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2015年5月

2015年5月24日 (日)

大台ドライブウェイ解禁! vol.3【Milky Way】

最後は今回新たに導入したSWAT200をつかって撮影した写真を掲載します。
以前からポラリエで広角~100mmくらいまででサブ機としてメイン機のあいまに撮影をしていましたが、 20mm位ならいいのですが、100mmだと追尾が安定せずかなりずれることがあり困っていました。 そこで評判のSWATを入手してこの日がファーストライトとなりました。

今回はオプションでドイツ式赤道儀とウェイトをつけての撮影です。 導入がしずらそうなのでカメラは自由雲台に乗せてつけてしまいましたが、多分これは邪道なのでしょうね。

三脚に組み上げるとポラリエより重いこともあり安定感が・・・
某サイトで買った微動雲台がガタガタいっています。
SWATを使いこなされているフウマさんによれば、やはりユニテックの雲台が安定感抜群だそうです。(私が持っている微動雲台の改良版をお持ちだそうですが、やはり安定感が悪いとのことでした)

さて今回のお目当ては100mmマクロと20mm広角でとった天の川付近を・・・

ただ、メインで撮影していたQHY9とオートフォーカサーのピント合わせに手こずっていて、こちらの設定がかなりおろそかになってしまいました。100mmの方は完全にピントがずれてます(汗)

フィルターを入れているとライブビューで星がほとんどみえず、いったん明るい星で合わせるのですが構図を触っているうちにずれてしまうんですよね。

なんてことを話していると、天文中年さんが、「そんな時はマスキングテープで固定する」と教えてくださいました。
あとカメラレンズ用のバーチも必要だと。。 なるほど。それが一番確実ですね。

EOS Utilityではオートフォーカスにするとパソコンからピント調整ができるともききましたので、 今後はこんな手順で撮影をするように気を付けたいです。

1.明るめの星を導入する
2.オートフォーカスにしてPCよりピントを合わせる
3.ピントを合わせた後、マスキングテープで固定する
4.マニュアルフォーカスモードに戻す
5.対象の構図で導入する

今回の遠征はピント残念Dayとなってしまいました。(反省)
決して拡大してみないでください~~(大汗)

【バンビの横顔付近 】

Banbi_ps_hc_blog

Canon EF100mm MicroF2.8 

Kiss X4 Modified ,UIBARーII,ISO 1600 120sec x 24


【さそり座 上半分】

Sco_100mmblog

Canon EF100mm MicroF2.8 

Kiss X4 Modified ,UIBARーII,ISO 1600 120sec x 24


【夏の天の川】

Milkyps_blog

Canon EF 20mm F2.8 USM

Kiss X4 Modified ,UIBARーII,ISO 1600 120sec x 7

アップまで時間が随分かかりましたが・・・
今年初の大台を満喫してきました。

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2015年5月20日 (水)

大台ドライブウェイ解禁! vol.2【Antares and M4 globular cluster】

第一弾をアップしてから、すでに半日も経過してしまいました(汗)
大台の本命はさそり座アンタレス付近です。
BABY-Qについていたエクステンダーをレデューサに付け替えての撮影です。
今回は調査修理中の代替え機で、システムを変えていることもあり、うまくピントがでません。バックフオーカスの計算?をあやまっていて、余計なリングがあるようでをそれを外してなんとかピントが出ました。

いざ撮影!と、ピントを追い込もうとしたのですが、オートフォーカスを操作するもパソコンの画面に表示されている星像がin/outで操作をしても変わりません。エクステンダーがついていた時(グッチさんに教えてもらった時)にはうまくいったのに。焦るばかりで時間は過ぎていきます。途中でフォーカサーの電源を切って手動で合わせたりして、またフォーカサーでも動かしたりと何十分も格闘するも、結局ピントが甘いままの撮影となってしまいました。

アンタレス付近は380mm+APS-Cサイズではとても入りきれない領域なので、今回は2領域モザイクで狙いました。薄明までの時間が3時間より短いため、一つの領域にかけられるのはそれぞれ1時間ずつくらいの計算です。そして、2回目?のカラーアシスト方式に挑戦です。 
「FSQ85x0.73-QHY9」と「Borg71FL-KissX2」のペアーです。

【Antares and M4 globular cluster/さそり座 アンタレス付近】

Sco_x2_qhy9_colorassist_blog


Title:
Antares and M4 globular cluster,25/4/2015 ,@Oodaigahara

#1
FSQ-85ED x QE0.73<f=328mm/F=3.8>,QHY9,Astrodon Tru-Balance
North L:180secx9,R/G/B:180sec*2<2x2>
South L:180secx15,R/G/B:180sec*2<2x2>

#2
BORG71FLx0.7 reducer<f=280mm/F=4>, KissX2 SEO-SP3 3C, HEUIB-ii ISO 1600,
North 180*24 sec
South 180*24 sec

それぞれ2つのエリアをモザイク撮影しました。

ピント合わせに四苦八苦&異なる2つの焦点距離で2つのモザイク・・という難易度の高い撮影にトライして、結果は残念ながら思い通りとはいかなかったです。
北側はQHY9で45分間しか露出できていません。
ピントやら撮影エリアやら失敗だらけですね。

ちょっと遠めからそらし目で見てください(笑)それにしてもカラフルな領域で皆さんがこの領域にはまるのも分かります。

さてさて、ちゃんとしたカラーアシストは初めてでしたが、短時間で多くの情報を得るにはいいと思います。ただ異なる焦点距離、周辺撮像の2つの鏡筒をカラーアシスト&モザイク合成するということもあり、なかなか全面にわたって星をピタッと合わせるのがむつかしかったです。



FSQ85-QHY9だけの画像とBORG 71FL-KissX2だけの画像、双方を合成した画像3つを見比べてみました。

【FSQ85-QHY9】

Sco_qhy9_ccd_sblog

処理の加減もあってか、すこし色合いがおとなしめですね。


【BORG 71FL-KissX2】

Sco_x2_dslr_s

こちらは色がよく出ていますが、モザイク失敗です(笑)
というか、カメラの縦横逆じゃないですか・・・
コントラストは低めかな。

具体的な合成方法については、
1.CCDのL画像とデジカメのRGBを合成
2.輝星は、CCDのRGB画像とL画像を合成
3.1と2の画像を星マスクを使って重ねる
という処理をしてみました。
こんな手順で合っているのかどうかわかりません(汗)

CCDで撮影したL画像の星像がピントのせいで肥大化しており、特にアンタレスやM4付近は恐ろしい形をしていましたので、ここはデジカメの情報を使っています。
(真ん中にあるCCDの写真もデジカメの星像で修正済みのものです)

失敗は成功の母(いつも言っている)とおもって、まずは記録もかねてブログで報告しました。



【オートフォーカサーのピント合わせについて】

この頒布品のフォーカサーは、ピント調整つまみの固定方法がネジ1本で止める仕様となっていますが、そのネジが緩んでいたのがピント合わせがうまくいかない原因であったようです。(後日判明)

K-Astecのサイトには、「もともとFSQ85のピント調整用ツマミは90度の位置2カ所で固定されていますが,フォーカサー用のモータユニットのタイミングプーリーは120度の位置に固定ネジがあるので1カ所で固定してください」とのこと。。あまり強く止めると取れなくなるので気をつけろみたいな説明があり、ねじ止めが緩かったようで、ここで大きな問題が生じていたようです。

結果として90度分遊びが生じて、inとoutを切り替えるたびに90度分空回りをしていたようです。
つまり、すこしずつピントを合わせて、in→in→in→inと動かして、ピントを追い込んでいく。らすこし行き過ぎたのでOutで戻そうとすると90度空回りして、ピントがすぐに戻らないという状態です。

最後の方は少しずつピント位置を調節するので、微動→空回りしているため星像が変わらなかったんですね。このあたり暗い現地では気づくのは難かったです。
お家でデジカメで試して空回りが判明。。その後ちゃんと固定して動くことがわかりました。
ただちゃんと止めていてもピントジャストとおもった位置の数値が一定に定まらないようです。
使い方が悪い?のかもと思いますが、バックラッシュはほとんどない製品と書いてありますが、う~ん。ほんとかなぁ。
Facebookの天体写真のグループでもこのフォーカサーのことが議論となっていました。どうやらバックラッシュがあるようでなかなかフォーカスコントロールソフトの値だけでジャストのピントをそろえるのは難しいということでしょうか。
できればLRGBで最初にピント位置を記録しておいてあとはフィフターを変えるとそれを使って、という運用をしたいのですごなかなかうまくいきません。
それでも取り外さずもう少し使っていくつもりです。

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2015年5月 6日 (水)

大台ドライブウェイ解禁! vol.1【M3/M13 Globular Cluster in Spring】

4月23日に念願?の大台ドライブウェイが解禁となりました。 この週末は上弦の月があるというあまりいい条件ではありませんが、4月はずっと天気が悪くいつものメンバーも星を見たーい。という気持ちがたまっていたためか「いざ大台ケ原へ~1」 ということで遠征決定です。

月の入りは0:30で薄明が3:20と3時間で南天のさそり座付近をねらうため3時間半の道のりです。 到着するとすでにぐっちさん、しゃーまんさん、天文中年さん、そして久しぶりのかなたさんがスタンバイ中です。 大台ケ原駐車場の南側のベストポジションにすでにいらっしゃったので、その中にお邪魔してセットアップを開始です。

そうこうしている間に、たらちゃん、NOBさん、大和さん、シバさんとたくさんの方が大台ケ原に集結されていて、皆さんドライブウェイの解禁を待ちわびていらっしゃったですね。

この日の撮影は、FSQ85にエクステンダーをつけて、月明かりの中球状星団を撮影し、その後レデューサに付け替えてCCDカメラでアンタレス付近を上下2枚モザイクで撮影する予定です。 同架したBorg71FLにもエクステンダーをつけてEOS KissX2で狙います。

前回もかなりピント合わせにてこずったのですが、今回もうまく合いません。 ちょうど同じQHY9をお持ちのぐっちさんにいくつかアドバイスをいただき何とか球状星団を撮影することができました。



【M3/りょうけん座球状星団/Globular Cluster in Canes Venatici】

M3_triming

この対象を撮影していた時に、FWのフィルター識別用のLEDが点灯したままになっていて、どうやらうまく回転できていなかったようです(汗) この日は目下点検修理中のQHY9に代わって、代わりにお借りした代替え機(旧QHY9)であったためか、FWが何度も止まるという事象が発生していました。 リブートすればちゃんと動きましたが、なかなかうまくいきません。 RGBとLを合わせましたが、色がおかしい?? 

---
DATA

Opt:FSQ-85ED x EX ED1.5

Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure:L:180secx6 R:180sec*4 G:180*2 B:180*1<2x2>
Date:25/4/2015
Place:Odaigahara



【M13/ヘラクレス座球状星団/Globular Cluster in Hercules】

M13_05062sq

北天最大の球状星団は、680mmでも十分大きく写ります。まだ月があるうちの撮影でしたが、画像処理をしていると、周りにたくさんの微光星があることが よくわかります。迫力がありますね。
望遠鏡ではちゃんと見たことがないので、今度是非どなたか(??)のドブソニアンで見てみたいです。

---
DATA

Opt:FSQ-85ED x EX ED1.5

Camera:QHY9,Astrodon Tru-Balance
Exposure:L:180secx5 R/G/B:180sec*2<2x2>
Date:25/4/2015
Place:Odaigahara

準備にてこずり、短時間でM3とM13を撮影し、この後エクステンダーからレデューサにシステムを変更し、さそり座を狙います。 Vol.2に続く。。。

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