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2014年3月

2014年3月30日 (日)

春の銀河に憧れて⑨(NGC4565 / Edge on Galaxy retry)

春の銀河第9弾は、かみのけ座の通称"串団子銀河"のリベンジ編です。

以前撮影した2000mmの直焦点ではかなりガイドがずれていて、枚数も少なく、銀河の模様とかもわからなかったのですが、今回はレデューサをつけて1400mmでリトライです。視直径も16"くらいあるので充分狙えます。
途中で曇ってしまったため、5分露出を10枚撮影して終わりとなりました。
ガイドは今回はうまくできていたようです。なんとか星も点のままキープしてくれてます。
またF値も7なので、銀河の暗黒帯や模様もなんとか写ってくれました。

フラットを撮ってなかったので、フラットエイドを使ってみました。銀河とかの処理には、本当に便利なツールですね。

写真はトリミングしてます。


Ngc456520140323_tri_b


< 撮影機材>
Scope: celestron EDGE HD 800x0.7 reducer Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: None
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit
<撮影データ>
Date:23/03/2014
Exposure: 300sec x10
ISO:3200
Place:Konoyama
<画像処理>
Processed:Flat aid, Stella Image7,Photoshop CS5 ext.

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2014年3月27日 (木)

Mars close to earth in April 2014

まだまだ下弦の月がある中で、神野山に遠征してきました。
夕方に予定があり到着したのは20時をまわってましたが、既に駐車場は混み合ってました。
新月期の天候が悪く、暗い空欠乏症の方多数ですね。(笑)

天文中年さん・かなたさん・NOBさん・たらちゃんさん・大内さん・ブログをいつも拝見しているしゃーまんさんが既に撮影中でした。 おくれてシゲボンさんやシバさんが登場された頃には、車を置く場所が・・・とかなり盛況な状態です。
この日は久しぶりにBorg71FLを持って行って最後のバラ星雲を撮影した後、Edge HD800に載せ替えました。
残念ながら途中から雲が出てしまって月の出と共に撮影終了となってしまったのですが、
多くの方々にお目にかかれて楽しい時間を過ごすことができました。
(NOBさんいつも温かい飲み物をありがとうございます。)

画像処理がなかなか追いつかないので、まずは火星をアップします。

20140323_mars_konoyama

だんだん火星っぽくなってきました。(自画自賛?)
シーイングはぶれぶれでしたが、カメラのライブビューでも北極冠や地表の模様が見えていて神野山でとる方が家で撮るよりかなり綺麗に捉えられると実感してます。

う~ん。光害地では惑星もダメ?なんでしょうかねぇ。
光害地でどれだけとれるかを標榜しているブログだけにつらい結果となりました。

火星の小接近まであと少しです。引き続きトライしていきたいです。

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Mars(火星)

<撮影機材>
Scope: Edge HD 800 <f=2023mm / F=10>,
        Tele Vue Powermates 2.5x
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: None
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit

<撮影データ>
Dates:23/3/2014 90sec
Exposure:  640x480 crop mode, 1/60 fps,
ISO:200
Place:Kounoyama

<画像処理>
2000 frames stacked
AutoStakkert2+RegiStaxs6+PhotoShopCS5+StellaImage7

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2014年3月22日 (土)

木星と火星 再トライ/Jupiter and Mars with Tele Vue Powermates 2.5x

2月末から3月にかけての新月、上限期の週末は天候が悪く、1月2月と狙ってきた系外銀河の写真が全く取ることができませんでした。
いつもの?神野山への遠征もせず、悶々としていると何か撮りたくなるものです。
自宅からだとやはり惑星かなと言う事で、小接近を迎える火星を狙ってみたくなりました。
ただ、視直径は  と2023mmの直焦点では豆粒より小さいのでバローレンズを探し、多くの方がご利用されているTeleVueのPowermatesにたどり着きました。
接眼スリーブは1 1/4インチとなるのですが、Powerメイトだと純正のTアダプタがあってそのままEOSくんにつながります。
この日はゆらゆらと揺れながらも表面の様子が見えるくらいのシーイングで木星と火星を撮影しました。


Jupiter (木星)

20130315_jupiter2000_si_c


Mars(火星)

20140316mars1800c

恐るべしPowermates! 先日もっとシーイングのいいときに直焦点で撮影した木星よりも表面の様子がよくわかります。
単純に画像を2.5倍するのとは大違いです(当たり前・・)
この記事の写真と比べると一目瞭然ですね。

”pure magnification increase” のキャッチコピーも侮れません。
消費税増税前?に今回はとてもコストパフォーマンスのいい買い物をしたと満足しています。4月の火星小接近ではもう少しいい写真を撮りたいです。

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Jupiter(木星)

<撮影機材>
Scope: Edge HD 800 <f=2023mm / F=10> with  Tele Vue Powermates 2.5x
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: None
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit
<撮影データ>
Dates:15/3/2014 90sec
Exposure:  640x480 crop mode, 1/60 fps,
ISO:100
Place:Kyoto
<画像処理>
2000 frames stacked
AutoStakkert2+RegiStaxs6+StellaImage7

Mars(火星)
<撮影機材>
Scope: Edge HD 800 <f=2023mm / F=10> with Tele Vue Powermates 2.5x
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: None
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit
<撮影データ>
Dates:16/3/2014 60sec
Exposure:  640x480 crop mode, 1/60 fps,
ISO:200
Place:Kyoto
<画像処理>
1800 frames stacked
AutoStakkert2+RegiStaxs6+StellaImage7

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2014年3月 9日 (日)

最後のインストール版 PhotoShopCS6 Extended をGET! 

Adobe Photoshop CS6 Extended キターー!
天体写真の画像処理ソフトにPS5を使ってますが、この度VAIOを新調したので新たに最後のインストール版?を調達しました。
インストール版のCS6 Extendedは価格コムとかでみても13〜15万円もするので購入を長らく躊躇してました。

Pscs

ところが今回はなんとですね、WindowsとMac両方のパソコンにインストールができるソフト本体とPhotoshopの基礎が分かる講座および Webクリエイターのためのベーシックデザイン制作講座の2つの通信講座もをつけて、!!激安の35,500円で提供します!!
。。とTVショッピングのMCの声が聞こえるようなパック商品でした。

通信講座で学生になって入手する方法があったとは・・
知らないのは私だけだったのかなぁ(≧∇≦)

Yahooのリスティング広告に出ているのは知っていたのですが、大丈夫?と信じてなくてスルーをしていましたが、今回ちゃんとシリアル登録も無事終了しました。

Photoshopの使い方がよくわからないので基礎から学びたいなぁと思っていたので喜んでます。一石二鳥です。

AdobeはCreativeCloudに移行していて、全機能最新版なら、月額5000円、単体サブスクリプション版にしても月額2200円と、継続して使うためにはやや高い金額設定ですね。

インストール版(パッケージ版)なら、3年くらいは普通に使えるし、CS7はパッケージ版がでないようですから、これが最後のインストール版?になるのでしょう。

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2014年3月 6日 (木)

M78 ウルトラマン星雲@神野山

なかなか親子亀のオートガイドがうまくいかない中で、撮影したM78です。
レデューサをつけて1400mmにしましたが、画角いっぱいに広がっています。

多分もっと単焦点でバーナードループなども入れて撮ると色合い的にも楽しい
領域ですが、今回はめいっぱいM78の構図としました。

反射星雲はF7の鏡筒ではその姿を映し出すにはかなりの露出時間が必要そうです。
強調しすぎで粗が目立ち、ガイドもずれているのですが今のところこのくらいが
限界かなぁ。
1400mm、6分でもガイドがずれてるのがちょっと悲しいですね。
原因と対策がないまま質の良くない写真が増えてきてます。
SXD2は時々駆動しないエラー(ケーブル系が原因と思われます)がでていて
修理に出そうかと思ってますが、VIXENさんはかなり修理のバックログが
たまっているようですね。
ISON彗星の時に古い赤道儀の修理がかなり増えたとかいってました。

これからはBorg71FLで夏の散光星雲を狙おうかなぁ。

M78_20140222b

Reflection nebula in Orion/ M78
(ウルトラマン星雲)

<撮影機材>
Scope: Edge HD 800 x0.7 reducer <f=1400mm / F=7>,
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: None
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit
Guidescope: BORG 45EDII

<撮影データ>
Dates:2014/2/22
Exposure:  300sec * 7
ISO:3200
Place:神野山

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