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2014年5月23日 (金)

Summer nebula vol.4<白鳥座サドル付近/Sadr region Cygnus >

白鳥座の北アメリカ、ペリカン星雲とならんで夏の代表的な散光星雲といえば、白鳥座のγ星サドル付近です。IC1318,IC1311,M29がひろがっています。280mmだとどの構図で取っても星雲がはみ出してしまうのでとりあえずこんなかんじ?です。
赤色の領域が広がっているせいか、何となくつかみどころがない対象ですね。
IC1318は、Butterfly nebulaとも言うみたいですが、butterflyというよりはmossに見えてしまいます。(^^) 個人的には、北ペリやM8/20の方がみていて面白いですね。

Image

今回は、画像処理てデジカメ画像をコピーして、モノクロにして強調処理をする一方で、カラー画像は色彩をかえたり、特定領域の処理をして色合いをいじってから二つの画像をLとRGBで合成してみました。
この方式だとノイズを増やさず、淡い星雲をカラフルに浮かび上がらせるような気がします。

Blogはアップロードが1MBまでなので、賑やかな領域の写真はどうしても解像度が落ちてしまいまうのが残念です。

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Sadr Cygnus reagion
<撮影機材>
Scope: Borg 71FL x reducer ,
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: Astronomik CLS/CCD
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit
<撮影データ>
Dates:2/5/2014
Exposure: 300x3sec+450x4
ISO:1600

<画像処理>
PhotoShopCS6+StellaImage7

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コメント

こんにちは、くろさん、
白鳥座のγ星の散光星雲って龍の顔に似てますよね。
丁度軽く口を開けて、やや斜めから見てる角度の竜の
顔っていう感じです。
200mmくらいの望遠で北アメリカ星雲とのコラボを
リバーサルフィルムで良く撮りました。
無改造でも光害カットフィルターを使えば、使わない
よりかこのての散光星雲は写ってくれるでしょうか?
最近出たケンコーの光害カットフィルターを考えています。

投稿: 山本 | 2014年5月23日 (金) 12時22分

山本さん

コメントありがとうございます。
確かにチョウというよりは、ゴツゴツした感じは龍の頭に似てますね。
私もあまり詳しくはありませんが、光害カットフィルターは、Hαの領域の光を透過しますが、ローパス側でカットしてしまうのではとおもいます。
たた、このあたりの領域だと、かなり濃い星雲なので、空がくらいところでちゃんと露出できたら真っ赤?にはならないもののちゃんと写ってくれると思います。

投稿: くろ | 2014年5月24日 (土) 14時52分

おはようございます。

サドル、とても良いですね。
これは、これでとても良いと私は思うのですが、
面白さで云うと、網や北アメリカが面白いのでしょうね。
まあ、天体写真のバリエーションのひとつとして
私も、抑えて置きたい対象ですね。

間も無く、梅雨入りで、まともに撮れるのは
7月末まで、お預けみたいですが、それまでに、
私は、現状の機材の整備等、本格的な夏シーズンに
むけて準備しようかと思ってます。

また、現地で宜しくお願いします。

投稿: 天文中年 | 2014年5月26日 (月) 10時27分

天文中年さん

こんにちは。コメントありがとうございます。
神野山では比較的狙いやすい天頂付近にある対象なので、やはりちゃんと捉えたいですね。
星雲自体ももう少し明るめの色や星の色なんかもバリエーションがありそうです。
天文中年さんはいろいろな鏡筒でトライされているので、赤道儀2台体制とか、凄いなぁと思ってます。180mmマクロとかならサドル付近はちょうどいい構図になりそうですね。
また色々と教えてください。

投稿: くろ | 2014年5月26日 (月) 18時40分

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