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2016年2月12日 (金)

南天の対象 ω星団と電波銀河

この季節は、近畿では北側は冬型の気圧配置もあり天候はすぐれません。
一方太平洋側は暖かく、安定した天気に恵まれることも多いようです。

昨年もすさみでω星団のどアップを1400mmで撮影しましたが今年はFSQ85x0.73で狙いました。
初撮り(尾鷲というか熊野でした)で撮影した、オメガ星団と電波銀河です。

【オメガ星団/Omega Centauri /NGC5139】

Ngc5139_b

全天で最大級といわれる球状星団です。南中度は紀伊半島でも8度くらいとかなり低いのですが、
双眼鏡でも確認ができ撮影するとその迫力に驚きます。
今回はFSQ85にReducerを入れてAPS-Cで撮影をしたのですが、通常ですと球状星団を狙うにはやや視野が広すぎる組み合わせですね。

それでもどっこい、ちょうどいい感じで視野に広がってくれました。
よく見るとオメガ星団って少したてにつぶれているんですね。扁平率もそれなりに高そうです(TOPはM19?)

Title:Omega Centauri /NGC5139
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 15sec x7 ,60sec x 9
Date:2016/1/9 @Kumano


おまけでこんなのも作ってみました

【球状星団 大きさ比べ】

Globula_clusterb_3  

それぞれおおよそ0.5度四方に切り出しています。
北半球惨敗ですね~。最大級といわれるM13や夏の天の川にあるM22やM4も小さく見えます。
ちなみに、右から2番目は一昨年にニュージーランドに行った際に小マゼラン星雲と合わせて撮影したきょしちょう座の47番(NGC104)です。
こちらは天の南極付近のため日本からは見えませんが、かなり大きな星団です。


【電波銀河/Radio galaxy/ケンタウルス座A/NGC104】

X13b

ケンタウルス座Aと呼ばれる電波で観測すると満月の20倍もの大きさと明るさで輝く銀河です。この銀河の中心には巨大ブラックホールがあって、中心部からガスが噴き出しているそうです。短焦点では小さいですね(汗)。
こちらはやはり1000mm以上が必要ですね。せっかっく撮ったのでアップします。

Title:Radio Galaxy /NGC104
Optics:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:EOS KissX4 ISO3200
Exposure: 120sec x13
Date:2016/1/9 @Kumano


新しい撮影場所は空が暗く、南の視野も開けていてとてもいい環境と思います。
また一か所レパートリーが増えてよかったです。



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コメント

こんばんは、くろさん、
近畿ですとオメガ星団も関東より高度が高くなるのかなと
思っていたら、それでも10度に満たないんですね。
良く写るのはその大きさがカバーしてるのかな?
ニュージーランドで、12センチ屈折で見たのを今思い出しました。

投稿: 山本 | 2016年2月13日 (土) 00時21分

こんにちは。
関東の人間からは羨ましい対象ですね。
10年以上前に護摩壇山に遠征した時にFS128でオメガ星団を狙いましたが、オフアキで撮ったせいか大気差を拾ったのか流れてしまいました。
昨年、自宅から狙ってみたら作品にこそなりませんでしたが写せることがわかりました。2000mmでの姿は圧巻でした。

投稿: ryojin | 2016年2月13日 (土) 08時10分

熊野遠征、お疲れさまでした。

いゃ~、この場所本当に良いですね。
3月の新月期も天気が良ければ、ここですね~。

私のFSQ106EDも以前に比べればかなり良くなって戻って着ましたので、撮影鏡筒に復帰です。
まぁ、これからのシーズンは小銀河主体なので、本格稼動は
夏物ですが、、

また、遠征宜しく御願いいたします。

投稿: 天文中年 | 2016年2月13日 (土) 09時51分

山本さん

コメントありがとうございます。
本当に全天最大級の球状星団は、高度にもめげずよく写ってくれました。
40cmクラスのドブソニアンで見ると別世界らしいので是非見てみたいです。

投稿: くろ | 2016年2月14日 (日) 16時18分

ryojinさん

2000mmでとるとすごいんでしょうね。昨年は1400mmで撮影しあふれたので今年は450mmで狙いました。
本当はQHY9とかで撮影したほうが星が綺麗にうつるのでしょうが。。
短時間でも写ってくれるのがありがたいですね。

投稿: くろ | 2016年2月14日 (日) 16時20分

天文中年さん

FSQ106はまるで別物で帰ってきましたね~。
QHY9の冷却CCDとは最強の組み合わせになりそうで楽しみですね。来月もよろしくお願いします。

投稿: くろ | 2016年2月14日 (日) 16時21分

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