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2015年10月

2015年10月28日 (水)

岡山県 大芦高原での撮影 Vol.2 / IC1805,IC1848

第2弾のアップがすっかり遅くなってしまいました。



大芦高原では、夜半前から暗くなり天の川もよく見えるようになってきました。
フルサイズで狙える対象をとなり、ペルセウス座(カシオペア)のハート星雲・胎児星雲を狙いました。

【IC1805,1848/Heart and Soul nebula】Ic1805_1848b

ハート星雲は2年ほど前に、猪名川でAPS-Cサイズをつかって狙ったのですが、空が明るく、対象は淡く、ノイズがひどく、 と3重苦のためしょりぜず放置していた対象です。
今回は淡いところもよく出てくれました。お隣の胎児星雲も輪郭がくっきりみえてますね。
この対象も1MB制限では詳細が全く見えないので、大きいサイズ版はこちらにアップしています。

撮影データ
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Optics:FSQ-85ED x QE0.73,
Camera:EOS6D SEO-SP4,
Exposure: 180secx37 ,ISO3200

Date:2015/10/11 @Ooashi




そしてこちらは記念撮影的に狙ってみました。
画角が広いのでちっちゃいですね。そのままアップするにはあまりにもファイルサイズが大きくなるので2度の範囲にトリミングしました。
フルサイズ版はこちらにおいております。(ちょっと中心を外してますね)

【NGC869 884 hΧ/ペルセウス座の二重星団】
Ngc869_884_3_t_2degree

この領域は天の川の中ということでたくさんの星があるのですが、星雲らしきものはないのでちょっと地味?な仕上がりです。
星の色はもっと彩度をあげたいところですね。

--
撮影データ

Optics:FSQ-85ED x QE0.73,
Camera:EOS6D SEO-SP4,
Exposure: 180secx12 ,ISO3200

Date:2015/10/11 @Ooashi



この日は赤道儀に、Borg71FLと0.7倍のレデューサ、とEOS KissX2を載せて同じ対象を撮影しておりました。そちらの処理をしたものはこれです。

Hx_x2_t_2degree

Heuib-iiのフィルターをレデューサの前に持ってきたおかげで、このレデューサの致命的な問題である青ハロや赤ハロは消えてくれましたが、今度はGが肥大化するといった事象が・・ちょっと星の色が変ですね。そしてFSQ+6Dに比べると星が全体に大きいです。
まあこの鏡筒とカメラだとこんな感じになるということですね。

--
撮影データ
Title:NGC869 884 hΧ
Optics:BORG71FLx0.7 reducer,
Camera:EOS KissX2 SEO-SP3 3C,HEUIB-ii
Exposure: 180secx7 ,ISO1600

Date:2015/10/11 @Ooashi


あとは、他の対象もBorg71FL+KissX2で撮影したので処理しないと(汗)・・

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2015年10月20日 (火)

岡山県 大芦高原での撮影

10月の連休は、どこで撮影!?と、前日からずーっと気象衛星やら天気予報、GPVをにらみながら、いつものメンバーでケンケンがくがく?
いよいよよくわからなくなってきて、たらちゃんや天文中年さんが「それではMarkunさんに最終判断を!」と全権を委任(丸投げ?)した結果、、、

岡山県の大芦高原に行くこととなりました。

高速道路を使えば、大台ケ原よりも早くつきそうです。

準備万端、高速を使いながら、途中現地にある温泉にもお邪魔しながら到着~。
さてさてセットアップ!と思ったら、この日の鏡筒であるBabyQとCCDカメラをつなぐ接続リングを忘れてきたことに気づきました。orz....

ということで仕方なく?初めての 6D+BabyQで撮影することとしました。
デジカメをもっていっていてよかったです。

薄明後は薄雲が流れていましたが、徐々に取れてきて、PM2.5の影響もあり白めの空でしたが撮影を開始しました。

まあプランは大幅に変わりまして、せっかくのフルサイズということで、1対象目は白鳥座にある網状星雲 全域となりました。

【NGC6992-5 6960/Veil nebula】

Amiami_ps3b

とっても星も多く、星雲もたくさん見えている領域です。このココログのファイルアップロード容量制限である1Mまでサイズを小さくすると、何の写真かわかりませんね(怒)
PSから普通にJpegに書き出すと10Mを超えてましたので、サイズ10分の1では作品としてどうかなぁという感じです。

それにしてもこの領域が1ショットでとれるフルサイズはやはりすごいです。これだけ繊細かつ詳細に写ってくれるのがフルサイズの実力なのでしょうか。

ただ写真の右側(西側)には、赤っぽいカブリが出現。。処理で何もしていないのですが、これってカブリ?なのでしょうか? 分星雲があるという噂(都市伝説)も聞いたのでカブリ補正とかは全くせずそのまま放置をしています。

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Optics:FSQ-85ED x QE0.73<f=328mm/F=3.8>,
Camera:EOS6D SEO-SP4,
Exposure: 180secx24 ,ISO3200
Date:2015/10/11 @Ooashi

2つ目の対象は勾玉星雲付近です。

【IC410・405 M36・M38】

ぎょしゃ座の5角形の中には、こんな派手な領域が・・・
IC410とIC405の間にある目印の6つの星の色も違うことがわかりますね~。

Magamaga_final_b

広域に撮るのも楽しいものです(笑)
まさに怪我の功名でしょうか。
この領域にはいろんな色の星や星雲が広がっています~。

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Optics:FSQ-85ED x QE0.73<f=328mm/F=3.8>,
Camera:EOS6D SEO-SP4,
Exposure: 180secx30 ,ISO3200
Date:2015/10/11 @Ooashi


この日はあとhxやHeart and Soulなどいくつか撮影しておりますが、処理ができるのはまだまだ後になりそうです(汗)

ご一緒したMarkunさん、天文中年さん、たらちゃん いろいろと忘れ物をお借りしたり、調整をお聞きしたりといつもながらありがとうございました。

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2015年10月16日 (金)

夏の対象と冬の対象

10月となりまして、この時期は夕方の薄明終了とともに、天頂付近から西に傾きかけた夏の対象を名残惜しくとる・・というのと、薄明前に上ってくる冬の対象を先取りする・・という2通りの方法があると思います。

メシエ天体撮影マラソンとかをやっていたこともあって?、夏にCCD撮りたいと思っていた対象をすっかりとりそびれてしまうといった事態が発生しております。(汗)

ということですでに何度も撮影した対象ですが、この日は、EdgeHD800の直焦点2000mmで是非撮影したかったM27を撮影しました。

【M27 Dumbbel nebula/あれい星雲】

M27_20151003

合計で30分間の露出時間ですが、デジカメよりも詳細がよく写ってくれています。

惑星状星雲とかは、本当にEdgeHD800とQHY9の組み合わせで、撮るのが面白いですね。

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Opt:EdgeHD800  <f=2000mm/F=10.0>
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure:L:180secx8,R/G/B:180secX2<2x2>
Date:2015/10/03@Konoyama

この日は夜半過ぎにはすっかり雲が出てしまい撮影を終了したのですが、その直前におまけの?ように秋の散開星団メシエ天体を撮影しました。

具体的には、Celestron EdgeHD800に これ
93609universal_piggyback_mount_wit

をつけて、そこにBorg 45EDx Reducer+Kiss X2を載せて撮影です。
(この図ではカメラレンズが載ってますが)


【M34 Open Cluster in PER】

M34

ペルセウス座の散開星団です。ペルセには、hxという有名な二重星団があり見事な姿を楽しませてくれています。そして周りにもたくさんのNGC番号を持つ散開星団が・・・
でもメシエさんがカタログに追加したのはこちらのM34です。

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Opt:Borg45EDxRD  <f=228mm/F=5.0>
Camera:EOS KISS X2 ,HEUIB-ii
Exposure:120secx10 ISO1600
Date:2015/10/03@Konoyama

そしてもう一つとったのはお隣のカシオペアにある散開星団です。

【M103 Open Cluster in CAS】

M103_ps


う~ん。どちらも控えめ(地味)ですね。

実はこの周りにはもう少し大きな散開星団があって、(NGC663,659)、実際に撮った写真で見るとこんな感じです。

【NGC663,659, M103】

M103_ps_full_b

中心よりやや左にある一番大きな散開星団がNGC663です。その上がNGC659、そして右下にあるのがM103です。

右端に輝く明るい星はカシオペア座のWのδ星ですから、双眼鏡とかでここからたどると見つけやすそうですね。散開星団は観望するのが楽しそうです。

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Opt:Borg45EDxRD  <f=228mm/F=5.0>
Camera:EOS KISS X2 ,HEUIB-ii
Exposure:120secx9 ISO1600
Date:2015/10/03@Konoyama

そしてこの日には取れなかった冬の対象は次回・・・ということになりました。

☆☆☆☆☆

さて使用しているReducerはBorg7870ということで、天体写真の方々の間では青ハロが広いレデューサとして有名です。
Reducerの前に、フィルターを入れることでカラーバランスを調整できるというお話も聞いたので、heuib-iiフィルターを対物レンズとReducerの間に入れて撮影したのですが、結果は・・・ Bチャンネル超肥大化~! と残念なことに・・・。

【R・G・Bチャネル比較】

7870_2

上から、R・G・B・RGB合成と並んでます。

まあEdgeHD800+Astrodon+QHY9の組み合わせでも、Bチャネルはピント位置を大きく変えなければならないのですが、デジカメではそんな調整はできませんのでこれでは白い星がすべて青く写ってしまいます。

う~ん。このレデューサは4隅の星像はそれなりに写ってくれるだけに惜しいです。
M34やM103ではBチャネルの星を調整しておりますが、45EDとの組み合わせでは使えないという判断に至りました。
もう一つのBorg鏡筒である、71FLでのテストはできていないのでこちらは次の機会にと思っています。この組み合わせでは一応フルサイズ対応らしいです。
(焦点距離のチューブの位置は、正規の距離から4mmほど縮めるらしいです)

Borgのレデューサですが、たらちゃんからいまは使っていらっしゃらないx0.85のレデューサをお借りできたので、45ED用にはこちらで撮影をしてみようと思っています。

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2015年10月 6日 (火)

しらびそ高原 遠征記(Day2)

さて2日目はゆっくりとお部屋で睡眠をとった後、ハイランドの周りを少し散策しました。

素晴らしい天気で、南アルプスの山々が綺麗に見えました。

Img_6702

改造カメラなので、ちょっと色が変(カメラ機能のWB修正のみ)ですが、フルサイズでとる写真はなかなか鮮明で綺麗ですね。


こちらは、南アルプスの説明付です

Img_6706

CameraRawで現像してみました。
こんな感じ?


そしてハイランドしらびそも記念に1枚

Img_6710


と、2日目の日中は素晴らしい空だったのですが、日が沈むころから湿度がすごいことになり、薄明が終わるころにはまたまた雲の中・・・ということでしばらく撮影ができない状態となりました。

それでも何とか晴れ間を狙ってこの日のメイン対象であるM31を撮り続けます

【M31/Andromeda Galaxy】

M31_20150913b_2

断続的に雲が出て、ガイド星を見失うような状況が続きましたが、FSQとBorg71の2台でとり続けてなんとか合成・処理しました。
Borg71の方は、広域の撮影をしたくて6Dをつけたのですが、QHY9で撮影したものの4割くらいが雲の通過で没になったので、画角が合わないながら無理やり重ねて見ました。

CCDでの撮影は今年が初めてなので、今までの中では一番よく写ってくれたと思います。

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Optics:FSQ-85ED x QE0.73<f=328mm/F=3.8>,
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:300secx8,R:240sec*2<2x2>,G:240sec*2<2x2>,B:240sec*4<2x2>

Optics:BORG71FL x 1.08 flatner <f=432mm/F=6.1>,
Camera:EOS6D SEO-SP4,
Exposure:300secx8 ,ISO 4000,

Date:2015/09/13 @Shirabiso


そしてもう一つの対象は、メシエ天体です。

【M52,NGC7635 /Open Cluster in CAS,Bubble nebula】

M52b_2

以前大台ケ原でとった時は、もう少し南側を狙ってバブル星雲(NGC7637)とクワガタ星雲をメインでとったため、画角の左端に写ったM52は、卵型に伸び、強風も相まって悲惨な状況でしたが、今回はとにかく中心に入れるようにしました。それもこれもメシエ天体マラソンのためです。(笑)

おかげでクワガタ星雲(SH2-157)が上半分のみ登場となりました。
でもいいんです。M52とバブル星雲の共演や横向けの画角だったおかげで、右はしにやや派手な SH2-158が写ってくれました。
このあたりの領域は星の色も変化に富み、Hαの赤い領域の濃淡もありとてもきれいですね。
散開星団の場合は、周りにある星雲や星団などを一緒に撮影するのも楽しいです。
この作品もそうですが、CCDで捉えると短時間でも星が綺麗に写ってくれます。

--
Optics:FSQ-85ED x QE0.73<f=328mm/F=3.8>
Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure: L:300secx3,R:240sec*2<2x2>,G:240sec*2<2x2>,B:240sec*2<2x2>
Date:2015/09/13 @Shirabiso

ということで、初めてのしらびそは快晴!とはいかないもの楽しい遠征になりました。

ご一緒した皆様お疲れ様でした。

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