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2015年4月24日 (金)

FSQ-85ED Extenderとフォーカサー デビュー

随分前に入手をしていたのですが、FSQ-85ED用の1.5倍エクステンダーとK-Astecの頒布品であるフォーカサーをようやく接続し初めて使うことになりました(汗)

この日は新月期ですが土曜日の予報は曇り、4月は皆既月食週から曇り続きで、星取に行けずこのままでは、4月は坊主?となりかねないので、金曜日に遠征です。

結局家を出られるのが2030分となりますので、ここは近場の神野山へ。

天文中年さんが既に薄明前に到着されていたみたいなので、なんとか22時につけるかな。。と思いながら車で移動です。 

この日はたらちゃん、ぐっちさん、ベアさんは高野辻ヘリポートに行くとのことで、Markunさんは御杖と皆さん目的と撮影地がそれぞれ違ってました。

ということで無事予定通り22時過ぎに到着しセットアップ開始です。45分くらいで終えたいと思っていたのですが。時間がかかります。。

初めてのフォーカサーやCCDカメラとデジカメ2台で撮影するため、ガイド鏡も含めて3台同架にトライです。何だかんだで手こずっていて、究極はピント合わせができない。。

以前から悩んではいたのですが、バーチノフマスクをつけてみると綺麗な線が出ているように見えても、撮影すると超ボケボケ・・

QHY9のシャッターがカッチャンカッチャンと虚しく(うるさく)響く中、1時間近く格闘してました。

そもそもわかっていなかったのは、Liveで連続表示させても、画像は変わらないんですね。これまでは結構勘に頼っていて、デジカメでもフォーカスを動きで合わせる(だんだんと星が小さくなり、ちょっと赤く変わる前・・)で合わせるのが好きだったのですが、その方式は通用しません。

フォーカサーはすごく小さな単位で調整ができるみたいですが、使いこなせていない状態ですね。結局撮影できたのは0時からとなり、一つ目撮りたかったM65,66を断念しました。

(ここまででかなり疲れてしまいました)

最初はへびつかい座にある銀河M83を狙います。これは南の回転花火と呼ばれる大き目のFace On銀河です。南中高度も低くむつかしい対象ですが、CCDとデジカメ2台で狙います。

300secL画像を6枚撮り終えて、R画像に写ったあたりで、南の低空に雲が・・・。しばらく待つも切れることなく、高度がどんどん低くなり撮影終了orz...

結局R画像1枚しか撮れませんでした。。Oh my god! CCDはこんな問題が起きるんですよね。

【L画像】

M83_l_2verup3

FSQのお隣ではもう少し短めの焦点距離でデジカメで何枚か撮影をしていましたので、このRGBCCDL画像を重ねて、なんちゃってカラーアシストを試しました。

しか~し。CCDのピント合わせに気を取られていて、デジカメの方は星がドーナツ状に写っている。うっすらとしか銀河は写ってなくてあぶりだすのも困難です。Borg71FLで合計12分露光ですから、まあこんな感じ?
RGBといいながらほとんど色が出ていません。

【デジカメ画像】

M83_x2_rgb_ps

 

L画像も微妙な写りですが、初めてのCCDとデジカメ画像を合成したので記念アップします。

M83/The Souhern Pinwheel Galaxy/南の回転花火銀河】

M83_20150417_x2_qhy9_c

CCDとデジカメは天地が逆になっていて、合成したこの写真もまたまた回転しています。(笑) 
微妙な組み合わせ、
銀河にも星にも色がありません。ちょっと残念な結果となりました。とはいえ追加で撮影する気力もないので(汗)、、、
ただステライメージ7のLRGB合成はとても使いやすいですね。簡単に合成してくれます。
失敗は成功の基? この対象もやはりEdgeHD800で狙いたいですが、また来年~かなぁ。

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撮影データ

Opt:FSQ-85ED x EX ED1.5<f=680mm/F=8>
Camera:QHY9
Astrodon Tru-Balance
Exposure:L:300secx6

Opt:BORG71FL x 1.08 flatner <f=432mm/F=6.1>
Camera:KissX2 SEO-SP3 3C,HEUIB-ii ISO 1600

Exposure:180*4 sec

Date:17/4/2015
Place:Kounoyama


続いては、おとめ座銀河団より3つのメシエ天体です。
春のメシエ銀河をたくさん撮りたい。でもできたら一つ一つの銀河の特徴がわかる大きさで・・と考えて選んだのが680mmです。

EdgeHD800<f=2023mm/F=10>の直焦点でとると1対象1時間~2時間だし、おとめ座にある銀河を撮るだけでも何年もかかりそう。。

 
でも300mmとかで撮影した銀河は小さすぎて模様が見えないので、その間くらいの焦点距離で試してみました。

結果は・・・これまた期待した結果とは違ってました。露出時間は40分弱で、流石に短いみたいです。(大汗)


M58 M89 M90/Virgo Galaxies/おとめ座の銀河たち】

M89_90_58_fsqx15_qhy9_201504173b


あまり近づいてみないほうが綺麗に見えますね。

---

撮影データ

Opt:FSQ-85ED x EX ED1.5<f=680mm/F=8>

Camera:QHY9
Astrodon Tru-Balance
Exposure:L:300secx6 R/G/B:180sec*1<2x2>

Date:17/4/2015
Place:Kounoyama



最後はへび座にあるM5 球状星団です。

春は銀河の後には球状星団がたくさん見えてきて、M3M13あたりが大きくて有名ですし、ぐっと南まで行けばオメガ星団とかもあります。
このM5は北天明るさNo.1?らしい球状星団です。

M5/Globular cluster in Serpens/へび座の球状星団】
 

M5_fsqx15_qhy9_20150417

 

球状星団を撮ったのは特大のオメガ星団(2000mm)を撮って以来ですが、FSQ85だとよく写ってくれますね。L52枚 RGB3分ずつのお気軽撮影でした。

---
撮影データ

Opt:FSQ-85ED x EX ED1.5<f=680mm/F=8>

Camera:QHY9
Astrodon Tru-Balance
Exposure:L:300secx2 R/G/B:180sec*1<2x2>

Date:17/4/2015
Place:Kounoyama

  

ご一緒した天文中年さんには、何度もあたたかいお茶をいただき、ありがとうございました。全く余裕がなくていろいろお話をしたいことがあったのに・・
懲りずに次回よろしくお願いします。
今回はいろいろと予定通りにいかないことばかりでしたが、メシエ天体を5つ新たに撮影できたのでよしとして、失敗は次回に生かしたいです。

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コメント

神野山遠征、ならびに昨日の大台遠征、お疲れ様でした。
QHY9の使いこなしも、今回の遠征で、ほぼマスターされたようで、これからの遠征が、楽しみですね。
私もくろさんの作品楽しみにしております。
また、よろしくお願いいたします。

投稿: 天文中年 | 2015年4月27日 (月) 07時21分

天文中年さん


すっかり返信が遅くなりすみません。
大台ケ原ではお世話になりました。。

QHY9はまだまだ使いこなせてませんが、失敗は成功の母ということで、一歩ずつ前進できればと思っています。
5月の新月期はどこがいいですかねぇ。

投稿: くろ | 2015年5月 5日 (火) 09時23分

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