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2013年9月

2013年9月19日 (木)

BORG テレコンバータ vs マルチフラットナー ~中秋名月編

さて、本日は「中秋の名月」 ということで、素晴らしいお月様を眺めていらっしゃる方も
多いと思います。

折角なので、先日購入したBORG マルチフラットナーのファーストライトと、1.4倍のテレコンバータで取り比べてみました。

(左がマルチフラットナー、右がテレコンバータ)

Photo_2

トリミングをしていますが、当然テレコンバータの方が大きく写りますね。

撮影してみてのテレコンバータに関する感想は、
 ・ピントが合わせづらいなぁ(オーソドックスなヘリコイドでしたので)
 ・ライブビューx 10倍 でみると かなり大気の揺らぎがみえるなぁ
 ・結局は直焦点(フラットナー)で撮って、トリミングした方がシャープに写る?

という感じです。
こうなるとテレコンバータが登場する機会が益々減るような気がします。

ところで、ここ数日の晴れっぷりといったら、見事なほどですが残念ながら満月期&Weekdayでなかなか天体写真の撮影ができず、悶々?としております。

~満月期は快晴なり~  

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左側:Fullmoon / 中秋の名月

<撮影機材>
Scope: BORG 71FL x 1.08 Multi-flatner <f432mm/F6.1>
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: None
Mount: 固定撮影

<撮影データ>
Dates:2013/09/19 19:10
Exposure: 1/250 sec
ISO:100

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右側:Fullmoon / 中秋の名月

<撮影機材>
Scope: BORG 71FL x 1.4 Teleconverter <f560mm/F7.9>
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter: None
Mount: 固定撮影

<撮影データ>
Dates:2013/09/19 19:30
Exposure: 1/320 sec
ISO:100

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2013年9月16日 (月)

さんかく座M33 BORG71FL(直焦点400mm)

先日撮影をした、さんかく座の銀河を処理しました。
う~ん、、この対象は光害地の短焦点距離ではむつかしい。
銀河の形にはなっていないですね。残念な1枚です。

やっぱり20cm以上のシュミカセクラスで暗い空でじっくり取らないと
天体望遠鏡のパンフレットに載るくらいの写真にはならないのでしょうか?
光害地で、このクラスの望遠鏡でとったらどうなるのかな?
これまたリベンジ対象の天体になりそうです。

ところで、この日始めてさんかく座を肉眼で見つけました。可愛らしい星座ですね。

M33

M33 Triangulum Galaxy /M33 さんかく座銀河

<撮影機材>
Scope: BORG 71FL <f400mm/F5.6>
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filter:Astronomik CLS CCD
Mount:VIXEN SXD2 autoguided by advanced unit
Autoguider: VIXEN andvanced unit (BORG 45ED II)

<撮影データ>
Dates:2013/09/06
Exposure:180*3+240*6 sec
ISO:1600
Location:Kyoto central

<画像処理>
ステライメージ7でコンポジット、かぶり補正
PhotoShopCS5でトーンカーブ、レベル補正

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2013年9月12日 (木)

BORG 71FLでのM45 Pleiades<光害地>

新月期に晴れてる~。
ということで、何となくもやっとした空でしたが、天体写真を撮影しました。

光害地からの撮影ですが、M31と同様にどうしてもうまくいかないM45(すばる)を再度トライしました。
M45_20130910b

Data

Optics: BORG 71FL <f400mm/F5.6>
Camera: Canon EOS Kiss X4 (新改造)
Filters:Astronomik CLS CCD
Dates:2013/09/10
Location:Kyoto
Exposure:120sec×4 + 240sec x 6
Processing:Stella Image 6.5 ,PhotoshopCI trimming


久しぶりにBORGの71FLを直焦点(400mm)で使いましたが、やはり周辺の画像がかなり伸びるんですね。普段はレデューサを使っているのでわかりませんが。。。焦点距離を稼ぎたいのならフラットナーとかを使うといいかもしれません。

ちなみにこの写真は、撮影時に一緒に保存しているjpgの写真です。スバルがあることくらいしか確認出来ないですね。ガスはかすかにしか見えてません。

Jpeg_m45

光害地でも、それなりの写真を撮るコツ
 ・光害カットフィルターを使用<Astronimik CLS filter>
 ・露出は短めに<f400mm/F5.6だと2分~4分くらい>
 ・多めの枚数をコンポジットする<総露出時間30分以上>
 ・ダーク処理、フラット処理などをきっちりやる。<強調処理をかけるので綺麗な土台にしておく>
 ・画像処理技術をみがく??<通称:お化粧?>

本来はやっぱりいい環境で、ちゃんとした装備で、上手に撮影することが大事ですね。

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2013年9月 7日 (土)

M31 アンドロメダ銀河 (光害地でトライ)

台風がきたり、ずっと雨が続く天候でしたが、一瞬の晴れ間を見つけて秋のアンドロメダ銀河の撮影にトライ! 雲がたくさん流れる条件だったので、露出時間が稼げず、ISO1600で短時間露出を何枚か重ねました。
空自体の透明度は高く、久しぶりに3等星が見えてました。もっとからっと晴れてくれたら他にも取りたい対象はあったのですが。。。

去年は全く歯が立たなかった、M31ですが、1年鍛えて?何とかそれっぽく写ってくれたのが嬉しいです。
今度は、暗い空でじっくり露出て撮ってみたい対象です。

M31_20130906_verb

M31 Andromede galaxy
Scope:BORG71FL with Reducer x 0.7
Camera:Canon EOS KissX4 新改造
ISO:1600
Filter:Astronomik CLS
Exposure time:120*4+150*4+180*2 sec
Autoguided by SXD2
SteraImage6.5 Photoshop5.5 で合成、レベル調整、トーンカーブ



ちなみに、これが去年のM31です。

2012_m31_ps6

Scope:BORG71FL
Camera:Canon EOS KissX2 SEO-SPC
ISO:800
Filter:Astronomik CLS
Exposure time:180*3
Polarieにて追尾

SteraImage6.5で合成、レベル調整、トーンカーブ

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