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2013年10月

2013年10月20日 (日)

Celestron Edge HD 800 【M1かに星雲/ISON彗星】by Off-Axis Guide

前回に引き続きまして、Celestron Edge HD 800 with Off-Axis Guiderのファーストライトです。

【M1 かに星雲/Crab nebula】

20131006edge_m1b

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Crab nebula / M1 かに星雲

<撮影機材>
Scope: Edge HD 800 <f2023mm/F10>
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: なし
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit
Autoguide:AdvancedUnitにて実施

<撮影データ>
Dates:2013/10/12
Exposure: 480*3+360*3 sec
ISO:1600
Place:神野山

中央部をトリミング
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かに星雲の周りで明るい星を見つけることができたのですが、カメラの視野の真ん中にかに星雲を持ってくるのは、コツがつかめず難しかったです。
流石、2032mmですね。かに星雲が大きい!
残念ながらガイドが流れていますが、フィラメント構造も何とか写っています。このブログを始めたときにBORGで撮影したかに星雲とは随分違います。
(その頃に比べると装備も随分と増えていますが・・・)

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【ISON彗星/ISON Commet】

20131012_ison_2

ISON彗星は、赤道儀のSXD2のStarbook10にデータを入れたおかげですぐに導入できたのですが、周りに明るい星が見つからずガイド星探しにとても苦労しました(汗)
多分celestronのオフアキシスガイダーと、vixenのアドバンスドユニットの組み合わせでは、8等星くらいが限界のようです。
増光のペースは期待より低いですが、既に長い尾を見せてくれているので今後に期待です。

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Commet ISON / アイソン彗星

<撮影機材>
Scope: Edge HD 800 <f2023mm/F10>
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: なし
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit
Autoguide:AdvancedUnitにて実施

<撮影データ>
Dates:2013/10/12
Exposure: 180*5 sec
ISO:3200
Place:神野山

中央部をトリミング
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ファーストライトを終えての感想は、Celestron Edge HD 800は、謳い文句通り周辺の星がシャープに写り、大きめの口径ならではの対象もきっちり捉えてくれる望遠鏡だ。。という感じでしょうか。ただ、F10はやはり暗い~。ISOも1600より落とすのは無理でしょうね。レデューサをつけてどうなるか? 楽しみです。

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2013年10月17日 (木)

Celestron Edge HD 800 ファーストライトby Off-Axis Guide 【M33 galaxy】 

Celestron Edge HD 800 のファーストライトです。

現在オートガイドは、VixenのSXD2とStarbookTEN+アドバンスドユニットの組み合わせで、
かつガイド用のCCDはWatecの902という協栄産業(大阪)さんおすすめの構成を使用
しています。(かの有名な吉田隆行さんがレビューされています)

通常は、BORGのFL71や45EDなどで撮影しているので十分この構成で
ガイドの精度を保てるのですが、今回は焦点距離2000mm超えかつ、F10で
Off-Axisという、かなり無謀なトライになりました。

1.CCDカメラ(ガイド側)のピント合わせ

最初にCCDカメラでガイド星を探すのですが、ピント合わせに四苦八苦
しました。まずは明るい星(こと座のベガ)を探して、ピントを合わせます。

2.目的の天体を導入
スターブックを使って対象を導入します。もちろん眼視は見えないので、
ISO6400とかにして、試し撮りして構図を確認します。

3.ガイド星探し
周りにあるガイド星をCelestronのOff-Axisの仕組みは、プリズムがついたリングが、
360度回りガイド星を探すようです。
ですが回してみても一体どのようにどの視野が写っているのかが、わからなくて、
なかなか星が見つかりません。多分8等星くらいまでなら
それでも少しずつ動かしながら見つけます。残念ながら最初に決めた構図から
ずれてしまいます。

4.ガイド星のカリブレーション
暗~いガイド星をなんとか見つけてたら、ガイド状況のカリブレーションです。
明るい星の場合だとじっくりとカリブレーションをしているアドバンスドユニット
ですが、なぜか暗い星なのに早々に「カリブレーション終了!」と表示され
「ほんまかなぁ~」と疑いたくなります。
本当になんとかガイド星を追尾してくれているようですので、撮影を開始します。

5.オートガイド中(撮影)
あまりにも暗いガイド星だと、ガイド中断になったり、ガイド中に薄雲がながれることも
ありましたが、概ねオートガイドできていたようです。


今回の結論・・・
EdgeHD800、アドバンスドユニット、Watecという込みあわせでもなんとかOff-Axisでの
オートガイドに成功し、無事M33を撮影ができました。

残念な構図なのですが、途中で気づいても簡単に変更できないという状況であり構図の変更をやめてしまいました。

感想
@やはり、F10は暗い。ISOをあげて露出も長めにしないと。。
@うちの装備でoffAxisでのガイドをするにはかなり限定的。ガイド星探しが結構大変です。
@でもさすが2000mm。200mmや400mmでは写らない詳細な部分が姿を現します。
トリミング拡大とは違いますね。
@大切なことが抜けていますが、Edge HD800のファーストライトとしては、やはりシュミカセで写真撮影を意識している・・というだけあって4すみはかなりシャープに写っています。fuji
期待が持てそうな鏡筒ですね。

20131006_edge_m33_i

撮影データ

Triangulum Galaxy / M33  さんかく座の銀河

<撮影機材>
Scope: Edge HD 800 <f2000mm/F10>
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: なし
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit
Autoguide:AdvancedUnitにて実施

<撮影データ>
Dates:2013/10
Exposure: 600*2+480*2+360*4+240 sec
ISO:1600
Place:神野山

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2013年10月15日 (火)

焦点距離を伸ばしたい・・・Edge HD800を購入

今持っている最長の単焦点が、BORG FL17なので、400mm(直焦点)となります。
レデューサ(0.7x)を併用すると280mmとなり、夏場のはくちょう座付近の散開星雲やさそり座近辺などはとてもいいアングルで撮影ができて満足しています。

ただ、春の時期やうずを巻く銀河などは撮影しても小さすぎて寂しい~~。
こんな時は、どうしても長焦点のモノが欲しくなります。
1000mm.2000mmのシュミカセかな? 大阪駅の北にある某有名ショップに行って相談すると、光学に優れる高橋のFSQ-85EDをおすすめされました。素晴らしい望遠鏡ですが、焦点距離が450mmなので欲しいレンジではありませんでした。
眼視ではなく写真にこだわりたい。といったら、次にCelestronのEdgeHDをおすすめされました。
c8鏡筒とか、お買い得感満載だけど、Celestron販売店さんのサイトには、「EdgeHD鏡筒は従来のシュミットカセグレン鏡筒に比べて視野周辺での星像を約1/3まで点像にすることに成功。APS-Cサイズの周辺部までフラットな画像を実現しました。」と書いてあります。色々と迷ったのですがこちらを購入いたしました。

マウントはVixenのSXD2になります。オートガイドはやりたいけれど、パソコンまで、持ち出したくなかったので、アドバンスユニットでのオートガイドにチャレンジします。

既存は、ビクセンマウント板に主鏡筒とガイド鏡筒をの2台の望遠鏡を平行して載せています。
この形式だと、ボーグ45EDとEdge HDでは重さが違いすぎてバランスが悪い・・・。
ということで、親子亀方式を検討するとともに、まずは直焦点のみOff-Axis撮影に挑戦することに。
残念ながら、この場合は専用のレディーサーは使えないみたいなので、直焦点のみでやることにしました。

果たしてアナログ?のアドバンスドユニットでオフアキのガイド星は見つかるのでしょうか??

Image

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2013年10月 9日 (水)

ステライメージ7 画像処理コンテスト 銀河編をヒントに・・・

 綺麗な作品のワークフローを拝見したのですが、銀河などの処理の場合は、
もやっと広がる赤い散光星雲と違って、選択マスクを使って、背景の色を暗く
する一方で、銀河の端っこの淡い部分を(中間調)を浮かび上がらせたり、
バックの星を強調したり。マルチバンドシャープを使って整える・・。
そんな手順がセオリーのようです。

ワークフローを参考に、簡単な手順で、光害地で撮影したアンドロメダ銀河を
処理してみました。

1.レベル調整
 ヒストグラムのレンジを縮めて、山を左端に持ってくる。
(ハイライト部分とシャドウ部分をカット)
 このとき、R・G・B各色のカーブが重なるように調整する。
 ステライメージ7からは、オートストレッチという機能があり自動調整可。

2.デジタル現像
 中央のハイライト部分(飽和部分)をマイルドにする。

3.選択マスクを作成。マスクを反転させ、ハイライト部分をマスクして
  背景(シャドウ)部分のレベルを調整し、暗くする。
  必要な場合は、バックグランドスムースでなめらかにする。

4.反転したマスクを戻し、今度は銀河部分をレベル調整・トーンカーブ
処理などでメリハリ?をつける。

5.同様に選択マスクをして、銀河部分のマルチバンドシャープを行う。
  調整は、最初は各半径ごとの強さを強めに設定し、シャープをかける
  シャープをかけたい対象の半径の大きさを見つける。
  シャープの強さはその後緩めて適切な大きさに調整する。

6.最後に必要なら、スターシャープ、Lab色彩調整などで整える

とこんな感じです。ちょっと中心部が飽和し過ぎですね。
この写真の背景にはかなりノイズがあったのですが、背景を暗くして、一方で
銀河の部分を強調するイメージで処理をしています。

M31_20131005i

M31 Andromede galaxy アンドロメダ銀河

<撮影機材>
Scope: BORG 71FL x 1.08 Multi-flatner <f432mm/F6.1>
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: Astronomik CLS CCD
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit

<撮影データ>
Dates:2013/09
Exposure: 180*5+240*7 sec
ISO:1600
Place:市街地

 もともとの写真があまりいい状態で撮影ができていないのですし、
私の画像処理の知識だとこんな感じでしょうか。.

 今回はステライメージだけで処理しましたが、通常はPhotoshopCSも
併用しています。PSだと、「レイヤー効果」という機能を使って、同じよう
な処理ができるみたいですね。
 よっちゃんさんが、星の牧場2で画像処理ムービーを公開されている
のをみて現在勉強中です。

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2013年10月 5日 (土)

ステライメージ7 画像処理コンテスト 結果発表 散光星雲編

 アストロアーツさんのHPで、ステライメージをつかった画像処理コンテストの結果が発表されていますね。

http://www.astroarts.co.jp/products/stlimg7/contest13/index-j.shtml

このコンテストでは、入賞作品のワークフローが公開されているところがいいですね。

早速、散光星雲部門と銀河部門の作品をのぞいてみました。簡単な感想は以下の通りです。

1.散光星雲部門
ここではシンプルなステップでの処理が紹介されていました。
 ・レベル調整
 ・トーンカーブ調整
 ・デジタル現像
 ・スターシャープ

驚いたのは、トーンカーブ調整の処理内容です。
私の場合光害地で撮っていることが多く、この処理をすると階調が破綻しそうになるので、少しだけ使うことが多いのですが、入賞作品では、右側がグイーンと上がるようなカーブを描いている作品が多かったです。

イメージはこんな感じ・・

Lab処理も含めて、色を鮮やかに出す処理をされているようでした。
どの処理を先にするかはみなさん違っていて興味深かったです。

同じような処理を自分が撮影したアンタレス付近のftsファイルに適用してみましたが、階調が破たんして微妙な感じになりました。

銀河編についての感想は後日・・。すごいワークフローがあって理解に時間が。。

こんな感じでワークフローを公開してもらえると、処理をする時の参考になります。こういった企画はどんどん続けてほしいですね。

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2013年10月 1日 (火)

夏の終わりの網状星雲(NGC6992-5 Veil Nebula) @神野山

すっきりと晴れそうな週末ということで、、、
まだ下弦の月が夜半過ぎに出てくる状況ではありましたが、
お盆以来の神野山に行ってきました。

ついたのは20時過ぎだったこともあってか、既に駐車場は満杯の車で
驚いてしまいました。sign03

何とか南側に車を止めてスタンバイをしました。
この日は実は初めて買ったCelestron edge HD 800のデビュー?の
予定でしたが、オフアキはうまくいかないわ、ガイドスコープは未入荷だったり
して、写真は全く撮ることができず。。。<firstlightはいつになるやら・・>
念のために持参した、BORGの71FLで何とか撮影をしたのがこの対象です。

Veil_nebula_20130928i_2

光害地から撮るのとは、随分違う写り方をしていて素直にうれしかったです。

先日購入したBORGのマルチフラットナーをつけたおかげか、
直焦点だと流れまくりだった四隅の星も比較的綺麗に写っています。

この日はたまたまお隣に車を入れられた方(滋賀からお越しの・・お名前を
きかなかったのですが)が40cmのドブソニアンを組み立てていらっしゃって
色々な対象を目で見ることができました。happy01

球状星団とかは写真で見るような感じで見えてましたし、M27やM57なども
見事な姿を捉えることができて、感動しました。

ペルセウス座流星群の時にもお話をしたNOBさん(多分)は、シュミカセの
オートガイドについて、オフアキではなく比較的短めの直焦点でも十分対応
されているとのことでとても参考になりました。

また、大阪方面からお越しの、タラちゃんさんにいろいろと機材のこととか、
神野山の空のことなどを教えていただきとても興味深いお話が聞けてよかった
です。

こういった同じ趣味をお持ちの方と交流するのはとても楽しいですね。heart04
また行ってみたい場所です。

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<撮影機材>
Scope: BORG 71FL x 1.08 Multi-flatner <f432mm/F6.1>
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: Astronomik CLS CCD
Mount: SXD2 autoguided by Advance unit

<撮影データ>
Dates:2013/09/28 21:30
Exposure: 300*6+360 sec
ISO:1600
Place:神野山

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