春の銀河に憧れて ①(M106)
1月の三連休初日に、神野山でCelestronのEDGE HD800の直焦点(2023mm)で、憧れの春の銀河達を狙いました。
第一弾はりょうけん座の渦巻銀河 <M106>です。
私の中ではりょうけん座=子持ち銀河<M51>だったので、実はあまり馴染みがなかったのですが、星雲・銀河のカタログをみながら対象を物色していると、視直径は18.2-7.9と、M51の11.0-7.8より大きなことがわかったので、是非とって見たいと思いました。
この銀河がどのくらいの姿で写るのか? 親子カメ方式にして始めての長時間露光(300〜450sec)でもありちゃんとガイドができるのか?
などなどワクワク❗️ドキドキ❓の撮影でした。
結論は。。
・大きさは、すご〜い。アンドロメダ並みに広がってるよ。
・ガイドは、う~んやはり、ずれてました。
写真の上が北になるので、赤経の方向にずれてます。これって何がNGなの?
コンソールではガイドは乱れてなかったと思います。
ガイド星探しに苦慮したオフアキの時はもう少しうまくガイドできていたので、このあたりが構造的な限界かなぁとも思います。
ともあれ2000mmの迫力には感動しました。画像処理やシャープさは残念ですが。。
こんなに大きいならレデューサ付きで取るべき対象なのでしょうね。
地球からは、2200万光年離れている中規模の銀河です。銀河の中央に巨大ブラックホールがあるといわれています。
りょうけん座の渦巻銀河 /M106 Spiral Galaxy @神野山
<撮影機材>
Scope: celestron EDGE HD800<f=2023mm, F=10>
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: None
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit
<撮影データ>
Dates:2013/1
Exposure: 480sec×5+300×4sec
ISO:3200
Place:Konoyama
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