春の銀河に憧れて⑧(Sombrero galaxy/M104)
春の銀河第8弾は、おとめ座にあるM104です。
ソンブレロ銀河は、以前BORGの71FL (f= 400mm)でとったことがあるのですが、非常に小さな対象でした。絶対等級は-22等、質量は太陽の1.3兆倍、直径は14万光年という巨大な銀河ですが、4700万光年というかなたにあるので、長い焦点距離の望遠鏡で撮って見たかった対象です。
中心部の暗黒帯の模様を表現するには、ピントも甘かったようです。
それ以外はなんともつかみどころのない銀河ですね。
ガイドは今回はうまくできていたようです。
このサイズでみると、カエルに見えてきました(^◇^)
<撮影機材>
Scope: celestron EDGE HD800
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: None
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit
<撮影データ>
Dates:2013/2
Exposure: 300sec x3+ 480sec x2
ISO:3200
Place:Konoyama
f=400mmと、f=2023mmを比較してみました。
銀河はやはり長焦点距離だなぁ〜
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コメント
くろさん、こんばんわ。
ソンブレロ星雲は、私も以前ED103S(f=795mm)で狙ったことがありますが、想像以上の小ささにガックリきた覚えが。やっぱり、長焦点で狙いたいところですよね。
そのために今、春の銀河シーズンに向けて鏡筒をしっかり固定するための強化パーツ類を手配していますが、思った以上に納期が長くて悶々としています。我慢我慢…orz
> 暗黒帯の模様
今の時期だとシーイングが悪いのも手伝って、なかなか大変かもしれません。以前、惑星と同じように動画からスタッキング→ウェーブレット処理で見事に仕上げた作品を見たことがありますが、究極的にはそういった手法になるんでしょうかね。
それなりの口径でないと、明るさ的に難しそうですが…。
投稿: HIROPON | 2014年2月 8日 (土) 01時27分
HIROPONさん
おはようございます。コメントありがとうございます。ガイド安定のための装備充実をされているんですね。ブログでのアップを楽しみにしてます。
あの暗黒帯の模様は動画のスタックで表現できるんですね。EDGE HD800だと厳しいでしょうね。後は超高感度のCCDカメラが入りそうです。。。
投稿: くろ | 2014年2月 8日 (土) 10時49分