春の銀河に憧れて②(M101:回転花火銀河)/Pinwheel Galaxy
Celestron Edge HD 800(f=2023)による、春の銀河第2弾は、おおぐま座にあるM101です。
私の好きな銀河TOP5のうちの一つです。(他は??)
回転花火銀河(Pinwheel Galaxy)という名前がついているだけあって銀河を真上から見た姿は綺麗な渦巻きになっています。
Hα領域が表現できれば、銀河の腕に花火のように光っている赤い箇所がみえるようですね。
f=2023mmだと、画角にいっぱいに広がってます。
以前はBorg71FL(f=400mm)で撮影してましたから、やっぱり春の銀河群はこのくらいの口径があると、ワクワク!します。
それにしても、思った以上に淡い対象ですねぇ。
一晩でいくつかの対象を撮影したかったので、ISOは3200にして時間を短縮し、
合計45分程度の露出時間でしたから、お化粧(画像処理)で厚塗りしてもこんなモンなんですね。
暗い空、正しいガイド、たっぷりの露出が必要です。
このときの親子亀のオートガイドは、比較的うまく追尾してくれました。
<撮影機材>
Scope: celestron EDGE HD800<f=2023mm, F=10>
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: None
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit
<撮影データ>
Dates:2013/1
Exposure: 480sec×5+300×4sec
ISO:3200
Place:Konoyama
<画像処理>
Stella Image,PhotoshopCS
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コメント
こんばんは
M101素晴らしいですね。♪
実は私も1/4日に神野山で撮ったのですが、
淡いM101を暗いF7.7で8分露出2枚の撮影でした。
画像処理するにしても、あまりにも露出が少なすぎますね。(笑)
無理やり、処理してブログにアップしましたが、
ノイズは多いわ、星雲は薄いわ、くろさんの作品とは
雲低の差です。(汗)
くろさんの春の銀河に憧れてシリーズ、今後も楽しみに
しています。
次回はVC200L+レデューサーでリベンジの予定です。
投稿: 天文中年 | 2014年1月29日 (水) 22時37分
天文中年さん
こんばんは。コメントありがとうございます。
今回はピントも甘くて天文中年さんのようなシャープな写真が撮れてません。。
系外銀河はやっぱり長い焦点でと思います。VC200L+レデューサーでのトライアルぜひアップしてください。
投稿: くろ | 2014年1月30日 (木) 01時30分