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2015年5月20日 (水)

大台ドライブウェイ解禁! vol.2【Antares and M4 globular cluster】

第一弾をアップしてから、すでに半日も経過してしまいました(汗)
大台の本命はさそり座アンタレス付近です。
BABY-Qについていたエクステンダーをレデューサに付け替えての撮影です。
今回は調査修理中の代替え機で、システムを変えていることもあり、うまくピントがでません。バックフオーカスの計算?をあやまっていて、余計なリングがあるようでをそれを外してなんとかピントが出ました。

いざ撮影!と、ピントを追い込もうとしたのですが、オートフォーカスを操作するもパソコンの画面に表示されている星像がin/outで操作をしても変わりません。エクステンダーがついていた時(グッチさんに教えてもらった時)にはうまくいったのに。焦るばかりで時間は過ぎていきます。途中でフォーカサーの電源を切って手動で合わせたりして、またフォーカサーでも動かしたりと何十分も格闘するも、結局ピントが甘いままの撮影となってしまいました。

アンタレス付近は380mm+APS-Cサイズではとても入りきれない領域なので、今回は2領域モザイクで狙いました。薄明までの時間が3時間より短いため、一つの領域にかけられるのはそれぞれ1時間ずつくらいの計算です。そして、2回目?のカラーアシスト方式に挑戦です。 
「FSQ85x0.73-QHY9」と「Borg71FL-KissX2」のペアーです。

【Antares and M4 globular cluster/さそり座 アンタレス付近】

Sco_x2_qhy9_colorassist_blog


Title:
Antares and M4 globular cluster,25/4/2015 ,@Oodaigahara

#1
FSQ-85ED x QE0.73<f=328mm/F=3.8>,QHY9,Astrodon Tru-Balance
North L:180secx9,R/G/B:180sec*2<2x2>
South L:180secx15,R/G/B:180sec*2<2x2>

#2
BORG71FLx0.7 reducer<f=280mm/F=4>, KissX2 SEO-SP3 3C, HEUIB-ii ISO 1600,
North 180*24 sec
South 180*24 sec

それぞれ2つのエリアをモザイク撮影しました。

ピント合わせに四苦八苦&異なる2つの焦点距離で2つのモザイク・・という難易度の高い撮影にトライして、結果は残念ながら思い通りとはいかなかったです。
北側はQHY9で45分間しか露出できていません。
ピントやら撮影エリアやら失敗だらけですね。

ちょっと遠めからそらし目で見てください(笑)それにしてもカラフルな領域で皆さんがこの領域にはまるのも分かります。

さてさて、ちゃんとしたカラーアシストは初めてでしたが、短時間で多くの情報を得るにはいいと思います。ただ異なる焦点距離、周辺撮像の2つの鏡筒をカラーアシスト&モザイク合成するということもあり、なかなか全面にわたって星をピタッと合わせるのがむつかしかったです。



FSQ85-QHY9だけの画像とBORG 71FL-KissX2だけの画像、双方を合成した画像3つを見比べてみました。

【FSQ85-QHY9】

Sco_qhy9_ccd_sblog

処理の加減もあってか、すこし色合いがおとなしめですね。


【BORG 71FL-KissX2】

Sco_x2_dslr_s

こちらは色がよく出ていますが、モザイク失敗です(笑)
というか、カメラの縦横逆じゃないですか・・・
コントラストは低めかな。

具体的な合成方法については、
1.CCDのL画像とデジカメのRGBを合成
2.輝星は、CCDのRGB画像とL画像を合成
3.1と2の画像を星マスクを使って重ねる
という処理をしてみました。
こんな手順で合っているのかどうかわかりません(汗)

CCDで撮影したL画像の星像がピントのせいで肥大化しており、特にアンタレスやM4付近は恐ろしい形をしていましたので、ここはデジカメの情報を使っています。
(真ん中にあるCCDの写真もデジカメの星像で修正済みのものです)

失敗は成功の母(いつも言っている)とおもって、まずは記録もかねてブログで報告しました。



【オートフォーカサーのピント合わせについて】

この頒布品のフォーカサーは、ピント調整つまみの固定方法がネジ1本で止める仕様となっていますが、そのネジが緩んでいたのがピント合わせがうまくいかない原因であったようです。(後日判明)

K-Astecのサイトには、「もともとFSQ85のピント調整用ツマミは90度の位置2カ所で固定されていますが,フォーカサー用のモータユニットのタイミングプーリーは120度の位置に固定ネジがあるので1カ所で固定してください」とのこと。。あまり強く止めると取れなくなるので気をつけろみたいな説明があり、ねじ止めが緩かったようで、ここで大きな問題が生じていたようです。

結果として90度分遊びが生じて、inとoutを切り替えるたびに90度分空回りをしていたようです。
つまり、すこしずつピントを合わせて、in→in→in→inと動かして、ピントを追い込んでいく。らすこし行き過ぎたのでOutで戻そうとすると90度空回りして、ピントがすぐに戻らないという状態です。

最後の方は少しずつピント位置を調節するので、微動→空回りしているため星像が変わらなかったんですね。このあたり暗い現地では気づくのは難かったです。
お家でデジカメで試して空回りが判明。。その後ちゃんと固定して動くことがわかりました。
ただちゃんと止めていてもピントジャストとおもった位置の数値が一定に定まらないようです。
使い方が悪い?のかもと思いますが、バックラッシュはほとんどない製品と書いてありますが、う~ん。ほんとかなぁ。
Facebookの天体写真のグループでもこのフォーカサーのことが議論となっていました。どうやらバックラッシュがあるようでなかなかフォーカスコントロールソフトの値だけでジャストのピントをそろえるのは難しいということでしょうか。
できればLRGBで最初にピント位置を記録しておいてあとはフィフターを変えるとそれを使って、という運用をしたいのですごなかなかうまくいきません。
それでも取り外さずもう少し使っていくつもりです。

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コメント

こんにちは、くろさん、
先日SWATを購入しました。今週末にその方の始動をと
思っていますが、翌日曜日に所用が入っていて星空の良い
福島へは行けそうにありません。
今の構築からでは銀河しか撮れないので、人口50万の
宇都宮の西側に回るか東側に回るか迷っています。
西側→標高のある所を選べる。
東側→宇都宮の光害は避けられるが標高が無い。
(自宅から1時間半以内でという条件で)
今回はフジのXM1でサソリ座の上半分も撮ってみたいと
思いますが、無改造でどれくらい写ってくれるか興味が
湧いて来ています。SWATは恒星時追尾のみの300Sです。

投稿: 山本 | 2015年5月21日 (木) 10時14分

モザイク+カラーアシスト…。すごいですね~!
難易度が半端なさそうです^-^;; カラフルで良いですね~!

kastecのオートフォーカサーですが、なかなか大変そうですね^-^;;
バックラッシュレスモータだったような気がしますが、同位置を完全に再現出来ないのであれば、ちょっと辛いですね。
一時はオートフォーカサー購入手前まで行ってましたが、スタッドレスタイヤにかわりました^-^;;
もうちょっと皆さんの使用レポートをみて、考えようと思います。

次回遠征よろしくお願いします(^-^)/

投稿: たらちゃん | 2015年5月21日 (木) 13時05分

山本さん

SWAT300ですか~。すごいですね。
実は私も200をGETしておりまして。この後のブログでその記事を書こうかと思っていました。

無改造だと赤色がなかなか写りませんがまたブログ拝見しますね。。

投稿: くろ | 2015年5月22日 (金) 22時11分

たらちゃん

コメントありがとうございます。
オートフォーカサーよりはスタッドレスでしょう。
お亀の湯では大変なことになってましたしね〜。

いろいろとFBのグループで聞いてるとなかなかフォーカサーも思い通りにはいかなさそうですね。
でもCCDだと手動のピント合わせは困難なので、もうすこし頑張って使いこなせるようになりたいです。

投稿: くろ | 2015年5月23日 (土) 12時30分

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