NewZealand 遠征記 (Day6)
6日目
この日は朝から、クイーンズタウン郊外にあるコロネット・ピークにスキーに行きました。
市内中心部からバスで40分というロケーションにあり、スキーバスには平日にもかかわらず多くのお客様が乗ってました。(日本人はうちの家族だけ?)
スキー場はリフト券はICタグになっていて、最新鋭の設備です。
レストランとかも注文の待ち状況が頭上のモニターに表示されて、自分の番号と注文した内容を確認して取りに行く仕組みでした。
【カフェラテには、チョコがついてきた~】
ただ、残念ながら降雪量が少ないのでしょう、いたるところで人口降雪機が稼働していて視野が悪かったです。雪質は富良野には全然及ばないですが、びわ湖バレイよりはいいかな?というのがそっちょっくな感想です。
一番気になったのはリフト券の値段です。大人だとほぼ1万円近くで日本の倍の値段です。この金額設定だと観光客はともかく、ジモティーは無理~。と思ってましたが、シーズンパスがお得なようです。なるほどね。
私は事前にKiwi Discoveryのサイトから、バス・レンタルなどを予約してから行きました。
スキー場によってはリフト券もついているようですね。
ただしレンタルスキーは、スキー場内はもちろん、クイーンズタウンの街中にはたくさんあるので、現地に行ってから探してもOKですね。でもバスだけは予約をしたほうがよさそうです。
山頂から見おろすクイーンズタウンの町は綺麗でした。
午後2時頃にはバスで麓に戻ってきました。リフト券はかなり割高でしたね。まあ記念ということで、、、
さてこの日がクイーンズタウン最後の夜となるので、天候が心配でしたが、遅い時間からようやくツアー催行の連絡を受けて最後の望みを持って星撮りに出発です。
衛星画像を見ながら、途中ツアーをつれてくれたガイドの方が、ディーゼル車にガソリンを補給してしまって車を変えるというあり得ないハプニングも乗り越え、なんとか目的地に到着。やや雲が残る中、幾つかの天体を撮影することができました。
沈まないエータカリーナの最下点で撮影するという無謀なトライでしたが、クイーンズタウンの透明感の高い空に助けられなんとか写ってくれました。
一昨日のモヤモヤ写真から一転?!
【エータカリーナ星雲】
大小マゼランは淡くてむつかしいですね。特に大マゼラン星雲は、280mmだと画角に収まらないので、普段でもやらないモザイクに挑戦しましたが、今だに処理ができてません。。
【小マゼラン星雲】
まあもっといろいろ撮りたかったし消化不良の面もありますが、東の空から登ってくる逆さオリオンを眺めながら最後までこの素晴らしい空を堪能できてよかったです。
最後は日本から観測がむつかしかったサイディングスプリング彗星です。
【サイディングスプリング彗星】
緑色の尾が綺麗に見えてますね。
この日がNZ最終日です。写真も撮ることができ、何よりも美しい空を堪能し、感謝の気持ちでいっぱいです。
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コメント
ご無沙汰です。
NZに行かれたのですね。羨ましい限りです。
それにこの作品群、いいですねー!素敵なお土産ですね。
投稿: ryojin | 2014年9月21日 (日) 13時04分
ryojinさん
こんばんは。こちらこそご無沙汰をしております。コメントをいただきありがとうございます。
そうなんです。NZに行ってきました~。本当に星好きにとっては素晴らしいところでした。
星明りというのは、こういうことを言うんだということが実感できました。撮影できた写真と目で見た空がいいおみあげになりました。
投稿: くろ | 2014年9月21日 (日) 22時25分
こんにちは。Facebookではよく作品を拝見させていただいてます。長野県でFSQ106ED, TOA150Bを使ってる I といえばお分かりになるでしょうか。
コロネットピークにも行かれたんですね。クイーンズタウンのスキー場は雪も少なく、スケールも小さいですね。おとなりワナカのトレブルコーンのほうが、広くてお勧めですよ。
自分はワーキングホリデーで一年間NZにいた経験がありますが、星はほとんど見ないで、スキーや登山を楽しみました。今度は星見で行きたいですね。
投稿: こもロハス | 2014年11月24日 (月) 21時05分
こもロハスさん
Blogを訪れていただきありがとうございます。
素晴らしい作品をたくさん拝見させていただいてますが、スキーがお好きだという印象も持っておりました。
NZはスキーも星見も両方楽しめて日本の夏の時期に訪れても楽しめることがよくわかりました。
ワーキングホリデーなんて憧れます~。
投稿: くろ | 2014年11月26日 (水) 00時28分