pro2でライブビューをチェックし、リモートコントローラで撮影をすることにしました。

 部分日食中 3秒露光、5分インターバル 第2接触の前にはリモートコントローラの設定を変更(5秒露光、6秒インターバル)
 ダイアモンドリング~ フィルターを外してひたすら連打 皆既に移ったら、BKTの設定と露光時間を変更!
 皆既日食中 5秒露光、6秒インターバル

設定をし半自動で撮影を目指します。
パソコンの完全自動化は、きっちりと運用できる自信が全くなかったので、今回は確実な方法を選択しました。

Img_0334_2

【サブ機材】
 Opt:Canon EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM APS-C対応(f=250mm F=8)
  Camera:Canon EOS Kiss X4 (新改造) ISO100
 Mount:Vixen ポラリエ
 Filter:AstroSolar Baader Planetarium 

Borg45EDをもっていこうかとも思ったのですが、荷物がやはり増えてしまうことと、鏡筒が長いことからポラリエにそのまま載せるのがむつかしそうということもあり
今更?でしたが、安いEF-Sレンズを購入しました。新品でも15,000円を切っていたので。。250mm+APS-CのKissX4なら、広い視野で日食の様子が写せると思いました。

Exposure:AES撮影
 部分日食中 フィルターをつけて 1/500の露出 (AES設定 3段、間隔は1.0 1/500,1/2000,1/125)
 ダイアモンドリング フィルターを外して 1/500の露出(AES設定 3段、間隔は1.0 1/500,1/2000,1/125)
 皆既日食中 フィルターを外して 1/15の露光(AES設定 3段、間隔は1.0 1/15,1/60,1/4)

【Borg45EDとEF-S55-250mm】

Img_0336

45EDの写りは捨てがたいのですが・・
悩んだのですが、お手軽なカメラレンズを選択しました。

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さて素晴らしい快晴の朝を迎えて、撮影の機材セッティングに入ります。

セッティングの手順は以下の通りです。

1.赤道儀の極軸の高度を45度にする
2.iPhoneのコンパスで方位を北に合わせる (前夜に図った偏角は15度)
3.赤緯軸(ポラリエに載せたカメラの向き)を水平にする
4.鏡筒を南中高度に合わせる(ポラリエに載せたカメラのレンズの向き)
(下調べ不足でしたので、現地でステラナビ10で調べて57度?)
5.カメラのライブビューを見ながら赤経軸を動かして太陽を導入する(ポラリエは雲台ベースをまわす)

これでNGなら高度から見直してみる・・
という方法で、星ナビの2017年6月号に掲載されていました。
とてもわかりやすく、日本でやった時はばっちり導入できました。(リハOK)

ところがポラリエからセッティングを開始するも、なぜかなかなか太陽が入ってくれません。
周りに金属?が多いためか、コンパスが指し示す北の位置もころころ変わります。

そして空を見上げると西から怪しげな雲がやってきます。「うそ~勘弁してよ・・なんでこうなるの(泣)」と周りに日本人がいないのを
いいことに大きな独り言をつぶやきながらひたすらセッティングを続けます。
まあ普段の撮影でも準備でトラブルが発生しないことがないのである程度覚悟はしていたのですが・・
何度もやり直している間に時間が、ようやくセットできそうなときに、緩めてはいけないクランプを触ったりと散々な結果になり、部分日食が始まる時間が迫ってきます。

ポラリエは設定はそこそこにして、メインのSWAT-200とBorg71FLをセッティング始めました。
こちらはバランスや回転もスムーズですので、セッティングはとてもやりやすいのですが、なかなか太陽が真ん中に導入できません。

極軸の高度なのか、北の向きなのか? 南中高度の想定が違うのか・・
前日に極軸を合わせておいたので高度はあっているはずなのですが。
なんとかライブビューで太陽を導入できても、しばらく見ているとどんどんと太陽が画面の上にずれていきます。
SWAT-200の電源を入れなおして、ちゃんと太陽モードになっていて、音もしています。
でも極軸が全くあっていないくらいの勢いでずれていきます。いろいろ調べても原因が思い当たりません。そしてiphoneのコンパスは毎回違う北を指しています。

時間ばかり過ぎていき、いよいよ第1接触の時間になってしまいました。
薄雲があるのですが、太陽は見えていてかけていく様子をとらえることができました。

ここでいったん極軸合わせはあきらめて、かけ始めた太陽を真ん中にいれて撮影します。

【欠けはじめ5分、渾身の1枚(笑)】

Img0074

慌てっぷりがわかるくらい真ん中からずれてますね(汗)

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部分日食は5分に1回の撮影予定でしたから、撮影が終わったら再度橋軸チェックです。
いろいろしても、太陽はひたすら動く動く・・どうして??

気づけば第1接触から15分経過・・慌てて太陽を写野にいれて撮影。

【1枚目撮影から10分後の太陽(汗)】

Img0077

とこんなことをしている時に気づきました。
そうです。SWATは太陽を追尾できていなかったのです。歯車が回る音はずっとしていたのですが、空回り?
ハイスピードでEastとWestに動かしてみると、なんとか追尾ができるよういなりました。
アメリカまでの長旅が影響したのか、前夜にSWATをつかっての撮影テストをすればよかったです。

さてポラリエに載せた250mmのKissX4の方は、ずっと放置していたのですがそこそこ太陽の追尾ができているようです。
まあこちらはフルサイズで375mm換算ですから、多少のずれは許容範囲です。
微妙に極軸がずれていて、後でやり直そうとして撮影をしていなかったのですが、多少のずれであれば許容して撮影を開始しておけばよかったと後悔しております。

サブ機のKissX4についても、AES設定をする予定でしたが。。あとで撮影したファイルを見たら、なんと設定漏れ?ひたすら同じ露光時間の写真が写ってました。orz..
SWAT-200側のガイドができていない問題に気をとられていて、サブ機材側の設定がおろそかになってしまいました。う~ん。


【Kiss X4 での第2接触~第3接触 合成】

Kissx4


わずかな時間ではありましたが、双眼鏡で観察した太陽コロナも大きく流線型が広がってとても美しかったです。
真っ赤なプロミネンスは肉眼でも観測ができ、圧巻でした。

あっという間の皆既日食がダイアモンドリングの登場とともに終わり感激に浸ってました。

カメラの露光時間を戻して、フィルターを再度つけて、部分日食の撮影を再開しました。
最後まで見ていると、帰りも大渋滞に巻き込まれてしまいそうです。
この日は19時にポートランドを出発する飛行機に乗る必要があります。
部分日食の最後までいるのはあきらめようと思っていたのですが、、なんと皆既日食が終わるとともに帰り支度につく人たちがちらほら・・
みんな皆既日食だけを見に来たの?って感じです。

隣にいたキャンパーの家族に、このあとロサンジェルスに飛行機で移動するって言っていたらおじさまからは、
「ここに来る時に何時間もかかったというなら、帰りも同じくらいかかるから早く出たほうがいい」とアドバイスもいただき、メイン機を最後まで残して帰り支度を始めました。

CasperやSalemあたりで撮影していたらこんな風にはならなかったのかもですが、乗り遅れるとかなり大変なことになりそうなので
部分日食の続きを30分ほど撮影したところで帰路につきました。

【Madrasでの皆既日食】

Total_solar_eclipse_in_madras_s_3

11時にはRVキャンプサイトを出発しましたが、案の定26号線に出るまでの道は大渋滞。国道に出た後もほとんど車が動かない状況が続きました。
18時ポートランド国際空港がタイムリミット。
Mt.Hootの手前まで続く大渋滞を何とか切り抜けて、17時半過ぎには空港に到着することができました。
途中トイレに立ち寄るくらいの休憩でした。5時間半の運転は疲れました。

【ロサンゼルスの街明かり】

Img_0981

これまでの広大なアメリカの開拓地とはうってかわって大都会の光です。
いろんな顔を見ることができるアメリカは楽しいですね。

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2017年9月11日 (月)

アメリカ皆既日食旅行記(3日目)

3日目 Portland→Madras 超ハードな?車の旅 8月20日

さて日食前日の朝にはホテルを出て、途中Walmartで買い出しをして、Mt.hoot経由でMadrasに向かいます。
Walmartでは食べ物と、持参してこなかった防寒着、折り畳みの椅子などを買いました。

コンパクトサイズの折り畳みの椅子が1個しかなかったので、在庫がないのかと店員さんに聞いたところ、
「ちょっと前にお客様が来て、店にあるいすや机を買い占めていったので売り切れだと・・」
たぶん日食観望のお客さんだったんだろうなぁと思いました。みんな考えることは一緒ですね。

PortlandからMadrasまでは、ハイウェイ26号線の一本道を東へ。普通に行けば2時間半くらいの距離です。
アメリカ中が皆既日食のために大渋滞がおきるとの予測でしたので、これから先どうなるか?と出発しましたが、大きな渋滞もなく車は流れています。
時間がありそうだったので、途中Mt.Hootの山麓にある、Mt.Hoot Meadows立ち寄りました。
コロンビア渓谷や素晴らしい滝があるようでしたがあまり下調べができてなかったこともあり、今回は断念です。
あとで分かったのですが、通り道に3か所くらいあったようで・・惜しいことをしました。(準備不足を反省)
Mt.Hoot Meadowsには、たくさんのキャンピングカーが夏休みを楽しむために滞在をしていました。
リフトをつかって山の上まで行くことができるようでしたが、元気も時間的な余裕もないので、高原の花々を散策してみて、そのままMadrasに向かいました。

【Mt.Hoot】

Mthoot

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さて皆既日食の観測地は、MadrasのSolarTownというところです。
CampingSiteへの道順も案内サイトのDirectionに掲載していました。

【Camping At Solartown】

Solartown

言葉の説明だけで、付近の地図がなくてわかりにくかったです。
GoogleMap頼みですね。



【Road to RV site】

Go_to_madras_rvsite

GoogleMapを眺めながら案内通りに移動すると、入口の直前から長蛇の車の列が・・・全く動かなくなってしまいました。
あと1マイル。車だと2分くらいの距離なのですが。。
ここから駐車場に入るまで、3時間かかりましたorz..Madras郊外までは渋滞もなく順調だったのに・・
早めに出たのにこんなにかかるとは。車を止めたころには夕方になってしまいました。

【大渋滞】

Jam

アメリカの人って、渋滞で車が動かないと、車の外に出るんですね。動かない先がどうなっているか、うろうろしていて面白かったです。
途中に簡易トイレもあったりと、あるいみ用意周到のRVサイトですが、もっと早く車を入れられないのかと。
どうやら3方向から車が合流していたようで、本当に大変な目にあいました。

空からはパラシュート帯が降りてくるパフォーマンスなど盛り上がってましたが、厚ーい雲が垂れ込めて明日の天気が心配です。
そんなこんなしているうちにようやく入口にたどり着きました。

RVサイトにようやく入ったところ、すでに駐車スペースにはすごい数の車(RV、キャンピングカーなど)が所狭しと駐車しています。
帰りのことも想定し、奥の端っこのスペースに車を止めました。
たくさんアメリカの方々が、SummerVacationを楽しんでいます。移動式のキッチン&リビングとそれを引っ張ってきた車や、特大のキャンピングカーなど本当にたくさん並んでいて圧巻でした。
日本だとこんな光景は見られないですよね。家族や友達10人近くで来ている車もあって、なんかうらやましい感じです。
このサイトは5日前からオープンしていたようなので、最初から滞在されている方が圧倒多数?のようです。
キャンピングカーでのんびりとバカンスを過ごす。日本だとテーマパークや体験型のツアーとか休みの時出かけると、お金ばかりかかります。
こんな何にもないところで、5日間も滞在って何をするのかなぁと思いがちですが、このあたり文化の違いを感じることができました。

車を止めたお隣さんも5日間滞在しているとおっしゃってました。家族連れで、望遠鏡も持ち込んで、日食グラスも大量に仕入れてました。
怪しげな日本人の私たちにも気さくに声をかけてくれて、お部屋の中も案内してくれました。

【Madras Solartown RV Site】

Img1153


【Madrasの夕暮れ】

Img1154

そんなこんなで時間がたちMadrasの夕暮れ時に。何やら西の空から晴れ間が見えてきました。これは明日期待が持てます。

夜、周りが寝静まったころにはキャンプの明かりも消えて、濃い天の川がズドーンと空にアーチをかけました。
快晴です! やったぁ。。
緯度が45度と高いこともあって、深夜空を見上げると西の空には夏の大三角形が、東からは牡牛座、ふたご座、オリオン座、ぎょしゃ座と冬のダイアモンドが見え始めました。
フォーマルハウトも入れてたくさんの1等星が見えてにぎやかな空です。北の地平線の上には、沈まない北斗七星が見えています。
ただ北には道路沿いに煌々と明るい光源があったので星景写真は断念しました。。
雰囲気だけこんな感じです。 

【Madrasの北の空】

Madras_north

明日に備えて極軸を合わせてみようということで、今回持参したSWAT-200とポラリエをセッティングして北極星をのぞき窓から導入してみました。
アメリカ西海岸の方位磁針の偏角は、15度ほどあり北極星がないとなかなか北に赤道儀を向けるのはむつかしそうです。
セッティングしたのですが、やはりオープンスペースということもありそのまま朝まで放置するのはためらわれました。赤緯の角度だけを合わせて
いったん車の中に格納し、翌日朝から太陽を使って極軸を調整することにしました。
しかしこれが致命的なミスを犯す原因となってしまいました。



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2017年9月10日 (日)

アメリカ皆既日食旅行記(2日目)

2日目 Denver→Portland ~西海岸へ戻れ! 8月19日

翌日はDenver市内を散策し、Denverの動物園に行ってきました。
タクシーを使おうと、中央駅あたりをうろつきましたが、タクシー乗り場もなく、こんなことならホテルに呼んだらよかったと後悔をしました。Uberの乗り場とかはありましたが、TaxiはUberに駆逐されちゃったんですかねぇ。

駅にバスターミナルがあったのでそこにいた職員さんに動物園への行き方を尋ねることに。。

そこに停車しているバスに乗って、「Stout」通りで下車、17th通りに1ブロック歩いて、「Stout 17th」からRT32のバスに乗れ・・・

とのご指示が。 どうやら直通バスがないので、乗り換えが必要みたいです。
教えてもらった通りに1つ目のバスを乗って下車し、次の動物園行きのバス停にたどり着くも、時刻表もなくいったいいつ来るのか全く分かりません。
こんな時のiPhoneとばかりに、Denver市内バスの時刻表を検索し確認すると、なんと1時間に一本で15分ほど前に行ったばかりであることが判明しました。orz...

仕方がないので、近くにある大きなホテルを探してそこからTaxiでDenver zooに移動しました。
Taxiの運転手さんにチップをはずんだせいか、帰りに電話をしてくれたら迎えに来ると電話番号を教えてくれました。
帰りはちゃんと計画的に時刻表でRT32のバスの時刻を調べて、バスを乗り継いで帰りました。

あまり人通りがない?という印象のDenver市内でしたが、動物園は家族連れでとてもにぎわっていました。
広大な敷地に、木や草が生い茂った自然のままの広いオリなので、まずは主役の動物がどこにいるのかを探すのが大変です。(笑) FeedingTimeとかでキリンに餌を挙げたりできます。
なぜかいたるところにDinasourの実物大?模型が動物のごとく置いてあって、吠えたり動いたりと。。アメリカの子供たちは楽しそうに恐竜とたわむれてましたが、動物と恐竜の共演は、何やら不思議な感じがしました。

子ども曰く、和歌山のアドベンチャーワールドの方が凄いって。。
まあ確かに海の動物は少なめですが、いわゆる市営動物園としては規模も大きく素晴らしいと思いました。
日本だとコンクリートとかのうえにライオンとかが寝そべっている印象ですが、広い場所で自然にちかい環境でいる動物は楽しそうですね。
Denver郊外にはこの動物園の近くには植物園や自然科学博物館などの施設があるようで、1日は楽しめる感じでした。

【Denver zoo】

Denverzoo

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さてあわただしくも夕方の便で、Denver→SaltLakeCity→Portlandへ移動です。
この移動はDelta航空を使いました。機材は結構古い感じ?
こんな便ですから、誰も日本人とかは乗っていないだろうなぁと思っていたのですが、SaltLakeCityに向かう便では、たまたま隣に座られたのは日本の女性の方で、早々にCAに流ちょうな英語で頼んで確保された毛布を譲ってくださいました。感謝です!

SaltLakeCityはトランジットで通ったのですが、空港から見た風景は、アメリカの荒野そのもの。冬季オリンピックが開催され、モルモン教の聖地?として有名な場所ですね。Deltaのハブ空港になっているようで、今回idaho州のレクスバーグやWyoming州のジャクソンなどで観望するツアーはSaltLakeCityからの移動というものもあったようです。
イエローストーン国立公園やグランドティートン国立公園に行く場合も、ここからのツアーが主流でしょう。

ずいぶん昔、大学の頃にアメリカに住んでいた友人の案内で、Oregon州のPortlandから車でイエローストーンやグランドティートンを巡ったことを思い出しました。間欠泉のOld faceful geyserを見たり、バッファローを見たり、グランドティートンの美しい山々とかいまでも記憶に残っています。

こういった旅行もインターネットを使えば、事前に予約や調べものができ、カーナビまで使えて、ずいぶんと情報量が増えましたね。
アメリカ皆既日食旅行で行ってみたいなぁと思いましたが、今回はディズニーランドを組み込んだので断念しました。(笑)

【Salelakecity AirPort】

Slc

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SaltLakeCityを出発し、Portland国際空港に着いた後は、AVISのレンタカー窓口に行って、車を借りました。KIAのオプティマです。MazdaのカペラとかTOYOTAのカムリー?とかいくつか選択肢がありましたが、なんとなくオプティマを選択しました。
予約していたスマホ版のカーナビの操作を説明してもらいましたが、車は駐車場にあるものを勝手に見つけて乗るようなシステム(出口で係員がチェックしますが)なのに少し驚きました。

日本みたいに傷のチェックはないと聞いてましたが、車の操作方法がわからなかったらどうするのかなぁ。。
ちょっと古いタイプの車?で、エンジンは鍵をまわしてかけるタイプ、サイドブレーキも足を踏むタイプだったので、昔の車?を思い出して操作しました。
右ハンドル、右側通行は初めてでドキドキの出発です。

地球の歩き方「アメリカドライブ旅行」を事前に熟読して、道路標識やハイウェイの乗り方、ルールなどをみていたのですが、いきなり実践だったので戸惑いました。
ホテルまでは25分くらいの距離でしたが、迷いながら到着しました。

一番むつかしかったのがハイウェイです。みんなかなり高速で飛ばしているので、一番遅い車が走るはずの右車線を走っていると、突然ExitOnlyになっておりたくない出口で出る羽目に・・
次の出口だったのにと焦りながら、ぐるっと回っての移動です。
ハイウェイとかは、右車線に移るタイミングがむつかしいですね。

Portlandのホテルでは、ホテル内にバーがあったのでアメリカンな夕食をとりました。
ホテルで出会った日本からの家族の方は、Salemで観望予定でホテルが取れないのでPortland滞在。前日に下見をしてホテルに戻り、当日の朝に移動するとおっしゃってました。
またインドの方は、Madrasで観望予定で、前日の夜中に移動と言ってました。
やっぱりみんなホテルは取れないんですね。皆既日食観望予定の方々と情報交換で来て、ちょっと気分が盛り上がってきました。

1日目、2日目と単なる旅行の日記となっておりますが、自分の思いで記録用に記しております。

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2017年9月 9日 (土)

アメリカ皆既日食観測記(1日目)

今回のアメリカ皆既日食は皆様もご存知の通り皆既食帯がアメリカ本土を横断するという好条件のものです。

【アメリカ皆既日食帯 From NASA】

 Eclipse_path

日本出発の有名どころの観望ツアーはアメリカでも50万~80万円が相場のようで、アメリカなのにその価格?という感じです。
(出発直前にはもう少し安いツアーも売られていたようですが)

折角アメリカに行くので他の観光も自分が行きたいところを織り交ぜたいということと、普段使いのUnitedAirlineカードのマイルが溜まったこともあり完全個人手配で旅行計画を立てました。

準備は1年半くらい前から始めましたが、晴天率が高そうな西側の皆既帯に近いホテルは予約と取ることができません。
(いつ発売になるかがわからず、すぐに売り切れるためむつかしかったです)

そこで、皆既日食前日はレンタカーで、日食用に開設されたRVキャンプサイトに滞在する計画を立てました。

まずは特典航空券を予約する必要があり、いずれの方面にいくのもアクセスがよさそうなアメリカの中央部であるCororado州のDenver行きを予約しました。
できる限り少ないマイルでいく方法を探って、
行きは 伊丹→羽田→San Francisco→Denverの2回乗り継ぎ、
帰りはAnaheimのディズニーランドに行く計画をたてたので、LosAngels→羽田→伊丹としました。

さて、皆既日食の観測地ですが、雲量を予測したものによると、西海岸のカスケード山脈を超えたOregon州の西側やIdaho州、Wyoming州あたりが条件がよさそうです。
あとは空港からアクセスのよさそうな都市を選ぶことになります。

Wyoming州のCasperとOregon州のMadras、Salem、ミズーリ州のKansas Cityあたりがよさそうです。

そこで、特典旅行が使えるDenver-Casperのチケットを予約しました。

皆既日食前日の宿泊施設はともかく、アメリカ国内の移動手段は数か月前でも予約が取れそうな状況でした。
いろいろと迷いましたが最終的には、Oregon州で観測することを決めて、DenverからPortlandに移動をすることに・・

結局、Denver-SoltlakeCity経由-Portlandに移動することになり、アメリカ大移動の旅となってしまいました。

【アメリカ国内飛行機のルート】

Travel_map



ーーー

【1日目 伊丹→羽田→San Francisco→Denver ~ひたすら移動 長い8月18日

日本からはほぼ1日かけての移動です。トランプ政権となって手荷物検査や入国審査が厳しいらしいという航空会社の指摘もあり、アメリカでの乗り継ぎはちょっと長めの便を選びました(当初予定の便がスケジュール変更で時間が20分くらい早まったこともあって)トランジットで4時間くらいSFO空港で待つことになります。

3回の乗り継ぎですから、いつ荷物が出てこなくてもおかしくない。。ということで、必要最低限のものと機材は手荷物で持ち込みます。
NikonD810AとBorg71FL+1.4Xテレコンバータとポラリエと三脚(小)あとは自由雲台などが詰め込まれたバッグをX-Rayに通すのですが、伊丹空港では、これらすべての金属物を出しての検査となってしまいました。後で分かったことですがここでの検査が一番厳しく(めんどくさく)て、時間がかかりました。

羽田やアメリカの空港では、チェックインをするときの預ける荷物の検査(旅行者がやるもの)もなく、スムーズでしたが、伊丹だけはこの荷物検査に長蛇の列です。
もちろんアメリカ便なので、スーツケースに鍵をかけることはなく、Inspectionしたという紙も入ったりしてましたが、、
伊丹はインフラが古いのでしょうか? 海外の人にとってもこのシステムは不便に見えるでしょうね。

さて飛行機3便は予定通りに運行され、荷物も無事Denverに到着していたので、Denver市内へ移動です。

Denverの気候は1年を通じて乾燥し、日中は暑いが夜は涼しくなる夏と、日中は穏やかなものの夜は冷え込みの厳しい冬に特徴付けられ、気温の年較差と日較差のともに大きい、
四季のはっきりした、しかし天気の変わりやすい、高山性の気候だそうです。

【Denver市内】

Denver

Denver空港から市内へは、直通の電車が走っていてとても便利です。
アメリカですから改札とかはなくて、自分で切符を買って乗り込むと社内で車掌さんが検札にまわってきます。40分くらいで市内に到着、近くのホテルまでは歩いて5分でしたので無事チェックインできました。

この日の夜は、これまたホテルから徒歩5分で行けるBallPark「Coors field」で、大リーグの試合を観戦しました。
コロラドロッキーズ vs ミルウォーキーブリュワーズ というこれまた渋い試合でしたが。。
このスタジアムは標高1600mあって、ボールがよく飛ぶことで有名らしいです。この日のゲームもホームランも何本も飛び出し、ホームのロッキーズが快勝ということで、盛り上がっていました。Internetでチケットが買えるので、大リーグ観戦も気軽に行けますね。

【Colorado Rockies】

Clr

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アメリカ皆既日食

もう9月ですが・・・
8月21日のアメリカ皆既日食を見に行ってきました。

ツアーではなくて個人手配での旅行でした。
素晴らしい皆既日食を見ることができたので本当によかったです。
キラリンと光るダイアモンドリングや、黒い太陽の周りいっぱいに広がったコロナを見たときは感動ものでした。。

【第2接触の前】

C2

ベリーズビーズやプロミネンスが肉眼でも見えました。
C2は正確にはダイアモンドリングとは言わないそうですね。

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撮影データ
 Opt:Mini Borg71FL x 1.4 テレコンバータ(f=560mm F=7.9)
  Camera:Nikon D810A DXモード ISO200
 Mount:SWAT-200
 Exposure:1/500秒
 Proseccing:Jpegファイルそのまま



【皆既中の太陽】

Corona_hdr_s

双眼鏡で見るとコロナのStreamerやプロミネンスがばっちり見えます。
写真では多段露光をしてHDR合成することで、その時の雰囲気を再現できます。

それにしてもStreamerがきれいです。
そしてこの素晴らしい皆既時間はあっという間に過ぎてしまいました。

--
撮影データ
 Opt:Mini Borg71FL x 1.4 テレコンバータ(f=560mm F=7.9)
  Camera:Nikon D810A DXモード ISO200
 Mount:SWAT-200
 Exposure:BKT撮影
 1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2の9枚露光 (BKT設定 9段、間隔は1.0)

 Proseccing:Photomatix-ProによるHDR合成
      ステライメージによるローテーショナルグラディエント
      Photoshopによるレベル調整


【第3接触】

C3_3

太陽が見えてきました~
プロミネンスの横から出現です。
皆既時間は2分1秒 早い!

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撮影データ
 Opt:Mini Borg71FL x 1.4 テレコンバータ(f=560mm F=7.9)
  Camera:Nikon D810A DXモード ISO200
 Mount:SWAT-200
 Exposure:1/500秒
 Date:20170821 10:21:40
 Proseccing:Jpegファイルそのまま

【3カラットくらいありそうなダイアモンドリング】

C3_2

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撮影データ
 Opt:Mini Borg71FL x 1.4 テレコンバータ(f=560mm F=7.9)
  Camera:Nikon D810A DXモード ISO200
 Mount:SWAT-200
 Exposure:1/500秒
 Date:20170821 10:22:00
 Proseccing:Jpegファイルそのまま

いろいろなハプニングも含めてとても楽しかったアメリカ旅行記をblogに自分の備忘録として残しておきたいとおもいます。

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