2022年4月17日 (日)

Hickson44 ヒクソンコンパクト銀河群

コンパクト銀河のコレクションをした Hickson Galaxy Groups(HCG )は、No.1~No.100まであります。

その中の44番目であるHickson44を撮影しました。

 

【Hickson44 :NGC 3185, NGC 3187, NGC 3190, NGC 3193】

Hickson44b

 

しし座のおおがま、γ(ガンマ)星とζ(ゼータ)星の間に位置しています。

いくつかの恒星(8等星前後)とまるで星座のような形をつくっていて撮影対象としては面白いです。

コンパクト銀河群の中では大きいほう?ですが、やはりちっちゃい銀河シリーズになってしまいますね(汗)

銀河の色を出すのは難しいです。

 

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Title:Hickson44
Optics:Vixen R200SS RED x エクステンダPH (f=1,120mm, F=5.6)
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 120sec x15 ,180sec x53
R 180sec x20, G x19, B x20 <Bin2>
Total Exposure:366min
Date:2022/1/24,25,26,27 @UDAリモート天文台
1/24 23:48~

 

 

ヒクソン小銀河群はこれまでいくつか撮影をしました。

過去Blogにアップしたものとそうでないものがあるかもですがとりあえず。。


【Hickson68】

Ngc5371-hickson68_20220417115701

りょうけん座にあるHCGです。

東側にあるNGC5371と並べるとちょうどいい画角におさまってくれます。

銀河群の近くにはオレンジとブルーの美しい星が写っていて、お気に入りの1枚となりました。

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Title:NGC5371 Hickson68
Optics:GSO8RC xKasaiED 0.8Reducer (f=1280mm/F=6.4)
Camera:ASI294 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg45ED・ASIAIR Pro
Exposure:L 180sec x 54, R x14 ,G x14, B x15
Astrodon Tru-Balance I series(R)
Date:2021/4/11 22:49~@Shiraya

 

 

【Hickson56,NGC3718, 3729】

Ngc3718-x21

おおぐま座にあるねじれた銀河NGC3718の南側にあるHickson56です。

大きさがずいぶん違いますが、NGC3718は5000万光年、Hickson56は4億光年先にあるとのことで遥かかなたの4億年前の姿を見ていると思うと宇宙の大きさを感じます。

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Title:NGC3718, 3729 /Hickson 56
Optics:GSO8RC x 2inch flatner (f=1600mm/F=8)
Camera:Canon6D SEO-SP4
Exposure:ISO4000 360sec x 22
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:Borg FL71,Watec910HX,Advanced Unit(SB10)
Process:DSS 2xdrizzle
Date:2018/3/10 @Ohashi

 

 

【Hickson92 Stephan's Quinted ,NGC7331】

Ngc7331-stephans-quintet_20220417120701

ペガサス座にある見事な渦巻き銀河NGC7331の北西にあるHickson98。ステファンの五つ子という名前がついています。

この銀河群は共食い銀河といわれているだけあって、銀河間の相互作用の様子がよくわかります。

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Title:NGC7331 Stephan's Quintet Hickson92
Optics:GSO8RC xCCD67 Reducer (f=1073mm/F=5.36)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg45ED・ASIAIR PRO
Exposure:L 180sec x 26 RG 180sec x 10 B 180sec x 9
Astrodon Tru-Balance
Date:2020/8/20 @Sasayama

 

小さな銀河を撮影すると、口径の大きな反射望遠鏡が欲しくなるのですが・・

扱いが大変なのと、シーイングに左右されることが多いので、今は3台20cmを頑張って使おうと思います。

(EdgeHD800は昨年は出番がなかったですが・・)

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2022年3月20日 (日)

NGC2903

春の銀河の先頭を切って登ってくるNGC2903 (肉丸さん)

去年に引き続き、撮影をしました。過去にも何度か撮影をしていますが・・

撮影を重ねることで、画像が改善!というわけにいかず毎回不完全燃焼で仕上げているような気がします。

 

【NGC2903】

 2022jan-ngc2903-r200ss-gso8flb

GS200とR200SSという鏡筒でそれぞれカラー、L画像+Ha画像を撮影し合成しました。

どうしても中心部は、シャープに仕上がってくれないですね。Haをブレンドしたので少しインパクトがあるとは思いますが。

(そして今見たら星が飽和&場所によっては中心部が落ち込んでいることに気づきました。星の処理はあまり得意ではありません。)

 

 

【NGC2903中心部】

2022jan-ngc2903-r200ss-gso8flcrop

1/4サイズにクロップしたものです。

これくらいの大きさのほうが迫力がでますね。

 

撮影データ

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Title:NGC2903
Optics:GSO8RC x 笠井フラットナー (f=1,600mm, F=8)
Camera:ASI2600MC Pro 1x1 bin /Gain100/ -0d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg50ED・ASIAIR PRO
Exposure:240sec x 15 , 25sec x 8
Date:2022/1/9 @Konoyama

Optics:Vixen R200SS RED x エクステンダPH (f=1,120mm, F=5.6)
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 180sec x31,240sec x6
Ha 240sec x14
Date:2022/1/9,11 @UDAリモート天文台

Total Exposure:236min

 

 

【2021年にL画像を撮影したNGC2903】

2021feb_ngc2903b

こちらは、昨年にL画像だけ撮影し、過去のカラー画像と合成したものです。

EdgeHD800を使って、シーイングがいい神野山で撮影しました。

ちょっと処理の色合いの違いはありますが、2時間弱の撮影ということもありコントラストが低めですね。

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Title:NGC2903
Optics:EdgeHD800 x 0.7 Reducer (f=1400mm/F=7)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg50ED・ASIAIR
Exposure:L 180sec x 35
Astrodon Tru-Balance
Date:2021/2/6 23:35~@Konoyama

 

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2022年3月13日 (日)

NGC4038/4039 と R200SS エクステンダーPHの問題

おなじみからす座にある「NGC4038・NGC4039」衝突銀河です。

これまでも何度か撮影を試みた対象です。

今回は、2つの鏡筒でカラー画像とL画像を使い合成を試みました。

 

使用した鏡筒

1.GS200RCxCCD 0.67 Reducer +ASI2600MC

2.R200SSxExtenderPH + ASI294MM <Astrodon filter> 

ということで画像処理をしていたのですが、とあり理由でずっと放置となっていました。

その理由というのが、R200SSとエクステンダーPHの組み合わせで撮影したときに、写野の外にある比較的明るい星の光芒を拾ってしまうということにあります。

 

【NGC4038/4039 合成ver.】

Ngc403839_r200ssxex_asi294

GS200RCのカラー画像とR200SSのL画像を合成したのですが、銀河の南に延びている腕の部分に斜めに光芒が走っています。

 

 

【NGC4038/4039 GS200RC/ASI2600MC ver.】

 

Ngc403839_gso8rcxasi2600mc_240secx40

こちらはGS200RCで撮影したカラー画像のみで処理したバージョンです。

光芒は全く映っていません。

 

撮影データ

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Title:NGC4038 4039
Optics:GSO8RC(GS200RC) x 笠井フラットナー (f=1,600mm, F=8)
Camera:ASI2600MC Pro 1x1 bin /Gain100/ -0d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg50ED・ASIAIR PRO
Exposure:240sec x 40 , 25sec x 8
Date:2022/1/9 @Konoyama


Title:NGC4038 4039
Optics:Vixen R200SS RED x エクステンダPH (f=1,120mm, F=5.6)
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:180sec x28
Date:2022/1/9 @UDAリモート天文台

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撮影をしていた時は気づかなかったのですが、画像処理をして強調をすると明らかに光の筋が写っていました。

 

【L画像】

Ngc4038l_20220313153601

ASIFitsViewerのスクショですが、こんな感じで見えてましたがちょっとわからないですね。

原因を調べていくうちに、写野の外にある恒星の光が入っていたのではと思えてきました。

 

【画角イメージ】

 Img_1634_20220313153901

ちょうど南西の方向に、31Crtということでからず座の5.28等星があります。決して明るい星ではないのですが、方角的にはこの光を拾っているように見えます。

 

【Crt31】

Img_1635

 

こちらが恒星の情報です。さほど明るくはないのですが、う~ん。輝線の方向はあってますね。

それで・・・

この事象が起きたのが今年の1月だったのですが、実は同じような事象がほかの銀河でも起きていました。

 

【NGC3184】

 <L画像>

Ngc3184-l

まるで刷毛ではいたような光芒。M45ではないので、写らないでほしいですね。

こちらは、何枚か撮影したすべてのフレームに表れていました。。。

 

<R画像>

Ngc3184-r

 L画像よりも明るいですね。少し写野をずらしてみましたが焼け石に水?

 

【画角イメージ】

Img_1633_20220313154101

おっと。。東のほうに何やら明るい星がありますね。Tania Australis と書いてあります。

 

 

タニア・アウストラリス(Tania Australis) 】

Img_1636

輝線の原因となっているのは、おおくま座の2番目の足と呼ばれている3等星です。

表面温度が3950Kなので、かなり赤・橙に近い色だと思います。R画像に激しく輝線が入っているのも頷けます。。

って頷きたくはないのですが、明らかに写野の外にある星の光芒を拾っていることがわかりました。

NGC4038、4039みたいに撮影してから気づくのはちょっと困りますね。。

R200SSのエクステンダーPHは、周辺まで星が丸くて本当に申し分のない補正レンズなのですが、

これって何か防ぐ方法とかあるのでしょうか?

いまは対象を変えるくらいしか手が打てておりません。

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2022年3月 5日 (土)

NGC2403 きりん座の銀河

きりん座にある大型の銀河です。

北斗七星の先っちょあたりにあって、春の銀河祭りでは早い時期から狙えるターゲットですね。

今回はじっくり時間をかけて撮ってみました。

 

【NGC2403】

Ngc2403-2022janr200ssxkoma-asi183

HⅡ領域もあるのでHαフィルターで撮影したものを合成しています。

銀河の中心は渦がボヤっとしていてつかみどころがないですね。

M33と雰囲気が似ている銀河といわれていますが、M33が250万光年先であるのに対して、NGC2403は800~1000万光年と3~4倍も離れています。

その割には大きく写るので、かなり大きな銀河なのでしょう。

 

【NGC2404】

Ngc2404

NGCの次の番号がついているのが、中心部にある巨大なHⅡ領域です。

Wikipediaによると大きさは1000光年とのことで、小マゼラン星雲の1/3くらいのサイズ?になりますね。

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Title:NGC2403
Optics:Vixen R200SS RED x コレクターPH (f=760mm/F=3.8)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg45ED・ASIAIR PRO
Exposure:L 180sec x68,300sec x3,20sec x16
R x20 ,G x20 ,B x22 ,Ha x27
Total Exposure:490min
Baader LRGBfilter
Date:2021/12/10,2022/1/2 ~@Susami

 

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2022年2月28日 (月)

NGC1365 棒状渦巻銀河

NGC1365 ろ座にある棒状渦巻銀河です。

去年銀河の分類をしたときに、ハッブルの音叉図でいうところ右下にあるタイプの銀河です。

銀河中心部が棒状に広がる一方で特徴的な2本の腕があり、ぜひ分類コレクション(?)に加えたいと撮影タイミングを狙っていました。

 

【NGC1365】

20211210-r200ss-asi183-ngc13652

なんとも素敵な腕と凛々しい棒状の中心部がコラボしていて・・(笑)
銀河大好きな私としては、ワクワクする対象です。

この対象は、ω星団やケンタウルス近辺と同様に、すさみで撮るのがBestな対象ですね。
南側海沿いのシーイングが懸念されましたが、年明け1月の撮影ではシーイングも悪くなく銀河の構造がよく写ってくれました。

過去に???といったシーイングの日もたまにあるすさみですが、今回はいい状態でさつえいできました。

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撮影データ
Title:NGC1365
Optics:Vixen R200SS RED x コレクターPH (f=760mm/F=3.8)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:miniBorg45ED・ASIAIR PRO
Exposure:L 180sec x45 ,R x16 ,G x15 ,B x15
Baader LRGBfilter
Date:2021/12/10,2022/1/2 ~@Susami

 

【Fornax Cluster/ろ座銀河団】

Ngc1365-formax-cluster

こちらはNGC1365が所属する ろ座の銀河団です。

おとめ座銀河団に次いで区間密度が大きいそうです。(大きさは圧倒的におとめ座銀河団が大きいようですが)

UDAのリモート天文台でスライディングルーフの壁越しにぎりぎりのところを撮影したので、むつかしかったです。

NGC1365は右下でその存在をPRしてますね。。

エリダヌスやろ座あたりには面白い形の銀河も多くて、撮影はなかなかむつかしいのですが機会があれば狙いたいです。

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撮影データ
Title:Formax Cluster NGC1365
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI294 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 180sec x34
R 120sec x 4 180sec x 15
G 120sec x 2 180sec x 15
B 120sec x 4 180sec x 13
Filter:Astrocon iSeries
Total Exposure:261min
Date:2021/12/1,2 @UDAリモート天文台

【天文ガイド2022年3月号に掲載いただけました】

NGC1365は天文ガイドの3月号に掲載いただけました!

銀河での掲載は格別です。

同じページにはいつもご一緒しているフルフルさんのすごいIC342

去年優秀をとられていたIさんの作品が掲載されていました。

どちらも素晴らしい作品でした。

Tenga_20220228000301

 

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2022年2月 5日 (土)

C/2021 A1 Comet Leonard

すっかり後の祭りではありますが、昨年末~今年のお正月に撮影したレナード彗星を記念アップします。

 

【2021/12/10 のレナード彗星】

C-2021a-leonard

こちらは、明け方の東の空に見えていた時の姿です。明け方に見えるラストチャンスということですさみまで遠征して撮影しました。

薄明前から準備をしていたもの、東南東の空には鉄塔と電線がありなかなか核がその上に上ってくれなかったため薄明後の撮影となりました。

5度を超える長い尾が見えています。

T先生の50cmドブソニアンで彗星核から伸びる尾もばっちり見ることができました。

NEOWISE以来の彗星観望を楽しむことができました。

 

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Title:C/2021 A1 (Leonard)
Optics:RedCat51(f=250mm/F=4.9)
Camera:Canon 6D HKIR ISO2500
Mount:Rainbow Astro RST-135
AutoGuide:3cmガイドスコープ・ASI120MM-mini・ASIAIR Pro
Exposure:60sec x 12
Date:2021/12/11 5:30~ @Susami

 

 

【2022/1/2 のレナード彗星】

C2021a12

年も明けて、今度は夕方の西の空に登場しました。

地球最接近のころは撮影ができなかったのですが、12月中旬に明るさが増していて早く撮影をしたいと思っていました。

近日点を通過するのが1/3ということでその直前の姿です。

この日も西がよく見えるであろうすさみでの撮影となりました。

尾の長さは10度くらいに達していました。

すさみでは、新月期ということもありたくさんの星撮影の方がいらっしゃっていました。

私は夕方ぎりぎりに到着したため、とにかく三脚にカメラを載せて、明るい星(木星)でピントを合わせて撮影開始!

現地には名人会のかたもいらっしゃっていて、何年ぶりかでおりおんさんにおめにかかることができました。

(よっちゃんの画像処理教室でお話して以来?)

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Title:C/2021 A1 (Leonard)
Optics:Sigma85mm Art (F=2.8)
Camera:Nikon D810A ISO 10000
Mount:SlIK 三脚
AutoGuide:固定撮影
Exposure:5sec x 48
Date:2022/1/2 18:16~ @Susami

 

【星ナビ 2022年3月号】

Img_5536

このすさみで撮影したレイナード彗星ですが、星ナビ3月号にある彗星特集のコーナーに掲載いただきました。

そしてなんと! 同じ日、同じ時間、同じ場所で撮影されていたおりおんさんのレイナード彗星が天文ガイドに

掲載されてました。すごい偶然です!

おりおんさんの彗星は1枚撮りでとても美しかったので、私も赤道儀をセッティングして撮影したらよかったなぁと思いました。

今年も明るい彗星が地球に来てくれたらいいのになぁと思います。

 

PS.下書きにしていたつもりが、作成中に公開になっていました。ご覧いただけた方失礼いたしました。

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2022年2月 4日 (金)

NGC1342 ペルセウス座の散開星団と分子雲

こちらも昨年末に撮影した対象です。ペルセウス座の散開星団です。

【NGC1342 / vdB18】

202111-ngc1342

ペルセウス座にある散開星団NGC1342と反射星雲のvdB18です。

カリフォルニア星雲の西側にある少し小ぶりな星団で青とオレンジの星のコントラストがきれいです。

この一帯には分子雲がだだよっていて、その一部に、左上にある青色の変光星(V496 Persei)によって照らされている

反射星雲 vdB18となります。

9時間超えの撮影ですが、う~ん。。なかなか星の青い色や分子雲の色は出ないですね。

むつかしい対象でした。

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Title:NGC1342
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 180sec x 102 20sec x8
R 180sec x 15 , G x 15 ,B x 50
Filter:Baader LRGB filter
Total Exposure:548min
Date:2021/10/29,30,11/1,2,3,4,26@UDAリモート天文台

 

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2022年1月30日 (日)

バラ星雲 NarrowBand合成

 

今シーズンはリモート天文台の運用を始めたこともあり、NarrowBand Filterをつかってじっくり撮影することができました。

冬の対象で一度とってみたかったのがバラ星雲です。

ε130で、画角の異なる2つのカメラで撮影しました。

 

【NGC 2237 Rosette Nebula 】

2021nov_ngc2237_ep130asi183blog

こちらは1インチのASI183で縦構図です。

やや東西が切れていますが、画面いっぱいいっぱいにバラ星雲が広がりいい感じですね。

Narrow合成はSAOからのカラーシフトです。青いバラに仕上げてみました。

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Title:NGC2237-9 Rosetta Nebula
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:R 180sec x 8 , G x 8 ,B x 8
Ha 240sec x 33 O3 x 27 S2 x 26
Filter:Baader LRGB /Narrow filter
Total Exposure:416min
Date:2021/10/17,23 11/26 @UDAリモート天文台

 

 

【NGC 2237 Rosette Nebula 】

2021dec_ngc2237_ep130-asi294blog

こちらは4/3サイズのASI294の横構図です。

バラ星雲の全体と北東に広がるHII領域の一部が入っています。

Narrow合成はまだ不慣れで同じ色合いを出すのがむつかしいです。(再現性がない?)

今回は同時期に処理をしたため同じ色合いで仕上げることができました。

 

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Title:NGC2237-9 Rosetta Nebula
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI294 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 180sec x 8
R 120sec x 31 , G x 29 ,B x 29
Ha 240sec x 22 O3 x 20 S2 x 26 (2x2 Bin)
Filter:Astrocon iSeries
Total Exposure:474min
Date:2021/11/28,12/4 @UDAリモート天文台

 

どちらも中心部の暗黒帯 カリカリに萌え~です。

同じ対象、かつ鏡筒も同じということでセンサーの違いはどうか気になるところですが・・

処理の過程が異なるからか、ASI183の画像のほうがシャープに見えますね。

 

【バラ星雲中心部比較】

Photo_20220130133601

露光時間はほぼ同じ(7~8時間)

183(左)のほうが星がシャープですね。う~ん。画像処理の過程が影響しているようにも思えます。

ちなみにフィルターは ASI183MMはBaader、ASI294MMはAstrodonです。

(フィルター価格の合計は294MMの圧勝ですね。フィルターの違いはあまりなさそうです。

追記:294はナローバンドを2x2Binで撮影していたことも影響しているのかと・・思いました。

 

 

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2022年1月 9日 (日)

M77 NGC1055

2021年の撮影した対象の処理やアップをすっかり怠っていたので、少しずつ上げていきます。


【M77 NGC1055 銀河】

M77_ngc1055

 

くじら座にある、系外銀河M77とその北北西にあるNGC1055です。

M77はSkySafariによれば、セイフォート銀河のプロトタイプとのことで、中心部は明るいのですが周りに淡いガス領域が広がっています。

ここは暗い空でないとなかなかとらえるのが難しいです。

NGC1055もまずまず大きな銀河で構造を捉えることができます。ちょうど北側に並んでいる恒星がスパイダーの光条もあって、ちょうど目の輝きのように見えるので、NGC1055は笑っている口のようですね。

epsilon130なのでやや画角が広いため、すこしさみしい感じもしますね。もっとドアップのほうが迫力が増しそうです。

でも気づけば5時間近い撮影になっていて、銀河の淡いところも写ってくれました。

 

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Title:M77
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:L 180sec x 50 20sec x8
R 180sec x 15 , G x 15 ,B x 15
Filter:Baader LRGB filter
Total Exposure:290min
Date:2021/10/28 ,29@UDAリモート天文台

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2022年1月 6日 (木)

2022年 謹賀新年 and 魔法使い星雲(Wizard Nebula)【Sh2-142/NGC7380】

2022年が始まりました。このブログも10年目に突入!しました。

このブログをご覧いただきありがとうございます。気づけば33万アクセスを超えていて・・

始めたころはこんなに長く続くとは想像してなかったです。


さて、2021年は天候に恵まれない日々が続きましたが、9月からはリモート天文台の運用を始めて晴れたら撮影という日々が続きました。

1つの作品の露光時間が伸びたのはいいのですが、なかなか処理が進まず、いまだ終わっていない対象もあったりします。。

月夜も取る関係からか、Narrobandで撮る対象が増えました。

 

【Sh2-142/NGC7380 魔法使い星雲(Wizard Nebula) SHO合成 】

 

Ngc7380-sao


淡い星雲側はシャープレスの番号が(Sh2-142)、そしてNGC7380はその魔法使いの背景?にいる散開星団についた番号のようです。

大変淡い対象ですが、ここはナローバンド、時間をかけると構造がよく浮き上がってくれます。

魔法使い・・とは、このヒダヒダのマントのような構造から名づけられたニックネームなのでしょうか。。

そして、散開星団はこの画像処理だと、その存在が消えてしまっていますね。。

なんともレインボーな感じの強調仕上げとなりました。

 

【Sh2-142/NGC7380 魔法使い星雲(Wizard Nebula) HOO合成 】

 

Ngc7380-aoo

 

こちらはおとなしめ?のHOO合成です。HOO合成ということは、GとBにOチャネルを使うわけですが、

単純に1対1でブレンドをしておりますと、こんな風に白っぽくなりますね。

AOO合成はあまりうまく使いこなせていないです。PixinsightのPixelMathとかで合成の比率を変えたほうがいいのかもしれません。

この色合いだと、ポケモンGoに出てくるケムッソの姿に似ていると思うのは私だけでしょうか。

(よく見たら、背中と腹のツートンカラーが反転してますね)

 

 

撮影データ
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Title:NGC7380
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -10d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:miniBorg50・QHY5Lii
Software:NINA,ASTAP,PHD2
Exposure:Ha 240sec x 28
O3 240sec x 30
S2 240sec x 29
R 180sec x 5, G x 5 ,B x 5
Filter:Baader LRGB filter
Total Exposure:393min
Date:2021/10/16,10/17 @UDAリモート天文台

 

 

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