NewZealand 遠征記 (Day3)
さて3日目は、オークランドからクライストチャーチにJETSTARでわたり、日通ペリカントラベルさんNZ店のツアーで、テカポまで車で移動です。
路線バスは朝早く出発する便しかなく、どうしようかと思っていたところだったのですが、お問い合わせをし14時にクライストチャーチを出発するツアーを組んでいただけたので、やや割高でしたが、これを利用しました。
ここでようやくNZらしい風景に出会うことができました。
【夕焼けに染まる山々と空と湖】
運転手兼ガイドは日本人のひとみさん。
ニュージーランドの羊が、最近減少してきていることや新たな酪農として牛の飼育が増えてきていること、KIWIの3つの意味。ニュージーランドの歴史や日本のTVCMで使われている風景や最近の動向などかなり詳しく説明をしてもらいとても勉強になりました。
移動中にこんな話が聞けるとは全く期待していなかったので、とても良かったです。
そして夕方には、テカポに到着。まずはよき羊飼いの教会へ・・
すでに教会はしまっていて、明日の朝に訪問することとしました。
しかし真冬の寒さの中、ウェディングドレス(もちろん半袖)とタキシード姿の中国人風のカップルを見かけ、結婚式?と思ったのですが、ガイドさんによれば結婚式をあげるのではなく? ここで記念写真を撮るのが流行っているとか。
【善き羊飼いの教会】
この日は、ゴッドレイという町の中心にあるホテルに宿泊しました。教会からは徒歩5分という感じでしょうか。そのホテルの並びの一角に、テカポで星見ツアーを行っていらっしゃるEarth&Skyさんの事務所もあるようです。
この日の夕食はひとみさんオススメの日本食レストランの「湖畔」でサーモン丼をいただきました。これは絶品でした~。星見やさんの定番コースをたどっていますね~。
薄明が終わって、見事な透明度の高い空に出会うことができました。
大小マゼラン雲や南十字とケンタウルス座、逆さ向いたサソリ座と濃い天の川、、、と感動です。 これまた定番となります教会との星景写真を撮りました。
Canon KissX4 新改造 EF20mm/F3.2 ISO3200 120sec
【教会と大小マゼラン星雲】
【ケンタウルス座から南十字座】
Canon KissX4 新改造 EF20mm/F3.2 ISO3200 120sec
この教会を入れての撮影は、結構構図がむつかしいですね。
私自身あまり星景写真を撮ったことがないので・・・。
暗闇の教会の周りをウロウロしながら、明るいうちにロケハンをしておけばよかったと、お腹がすいてサーモン丼一直線だったので。でも湖畔もお店が結構混んでいたので早めの夕食は正解でしたが。
ポラリエと極軸望遠鏡を持参したので、南天の導入にも初トライ。。コンパスをだしておおよその方向を調べようとしたら、南十字の方を指していて随分西を向いています??
後でわかったのですが、日本の方位磁石は、磁北がずれていてもちゃんと真北を向くようにs極側がやや重くなっているため、南半球でつかえないようです。
あまりにもおかしいので、気を取り直してiPhoneアプリのSTAR Walkで星図からカノープスと、大小マゼラン雲の位置を確認し南の方角を確認しました。
南天のはちぶんぎ座の台形を探しなんとか?見つけて極望遠鏡をぐるっと回してセット完了!
3万円で買った5.8mm魚眼レンズと、20mmと100mmで南天の空を撮影しました。
【テカポの空360度】
Canon KissX4 新改造
Lensbaby 5.8mm f/3.5 Circular
Fisheye ISO3200 150sec
ちゃんと天の川全景が写ってくれたのでよかった。
APS-Cだと8mmレンズとかで撮影すると全景が写らないので、買ったのがこのレンズです。
【逆サソリと天の川】
Canon KissX4 新改造 EF20mm/F3.2 ISO3200 120x4sec
100mmで撮った大小マゼランは画像処理が追いついていないので、また後日?アップしようと思います。
To be continued...
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コメント
サーモン丼は定番ですね。中身が2段になっているのが嬉しかった。
ナトリウム波長除去フィルターは持っていかれましたか?
街中がナトリウム灯であれほどオレンジ色の光に包まれているとは想像せず、
フィルター無しだったのでカラーバランスがおかしくなりました。
でも、山の上から見下ろすオレンジ色の街は綺麗でしたけど。
mt.Johnは入山制限されていて勝手に撮影登山できないのが残念です。
おみやげ屋さんにいたNZ羊の縫いぐるみは神野山に連れて帰って科学館の事務所に鎮座しています。
投稿: 大和 | 2014年9月 3日 (水) 23時51分
こんばんは、くろさん、
極軸合わせは失敗でしたけれど、南天の星空を見たのが
テカポ湖でした。僕が行ったのは1月でして、南天の
冬の銀河のその白さに驚くばかりでした。
日本で見る夏の銀河かそれ以上に白く、一番最初に見た
時は信じられないと言うばかりでした。
ただ一つ真夏で日没が遅く、10時でもまだ日が落ちな
かったのは知らずに行って、それは大きな誤算でした。
テカポではサーモン丼を食べましたよ。器がプラスチック
丼ぶりで、写真のような立派な物ではなかったです。
投稿: 山本 | 2014年9月 4日 (木) 17時30分
大和さん
ブログを訪問いただき、コメントありがとうございます。
やはりサーモン丼は星見やさんの定番コースなんですね〜。
私は、テカポでは星見ツアーには参加しなかったので、天文台にも行けなかったのですが、山から見おろす風景は綺麗でしょうね。
そして、大和さんご指摘の通り、テカポは、南側が街で光害も結構ありました。フィルターは一応持参しましたが、つけてなかったです。
ポラリエだと、あまり露出時間をかけられないので、多少の光はやむを得ないのかなぁと。
ひつじのぬいぐるみは、確か子どもとみた記憶が、、今度またチェックします!
投稿: くろ | 2014年9月 4日 (木) 19時09分
山本さん
コメントありがとうございます。
サーモン丼も進化しているんですね。
私は真冬に近くて寒かったですが、夜明けも随分遅かったです。
南緯も高いので、夏は夜が短そうですね。
星空観望なら春秋が良いのでしょうね〜。
投稿: くろ | 2014年9月 4日 (木) 19時11分
くろさん
ニュージーランドうらやましい限りです。
日本では絶対見れない空ですね。
私はこの夏は天候不順で(みなさんそうでしょうが)まとに星見てません。
※とりあえず彗星は追っかけてますが去年に比べ今年のは今一つなので。
それから円形魚眼良いですね、私もほしいですがお金が・・・
あと日本だとかぶってしまいまともに撮れる空なさそうですね。
投稿: ヨシダ | 2014年9月 4日 (木) 20時15分
くろさん
何度もすいません
ブログしっかり読んだら円形魚眼3万で買われたんですね。
それでこれだけ写ったら良いですね。
投稿: ヨシダ | 2014年9月 4日 (木) 20時39分
うおー懐かしい!!!
記憶がよみがえりますね~。
サーモン丼は安定のおいしさですよねぇ、店内にマックノート彗星の写真が飾ってあるのもよかったですね。
善き羊飼いの教会はAPS-Cだと14~16㎜くらいがちょうどいいくらいだったように思います。この時期だと南十字が高すぎて、一緒に撮れないのが残念ですよね。
そしてやっぱり魚眼レンズいいですね!
シグマ4.5㎜F2.8は知っていたのですが、こんなレンズもあるのですね~。
投稿: hana | 2014年9月 4日 (木) 20時50分
ヨシダさん
コメントありがとうございます。
日本の異常気象と違って、NZではおおむね良い天気の中昼も夜も?観光を楽しむことができました。
星空は日本とは別物ですね。。
星を求めて多くの日本の天体写真好きの方がNZを訪れる理由がよくわかりました。
魚眼は今回のために調達したので、こんな写真が取れてよかった~。という感じです。でも日本だとつかうシーンがないですね。
投稿: くろ | 2014年9月 5日 (金) 00時03分
hanaさん
コメントありがとうございます。
そして、出発前にはNZ遠征のアドバイスもいただき重ねて御礼いたします。
hanaさんの星ナビの低緯度オーロラや天ガで最優秀賞を撮られた大マゼラン星雲のお写真を憧れて、私も思い出に残る写真が取れたらと思ってました。
珍しく事前に構図とかを考えていたのですが、現地ではなかなか思い通りには運びませんね。
魚眼はお遊びで買った(でも3万円)のですが、こちらはいい思い出になりそうです。。
投稿: くろ | 2014年9月 5日 (金) 00時10分
サーモン丼は、日本人ツアー客には定番ですね。NZに滞在している日本人の間では3大NZ美味いもん?!があって、これとクイーンズタウンのチーズケーキ。ワナカのバナナパイがあげられてますが、お食べになりましたか?自分はこのサーモン丼以外は食べました。言い得て妙でしたよ。
投稿: こもロハス | 2014年11月24日 (月) 21時13分