2020年9月12日 (土)

2020 夏の対象 第1弾

前回は久々の大彗星となった2020/F3 NEOWISEの記事をアップしました。

撮影時期は前後しますが、すっきりしない天候が続いた5月6月に撮影した夏の散光星雲や球状星団の写真をまとめてみました。

 

【M8 Lagoon Nebula】

20200526_m8-ep130-asi183

この日は薄雲が時折通過する天気でした。
雲が抜けた瞬間は素晴らしい天の川が広がる空でしたが、シーイングがとてもよかったです。

ご一緒したT氏のドブソニアンで、夏の天体を堪能しました。
M8は中央にある暗黒帯グレイト・リフトと美しい星団NGC6530を見ました。
写真ではほかにもBarnard番号が付いた暗黒帯が写ってますね。
中心の明るいところには、砂時計の形をした明るい部分も見えました。


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撮影データ

Title:M8
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -15d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:ASI AIR x 130mm ガイド鏡
Exposure:L 300sec x 17 R 300secx6 GB 300secx4
Astrodon Tru-Balance
Date:2020/5/25 @Gobo


こちらは天文ガイド8月号に掲載してもらいました。

Img_0952



【M4 球状星団】

M4-ep130-asi183-202005252


シーイングがよかったので球状星団もよく見えていました。

 M13:北天No.1の球状星団。視野いっぱいに星が広がる
 M92:M13と同じヘラクレス座の球状星団。中心に星が集まりとても見ごたえがある
 M 4 :こちらも大きな球状星団。シーイングがいいので星がよく見える。
 M80:とっても地味な印象だが、観望では密集度が高く美しい。
 M22:大きな星団


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撮影データ

Title:M4
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain200/ -15d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:ASI AIR x 130mm ガイド鏡
Exposure:L 120sec x 9 RGB 120secx4
Astrodon Tru-Balance
Date:2020/5/25 @Gobo



【M8,M20 WideField】

M8-m20-pi-d810a-fsqxrd-150sec-x-23-2

こちらも定番の構図です。

BabyQにReducerをつけると、フルサイズカメラでかなり広域を捉えることができますね。
D810Aを使っての作品なので青が鮮やかに写ってくれます。
ただM8がややマゼンダ色になってしまいますね。

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撮影データ

Title:M8 20 WideField
Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:Nicon D810A ISO3200
Mount:Vixen SXD2
Exposure:150sec x 23
Date:2020/5/25 @Gobo


このあと、木星・土星や夜明け前の火星もドブソニアンで観望しました。
木星のフェストゥーンや白斑も確認でき、
土星はカッシーニの隙間が全周に渡ってくっきり見えていました。

火星はまだ遠いですが模様を確認できました。
とにかくシーイングが素晴らしい日で観望は最高でした。

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2020年9月 6日 (日)

コロナ禍からのNEOWISEラプソディー

いつもの通り、Blog更新が滞っておりました。

7月上旬にアップ以来、日本のアマチュア天文界?ではネオワイズで大騒ぎとなり、
恐ろしい梅雨空をみながら、毎日天気予報や気象衛星を見ながらため息をついている
人が多い・・そんな1か月でした。

ごたぶんにもれず? 私もなれない空に悶々としながら、梅雨でも晴れそうな沖縄に遠征をしておりました(汗)

 

7月2週目の週末、沖縄に一泊二日の強硬遠征に行ってきました。
お師匠さんのT氏が、沖縄に遠征されると伺い、自分がいける週末を狙っての遠征を検討しました!

この時期の日本列島は鎮座する梅雨前線に悩まされながら、晴れそうなのは北海道か沖縄ということで、ついてからの移動が大変そうな北海道は避け沖縄に行くこととなりました。

コロナ禍もあって、それを避けるために、出発空港までは自家用車、那覇空港からもレンタカーという3密対策を前提とした遠征です。

現地では、梅雨明けの沖縄の空(晴れ時々積乱雲、雷雨)を避け、どこで撮影するか悶々と悩みながら、
わずか1夜のワンチャンスでなんとか晴れることを祈りながらの撮影となりました。
本格的な機材を持ち込むのも大変なので、アメリカの皆既日食でもっていったKissX4+200mズームレンズ(ポラリエによる追尾)、D810A+105mmズームレンズ(固定撮影)という機材で行きました。

日本列島に鎮座しているはずの梅雨前線は、よりによってこの日は南下傾向。。
宿泊したシェラトンホテルの周りは雲が・・・
何故?!沖縄方面にやってくるのかと怒りを覚えながら、晴れを求めて沖縄本島を北へ移動してました。
おぼろ月が見える中、何とか見つけた場所で準備を進めると、星空ぞらが・・・
北極星も見えていて、持参したポラリエて北極星方面に三脚をセットしました。

彗星は低空なのでいくら晴れていても、地平線は厳しいのですが・・・
何とかその姿を捉えることができました。

【NEOWISE 2020/F3】

Neowise-x4-efs200mm-x8_20200906225701

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雲の合間で短時間露光でとらえることができました。
彗星の核から二股にダストテイルがのびていることがわかります!

 

撮影データ

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Title:C/2020 F3(NEOWISE)
Optics:Canon EFS 55-200mm (f=200mm F=5)
Camera:Canon EOS Kiss X4 ISO3200
Exposure:5sec x 8
ポラリエにて追尾撮影
Date:2020/07/12 05:01~ @Okinawa

 

【NEOWISE 2020/F3】

Neowise-105mmd810a-triming    
 

こちらは広域で撮影したものです。
流れる雲に隠れて、結局薄明後での撮影となってしまいました。。。
北半球では23年(ヘールボップ)ぶり?の大彗星だったらしいので、こうやって近日点間近の姿を捉えることができたのは、いい思い出になりました!

 

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撮影データ

Title:C/2020 F3(NEOWISE)
Optics:Nikon AF NIKKOR 28-105mm (f=105mm F=5.6)
Camera:NIkon D810A ISO3200
Exposure:3sec x 16
固定撮影
Date:2020/07/12 05:02 ~ @Okinawa




【2020 NewNormalなリゾート風景@沖縄シェラトンホテル】Img_1734
わずか一泊ながら、翌日はリゾートホテルで密をさけながらの、ビーチでまったり、ホテルのプールサイドでまったり
ランチビュッフェは無理無理での贅沢ルームサービスを堪能しました。
夏休み石垣・西表に行くつもりでしたが、コロナを避けるためにキャンセルしたのでこれが短い夏休みリゾート
となりました。。



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その翌週はなんとか近隣でも晴れたので、日曜日ではありましたが彗星のみ撮影狙いで三重方面に遠征しました。
星は見えるものの、北西の低空には雲が・・・
結局すっきりとは晴れなかったですが、NEOWISEの雄姿を双眼鏡でも確認をすることができ、とても貴重な夜となりました。

【NEOWISE 2020/F3】

Neowise-8sec-x9-15sec-x-10-2s 


ダストレイルとイオンテイルが見えていますね。
いやぁ、本当に大彗星です。双眼鏡でもばっちり尾が(イオンテール)がまがている様子がよくわかりました!


【撮影データ】

Title:C/2020 F3(NEOWISE)
Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.6)
Camera:Canon EOS 6D HKIR ISO3200
Exposure:8sec x 9 15sec x 10
Monut:Vixen SXD2
Date:2020/07/19 20:4~ @Soumonzan



【NEOWISE 2020/F3】

Newwise-nikon105mm-d810a-pi_20200906233501

固定撮影ながら、よく映ってくれました。
これで雲がなければ文句なし!でしたが・・・
以降も余り晴れなかったので、本当に本土での最初で最後のチャンスでした。
ご一緒したフルフルさんに感謝です。

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撮影データ

Title:C/2020 F3(NEOWISE)
Optics:Nikon AF NIKKOR 28-105mm (f=105mm F=5.6)
Camera:NIkon D810A ISO3200
Exposure:3sec x 16
固定撮影
Date:2020/07/12 05:02 ~ @Okinawa
NEOWISE C/2020 F3 , AF NIKKOR28-105 (F=5 , f=105mm)  Nikon D810A 3sec x 16 / 11 July ,2020 05:02~ @Okinawa


追伸
沖縄では、思う成果が得られなかったお師匠さん(T氏)は、なんと北海道に遠征されていらっしゃいました。
A氏やS氏などと合流されて、すごい写真が先月、今月発売の天文紙に掲載されていました。。
それほど天文マニアを惹きつける魅力のある彗星だったんですね。。

今はすっかり暗くなってしまいましたが、令和2年の大彗星をたっぷり堪能することができました。
双眼鏡で尾が見えたのは正直感動でした!!!

満足しつつ・・はぁ。。本当なら東京オリンピックの競技観戦で盛り上がったはずでしたが。。
(1次抽選で2競技<メダルセレモニーがある>当選したのにOrz...)


8月度は、6月、7月のうっ憤を晴らすがごとく、遠征をしてきました。

 

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2020年7月 4日 (土)

コロナ禍での画像処理勉強会とPixinsight

ほとんど四半期に1回更新Blogになりました、天女の天体観測記です。

4月から5月中旬の緊急事態宣言解除までは、遠征ができない状況でしたのでいつもの
がま口壊れ隊?メンバーで、GWにZoomによる画像処理勉強会を実施しました。

画像処理勉強会は、各メンバーが素材をもって自分の画像処理を思いのままやってみるという
感じの進め方でした。
私は長らく棚上げしていたPixinsightでの銀河の処理をやってみたく、フルフルさんにデジカメでの
一連の処理をご教示いただきました。

Pixinsightはいろんなところで手順が紹介されていますが、画面を見ながら一連の手順を紹介してもらうことで
流れが理解できました。

あとPixinsightをずっと使っていらっしゃるKIRIさんにも個別にZoomで教えていただきました。
ASI183MMProをお勧めいただいた師匠でもあるKIRIさんには、

①ScriptであるBatch PreProcessingを使っての下準備
 ここではBIAS、Dark、Dark for flat、flat(LRGB)、LightFrame(LRGB)を一度にいれると
 コンポジットされたL、R、G、Bが作成され、とにかく手間だった前準備が全自動でできることに驚きました。

②Chanel CombinationとHistgram TransFormation
 RGBのチャネルを合成し、ヒストグラムの山を合わせていく処理です。

③ArcsinhStretch
 RGB合成後のファイルをレベル補正の処理?に近いと思います。暗いところを持ち上げつつ、ハイライトをサチらないように注意して。。

④Automatic Backgroud Extractor
 いわゆる被り補正です。Dynamic Backgroud Extractorというプロセスもありますが、KIRIさん流は
 一次関数での傾斜被り取りです。

⑤LRGB Combination
 補正済みのRGBとLを合成します。
 Lについてもレベル補正や被り取りが必要かもしれませんが、いったん合成しました。

という手順で教えていただきました。
これまではCCDやCMOSで撮影したRGB合成がなかなか色が出にくかったのですが、Pixinsightは何もしなくても
自然な?色がこんなシンプルな手順で表現できました。

いやぁ。。いろんな方が、Pixinsightは星の色は(何もしなくても)バランスよく出るよ。。とおっしゃっていたことが
よくわかりました。
特に銀河の中の色は、ほかのソフトでやったものに比べて、私が理想だと思っていたものに仕上げることができました。


【NGC4490】

N4490-pi-triming_20200704230401

これはデジカメで撮影をしたりょうけん座にある「まゆ銀河」です。
NGC4490のすぐ北側には、伴銀河(NGC4485)があって、相互作用で引き延ばされているそうです。
今年の3月に大芦で、去年の4月に吉野で撮影したものをコンポジットしています。
合計で5分x64枚の5時間越え超大作です(笑)



【画像処理比較】

      3月処理           5月処理

 Ngc4490-comp

以前処理したものを比べると、銀河の色も違いますし、5月処理のほうが詳細な模様が
見えているようです。
銀河の詳細な模様を復元するために、Topaz Denoise AIでノイズをとり、
そのあとDeconvolution処理をしています。
同じ画像データを使っているのに、処理ソフトによっても随分と変わるなと実感しました。

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撮影データ

Title:NGC4490
Optics:GSO8RC x 2inch flatter(f=1600mm/F=8)
Camera:Canon 6D SEO-SP4 triming
Mount:Vixen AXJ miniBorg50 QHY5ii-L
Exposure:ISO4000 300sec x 33
Date:2020/3/20 @Oashi

Title:NGC4490
Optics:GSO8RC x 2inch flatter(f=1600mm/F=8)
Camera:Canon 6D SEO-SP4 triming
Mount:Vixen AXJ miniBorg50 QHY5ii-L
Exposure:ISO5000 300sec x 31
Date:2019/4/12 @Yoshino

 

 

【NGC3344】

N3344-pi-triming-new

こちらは、こじし座にあるフェイスオン銀河です。
視直径が6.7 x 6.4 arcmin と小さいですが、美しい銀河ですね。
銀河のバルジは黄色、腕の部分が青色、Ha領域が赤いプチプチと理想的な?色に
仕上がってくれました。
去年の2月と今年の3月に大芦で撮影しました。


【画像処理比較】

 

      3月処理           5月処理

Ngc3344-comp

こちらも、NGC4490と同様に、色合いが違いますね。
あとちょっと3月分は荒れ気味ですが、5月分はノイズが少なく、でも構造がきっちりと見えています。

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撮影データ

Title:NGC3344
Optics:GSO8RC x 2inch flatter(f=1600mm/F=8)
Camera:Canon6D HKIR
Exposure:ISO4000 360sec x 36
Mount:Vixen AXJ
Date:2020/3/20@Oashi

Title:NGC3344
Optics:GSO8RC x 2inch flatter(f=1600mm/F=8)
Camera:Canon6D HKIR
Exposure:ISO4000 180sec x5 , 360sec x20
Mount:Vixen AXJ
Date:2019/2/3@Oashi



【祝 星ナビ2020年 8月号入選】

ということで、過去に応募するも落選した2つの対象を再処理して星ナビに応募したところ、
NGC4490を掲載してもらえました。Zoom画像処理勉強会というのが話題性があった
おかげかなと思います。

Img_0951

お隣にあるM101銀河は、天文中年さんの作品です。
このZoom画像処理勉強会でご一緒してその後再処理、応募されて入選されました。
この画像ではわかりにくいですが、銀河の構造がよく見える素晴らしい作品です。

ご指導いただいた、KIRIさん、フルフルさん、参加したがま口隊のみなさま、
ありがとうございました。

 

 

 

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おまけ。。

ココログの編集画面ですが、記事を書くところの下に、画像をアップする領域があって、D&Dしてアップする仕様ですが、
点線で囲まれた場所にD&Dしても、どうやらその場所がアクティブ(エリアが下に広がる)にならないと、
編集した記事がすべて消える仕様です。
(そのまま画像がブラウザ上に表示されるため、保存をしていないと消える)

これで何回も記事を消すようなミスをしでかしてますが・・・
以前はそんなことはなかったので本当に使いにくいですね。
無料ですから、仕方ないのかもしれませんが、ココログの記事更新が疎かになっている大きな理由の一つです。
(何度かアップしようとして消えたので断念してます)

そしてその後記事を更新しながら、こまめに保存をしていたら、公開されていたみたいです。
デフォルトは下書き保存にしてほしいですね。

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2020年4月11日 (土)

2019年 11月~12月撮影の冬の作品<後半>です

前回に続いて冬の作品をアップします。

 

【LDN1622と暗黒帯】

オリオン座、バーナードループの中にある暗黒帯LDN1622です。

 Ldn1622-b

 

定番の構図といえば、バーナードループを挟んでM78と対峙するLDN1622となりますが、
暗黒帯フェチとして、2017年のBLOGで紹介をしていました。

過去記事はこちら

 

LDN1622は先っちょ?にある白く輝くM78のキレキレ暗黒帯も素敵(笑)ですが、
このなんとも不気味な黒い広がりとその周りに漂う白く明るいチリのようなものが
絡まっていて幻想的ですね。

最近よく組み合わせて撮影に使っている、ε130DとASI183MMでがっつりLを撮影
したおかげで(4時間)、強調しても背景が荒れすぎず、暗黒帯の模様もよくでて
くれました。

こちらも残念ながら天文雑誌のフォトコンテストでは入選しなかったのですが、
Astrobinのサイトでは、TopPicksに選んでもらえました。


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Title:LDN1622
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain135/ -5d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:ASI AIR x 130mm ガイド鏡
Exposure:L 300sec x 48 ,R 300sec x 7 ,G300sec x 7 ,B 300sec x 8 Astrodon Tru-Balance
Date:2019/12/1 1:49~ @Susami
Date:2019/12/27 21:41~ @Susami

 

海外では、Boogeyman Nebula(おばけ星雲)と呼ばれているようですね。
たぶん横構図にしたほうがそれっぽくみえますね。

 

【Boogeyman Nebula】


Ldn1622-boogeyman  

もう人の形にしか見えなくなってきました(汗)

 

 

次は、同じくオリオン座にある魔女の横顔です。

 

【IC2118】

Ic2118-b

 この対象も過去には何度もとってきましたが、今回は暗いすさみの空で、春の対象
がでてくるのを待つまでの間、南中後から西に傾くまで(高度は30度くらい)
撮影しました。

 魔女の横顔は上の部分をクローズアップした写真も多いですが、斜め右下まで
リゲルに照らされた反射部分は伸びていて、BabyQ x Reducerでいっぱいいっぱい
まで入れています。ε130Dだとモザイクが必須になりますね。

 反射星雲も白っぽいところとすこし赤みがかっているところもあるようですね。
なぜ違うのかは??ですが。。 反射星雲の向こうに見えている小さな銀河
(NGC1720,1752,1790)がお気に入りです。
大きな画像(銀河の番号付き)はこちらです。 

 

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Title:IC2118
Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:Nicon D810A ISO3200
Mount:Vixen SXD2
Exposure:240sec x 33
Date:2019/12/27 23:50 @Susami

 

【M81・M82 IFN】 星ナビ2020年4月号 入選作品

おおくま座に漂う、分子雲です。

Vol-300sec-x-3527b_20200411121701

年末年始で最も時間をかけて撮影した対象です。(5時間越え)
定番の構図ですね。今回は分子雲を無理にあぶりだすのではなく、
濃いところと薄いところのメリハリをつけるように気を付けながら画像処理を
しました。

気合を入れて?撮影した作品で、星ナビさんに掲載をいただけてよかったです。
好評には同じ領域を狙った作品が数点あった中で、分子雲の構造がはっきり
わかるこの作品を選んでいただけたとのことでした。

大きな画像はこちらにアップしました。

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Title:M81 M82 Integrated Flux Nebula
Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:Nicon D810A ISO3200
Mount:Vixen SXD2
Exposure:300sec x 35 + x 27
Date:2019/12/28 2:53 @Susami
Date:2020/1/3 2:06 @Susami

 

【M81、M82 in 2017】

以前撮影したものはこんな感じです。ε130Dなので画角が少し狭いですが、
分子雲の雰囲気が違いますね。


Img_0842

こちらは2017年末に井内浦で撮影したものです。
空の暗さはすさみと同じくらいだと思いますが、露出時間が短いところ無理無理?
強調している感じですね。
εのキラリン十字が星にアクセントを加えてくれているのはいいですが。。

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Title:M81 82
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:Canon EOS 6D HKIR
Exposure:ISO2500 240sec x21
Mount:Takahashi EM200 Temma2M
Date:2017/12/16@Kumano


【The Leo Triplet Galaxies】

M65、M66、NGC3628 しし座のトリオ銀河です

Leo-triob

 

こちらも初春の定番であるしし座のトリオ銀河です。

春の銀河では、NGC2903に次いで早く登ってくるのと、長焦点でなくても狙えることもあり
冬の星雲からのしし座のトリオというのが撮影しやすいですね。

ε130DとASI183のコンビで結構時間をかけたのですが、なんとも凡庸な作品になって
しまいました。気づけば5時間も撮影していますね。。
う~ん。やはりすさみはシーイングがあまりよくないのでしょうか。


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Title:Leo triplet M65 66 NGC3628
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain135/ -5d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:ASI AIR x 130mm ガイド鏡
Exposure:L 300sec x 42 ,R 300sec x 7 ,G300sec x 11 ,B 300sec x 5 Astrodon Tru-Balance
Date:2019/12/28 @Susami
Date:2020/1/3 @Susami

 

 

ようやく2019年の作品を締めることができました。
2020年はもう少しまめにアップできるように頑張ります。(笑)

 

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2020年4月 5日 (日)

2019年 11月~12月撮影の冬の作品<前半>です

前回は、秋の作品をアップしました。今回は冬の作品を。。。

 

秋から冬にかけては、11月末、12月初め、年末年始の4回撮影ができました。

とはいえ、終始快晴だったのは年末の1回のみであとは途中で曇られたり、撮影が夜半過ぎになったりとなかなか厳しい状況でした。

2019年は本当に天候がダメな1年でした。

最近の作品は2時間を超えての撮影をすることも多いので、これだけ晴れないと取れる作品数が少なくなってしまいます。

今回はその中から11月末から12月初旬に撮影した4つの対象をアップします。<前半>です。
まだ後半が続きます(汗)


【Sh2-155 N7635 M52】

Sh2155-n7635-m52-b_20200405215601 

ケフェウス~カシオペアにあるM52星団、バブル星雲、クワガタ星雲、洞窟星雲の領域です。

いつもどのような構図にするか迷いながらの撮影ですが、今回はモリモリ?の領域を狙いました。

洞窟星雲がちょっと窮屈なのでもうちょっと北西に構図を振ったほうがよかったですね。

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Title:Sh2-155 N7635 M52
Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:Nicon D810A ISO3200
Mount:Vixen SXD2
Exposure:180sec x 52
Date:2019/11/24@Kutsuki

 

 

【NGC1555・ヒアデスの分子雲】

Ngc1555-sh2239-b 

ヒアデス星団の上(北)半部?の分子雲です。

NGC1555は、3つある分子雲の塊と暗黒帯のうち、右上にあるバインドの変光星といわれる偏光星雲です。
おうし座T星(右下)にある光を受けて光っているようです。

Sh2-239も反射星雲で、こちらは、NGC1555左下に写っています。 328mmの撮影なので小さいですね。
なんとなく、長焦点で撮影すると面白い作品になりそうです。
NGC1333付近に似た感じでしょうか。。

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Title:NGC1555
Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:Nicon D810A ISO3200
Mount:Vixen SXD2
Exposure:180sec x 47 30sec x 8<ISO800>
Date:2019/11/24@Kutsuki

Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:Nicon D810A ISO3200
Mount:Vixen SXD2
Exposure:240sec x 20
Date:2019/12/1@Susami



【X'masTree星雲~カタツムリ星雲】

Xmas-240sec-x-40-b

定番の構図です。300mmくらいの画角だと、とても贅沢な作品に仕上がりますね。X'masなので、本来は年末くらいにアップしたいところでしたが。。

今回は、少し淡いところを出そうと強調しすぎたこともあり、のっぺりした作品になってしまいました。

NiftyのBlogファイルは3Mまでの制限なのでサイズを小さくしたためかなり粗い画像になってしまいました。

元のjpegファイルはこちらにアップしました。


Title:X’mas Tree (NGC2254/ NGC2245・NGC2247・NGC2261・IC2169・IC446)
Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:Nicon D810A ISO3200
Mount:Vixen SXD2
Exposure:240sec x 43
Date:2019/12/1@Susami

 

【NGC1333】

 201911241201-ngc1333-b

 

これは11月~12月でもっとも力を入れて撮影した作品です。
残念ながら天文雑誌のフォトコンテストでは入選しなかったのですが、Astrobinのサイトでは、TopPicksに選んでもらえました。

ペルセウス座~おうし座のこの領域には、モリモリの分子雲と、私が大好きな暗黒帯
(BarrnardのB1,2,3,4,5 / 202,203,204,205,206などたくさんの暗黒帯)があります。

あまりシーイングがよくなかったこともあり、こまかい濃淡の解像ができていないのですが今冬では満足のできる作品になりました。

ココログで画像アップするときの横幅Pixelを指定していますが、縦構図の作品をそのままアップしたからずいぶん大きな画像になってますね。(汗)

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Title:NGC1333
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain135/ -5d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:ASI AIR x 130mm ガイド鏡
Exposure:L 300sec x 28 ,R 300sec x 6 ,G300sec x 4 ,B 300sec x 6 Astrodon Tru-Balance
Date:2019/11/24@Kutsuki

Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain135/ -5d
Mount:Vixen AXJ
AutoGuide:ASI AIR x 130mm ガイド鏡
Exposure:L 300sec x 17 ,G300sec x 5 ,B 300sec x 2 Astrodon Tru-Balance
Date:2019/12/1@Susami

 

なんとか3夜にわたって撮影できた4つの作品をアップしました。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

 

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2020年3月25日 (水)

春なのに・・秋の対象アップですか?

年末の更新を最後に、もう3か月も経過してしまいました。

 

いいわけですが、途中で記事をアップしようと準備をしたこともありましたが、
このココログの使いづらい新UIに慣れていないこともあり、途中で作成中の
Blogの記事が全部消える・・・ということが何度もありました。

具体的には画像を追加するときに、D&Dの操作を間違えると普通にJpegファイルが
ブラウザで開いて、一生懸命入力した内容がすべて消える・・・という
パターンです。

無料のBlogとはいえ、こんな感じだと、使うのをやめたくなってしまいます。。

 

さておき、夏の対象のあと撮影をした秋の対象をいくつかアップします。

 

【M31 + Ha撮影】

 

M31-300sec-x-45-ha-600sec-x-14b_20200325221502

 

こちらは、去年にデジカメで撮影したM31に、満月期の光害地で撮影したHaの領域をブレンドしたものです。
銀河バルジの色合いも変わりましたし、周辺部に点在するHαも評点できて、ちょっと骨太?なM31となりました。
これまで何度も撮影した対象ではありますが、一番のお気に入りの画像になりました。

 

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撮影データ


Title:M31
Optics:Takahashi FSQ-85ED x Flattner 1.01(f=455mm/F=5.4)
Camera:Nicon D810A ISO2500
Mount:Vixen SXD2
Exposure:300sec x 45
Date:2019/10/5@Susami

Optics:Takahashi FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:ASI183 1x1 Gain 200 -15d
Mount:Vixen SXD2
AutoGuide:ASI AIR x 130mm ガイド鏡
Exposure:Ha 600sec x 14
Date:2019/11/16@Neyagawa

 

 

 

【NGC7293 デジカメ+ナローバンド版】

Ngc7293-rgbha-b_20200325222101 

 

こちらも、秋の目玉対象、宇宙の目玉? らせん星雲です。
何度となく撮影をしてきた対象ですが、これまでの集大成!
デジカメの画像やHα、O3の画像をブレンドし仕上げたものです。
画像処理も結構モリモリな感じですが。。やり切った感はあります。

師匠のTさんに、「この対象はほぼHα領域だから・・」とのご助言をいただき、
撮影はHαを中心に撮り増しました。3時間を超えるHαフィルターでの撮影となりました。

細かな描写はHαの画像を輝度画像として使った結果です。

 

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撮影データ

Title:NGC7293

Optics:GSO8RC x CCD67 Reducer (f=1073mm/F=5.36)
Camera:QHY9s 2x2 bin Gain13 Offset 130
Exposure:Ha 360sec x16 O3 360sec x 9
AutoGuide:mini Borg 50,QHY 5ii-L ,PHD2
Mount:Vixen AXJ
Date:2018/7/21 @Takashima

Optics:GSO8RC x CCD67 Reducer (f=1073mm/F=5.36)
Camera:QHY9s 2x2 bin Gain13 Offset 130
Exposure:L 450sec x15
AutoGuide:mini Borg 50,QHY 5ii-L ,PHD2
Mount:Vixen AXJ
Date:2018/8/17 @Kohnoyama

Optics:GSO8RC x 2inch flatner (f=1600mm/F=8)
Camera:Canon6D SEOSP4 2 x Drizzle
Exposure:ISO4000 300sec x 20
AutoGuide:mini Borg 50,QHY 5ii-L ,PHD2
Mount:Vixen AXJ
Date:2018/8/18 @Gomadan siteC

Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 1x1 Gain 200 -15d
Exposure:Ha 600sec x 20
AutoGuide:mini Borg 50,QHY 5ii-L ,PHD2
Mount:Vixen AXJ
Date:2019/10/5 @Susami

 

 

ちなみにHαを合成する前の画像は、こちらです。。
結構シンプル?な仕上がりです。
デジカメとナローバンドのブレンドは面白いなぁと感じました。

【NGC7293 デジカメ版】

Ngc7293-20180825

赤の色合いの違いは、画像処理の加減ということで、ご了承ください。

 

 

最後は、秋から冬にかけての定番 プレアデス星団です。

【M45 プレアデス星団 ☆彡 星ナビ入選作品】

M45-asi1883-ep130-300sec-x-45_20200325223001

 

こちらは新兵器? ASI183 MMProで撮った作品です。
M45の7つ星をメインターゲットに、星雲部分を強調しすぎず、階調を大事に守りながら
処理をしました。

もう少し広域な作品だと、スバルの刷毛をつかって描いた部分が「ベタっ」となってしまうのですが
今回は飽和をしないように慎重に画像処理をしてみました。

ASI183とEp130 の組み合わせはとても相性がいいと感じた作品です。

 

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撮影データ

Title:M45
Optics:Takahashi Epsilon 130D(f=430mm/F=3.3)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain135/ -15d
Mount:Vixen AXJ
Exposure:L 300sec x 22 ,R/G 240sec x 6 ,B 240sec x 9 Astrodon Tru-Balance
Date:2019/10/5@Susami

 

 

アップした3つの作品はいずれもすさみ町で撮影したものです。

本当に暗い空に出会える場所ですね。
広域や中焦点までの作品を撮るには、とても素晴らしいロケーションだと思います。

ただ外洋に近いこともあり、シーイングは当たりはずれもあるので、長焦点を狙うのであれば
瀬戸内地域が第一選択肢になりそうです。

 

 

 

 

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2019年12月26日 (木)

今更ながらの天の川・白鳥座

今年の撮影記録として、夏場の作品(といっても、数少ないですが・・)をアップします。

8月はわずか2夜、4時間足らずの撮影しかできなかったです。

 

【白鳥座と天の川】

 

Cyg-wide-area


 

昨年に中心部の2フレームを撮影し、今回はその外側2フレームを撮り足して、
4フレームモザイク合成しました。

条件も違い、つなぎの部分がスムーズに輝度が合わずかなり大変でした。
モザイクはむつかしいですね。

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Title:Cyg wide area 4 frames mozaic
Optics:Sigma 85mm Art
Camera:Nicon D810A
Mount:Vixen SXD2
Exposure:ISO2500 F=2.8 South 120sec x 42 North 120sec x 26
Date:2019/8/2,8/4 @Makino
Exposure:ISO1600 F=2.5 Center-west 120sec x 32 Center-east 120sec x 29
Date:2018/6/16 @Kutsuki

 

 

ちょこっと名前を入れてみました。

Cyg-wide-area-bn

残念ながら、Cocoon星雲はフレーム外になってしまいました。

 

同じタイミングで一瞬の晴れ間を縫って撮ったSadr付近と北ペリ星雲です。

【Sadr and North America /Perican Nebula】

Cyg-180mm-i2500-180sec-x-15

 

わずか45分ですが、明るいのでそれなりに写ってくれました。

 

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Title:Sadr and North America /Perican Nebula
Optics:Sigma 180mm Art F=3.5 ISO2500
Camera:Canon EOS 6D HKIR
Mount:Vixen SXD2
Exposure:180sec x 15
Date:2019/8/4 @Makino

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2019年12月11日 (水)

半年ぶりの投稿です(汗)

今年の6月8日以来、、、まったくBlogの更新ができていなかったのに先日気づきました。
関西地区は、GW(5月)以降(満月期を除く)は、まったくと言っていいほど晴れない日々が続いていました。
何度か撮影に行く日もあったのですが、雲が多かったり、途中で晴れ間がなくなったりとまともに撮影で来た日はほとんどなかったです。

11月に入ってからは少し晴れる日もありましたが、土曜日とかにうまく晴れの日が重ならなかったり

結局一晩中晴れてくれたのは、10月初旬の1日だけでした。

撮影記録を見ていると

 5月3日  330分(2台体制 夜半から晴れた)

 5月11日  25分(薄明直前に晴れた・・・)

 8月2日  111分(途中で晴れたが雲に覆われ終了)

 8月4日  132分(途中で晴れたが雲に覆われ終了)

 9月6日   88分(途中で一瞬晴れたが雲に覆われ終了)

なんだかさみしい記録になりました。

 

そんな中、5月3日に撮影した作品をいくつかアップします。

 

【NGC4438 4435】

Ngc4438-4435-lx33-r4g4b3-avejpg

おとめ座銀河、マルカリアンチェーンの中央に位置するすれ違い銀河です。

クローズアップ撮影ですが、なかなかむつかしい対象ですね。

小さな対象なので、ASI183の1インチセンサー&2000mmで狙いました。
銀河の撮影にこのCMOSカメラはフィットしますね。
ただ、F8と暗めなのでもう少しGainを挙げて撮影すればよかったかもです。

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撮影データ
Optics:GSO8RC x 2inch flatter(f=1600mm/F=8)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain111/ -15d
Mount:Vixen AXJ
Exposure:L 300sec x 20 RGB 300sec x 4 Astrodon Tru-Balance
Date:2019/5/3@Yoshino

 

【M16】

M16-gso8rc-asi183-lx236-rgbx3-300sec-b

RGBの枚数が足りていないようですが・・
実はこの日の前にGSO8RCの鏡の洗浄をしようとして、ばらしていたのですが
うまく光軸の調整ができていなかったので、星像が両作品とももろもろに
なってしまっていますね。こちらはピントも怪しいです(反省・・)

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撮影データ

Optics:GSO8RC x 2inch flatter(f=1600mm/F=8)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain111/ -15d
Mount:Vixen AXJ
Exposure:L 300sec x 23 RGB 300sec x 3 Astrodon Tru-Balance
Date:2019/5/3@Yoshino

 

 

 

【M24 Bambi StarCloud】

M24-17-ic4701-b92-93-sh2035-180sec-x-48-

定番の構図です。デジカメでそれなりに時間をかけて撮影をしましたが、透明度があまり
よくなかったため?か、いまいちパットしない仕上がりになっていますね。

何度もとっている構図なので、ちょっと工夫をしないと新しい発見がないなぁと
感じております。

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撮影データ
Opt:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:Nikon D810A
Mount:Vixen SXD2
Exposure:ISO2500 180sec x48
Date:2019/5/3@Yoshino

 

【Corona Borealis 】

 Corona-borealis

この日の夜半までは薄雲が張っていて、晴れるのを待っている間に
自然のソフトフィルター効果を狙ってかんむり座を撮影しました。

これはこれで? 面白い作品になったなぁと
ただあまり星の色が出ていないですね。
空を見るとこんな風には見えないのですが薄雲がいい感じにぼかしを
入れてくれました。


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撮影データ
Opt:Sigma 180mm Macro(F=3.5)
Camera:SEO-SP4
Mount:Vixen SXD2
Exposure:ISO2500 90sec x8 12osec x16
Date:2019/5/3@Yoshino

今頃半年前の撮影した作品をアップしている次第ですが。。
撮影日数は少ないので、すぐに追いつけそうです(笑)

 

 

 

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2019年6月 8日 (土)

令和初? 天文ガイド・星ナビ 7月号に入選しました

今年のGWは10連休ということで、撮影を期待していたのですがすっきり晴れた状態で
撮影できたのは、1日ぐらいととても残念な結果に終わりました。

その後も撮影にはいけないまま、間もなく梅雨入りという状況ですね。


そんな中、令和初の天文誌にダブルで掲載をいただくことができました。


【さそり座あたまの部分 天文ガイド7月号入選】

 

 

Ic4592-fsqrd-d810a-210sec-x49-20190412b

 

この日はPM2.5の影響?からか、かなりかすんだ空で4等星が見えるの?という状況でした。
180mmで 上下モザイクです。
なんとかぎりぎりのタイミングで初物のさそり座を狙いました。
少し時間も短く、空もわるいためか淡い部分をちょっと無理して持ち上げた感じになって
しまいました。

天文ガイドには、MarkunさんのM13も入選していました。キレキレの星が素晴らしかったです。


Title:SCO head
Optics:Sigma 180mm Macro(F=3.5)
Camera:Canon6D HKIR
Mount:Vixen SXD2
Exposure:ISO2500 West 120sec x 31 , East 120sec x 42
Date:2019/4/6 @Yoshino

 

 

【IC4592 星ナビ7月号】

 

Sco-head-120sec-x-31-42sigma180-hkir-201_1

 

こちらは定番の青い馬星雲です。
BabyQのレビューサだと328mmとなり余裕を持った構図が狙えます。
首から下の分子雲も合わせて狙いたくてこんな構図にしましたが、星ナビさんからは
そのあたりのコメントがあってうれしかったです。

星ナビでは、天文中年さんのM13も入選していましたね。こちらもキレキレで、お二方とも
M13というのが興味深かったです。


Title:IC4592
Opt:FSQ-85ED x QE0.73(f=328mm/F=3.8)
Camera:Nikon D810A
Mount:Vixen SXD2
Exposure:ISO2500 210sec x49
Date:2019/4/12@Yoshino

 


【NGC4490 まゆ銀河】

 

Ngc4490-gsorc-seo-asi183-2xdrizzle-300se 

 

実はこちらの対象がある意味本命でした。
りょうけん座にあるまゆ銀河です。はやり小さい対象ですね。
まゆが引きちぎられている感じですが、上側の銀河はNGC4485
という番号がついています。カラス座にあるアンテナ銀河みたいに
相互作用をしているようです。
上の作品をとった2つの作品の裏? AXJでじっくりと狙いました。


Title:NGC4490
Optics:GSO8RC x 2inch flatter(f=1600mm/F=8)
Camera:Canon 6D SEO-SP4 triming
Mount:Vixen AXJ miniBorg50 QHY5ii-L
Exposure:ISO5000 300sec x 31
Process:DSS 2xdrizzle
Date:2019/4/12 @Yoshino

Optics:GSO8RC x 2inch flatter(f=1600mm/F=8)
Camera:ASI183 Pro
Mount:Vixen AXJ
Exposure:L 300sec x 29 1x1 bin /Gain111/ 6d
Ha 300sec x 8 2x2 bin /Gain130/ 6d
Date:2019/4/6 @Yoshino

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2019年5月 5日 (日)

ASI183MM Proで撮る春の銀河

春といえば、銀河シーズンですね。
今年はASI183MM Proという新兵器で、銀河のアップ写真を撮りたいと
思っていました。

そんな折に、EHTのブラックホール撮影成功のニュースが飛び込んできましたので
M87を記念撮影しました。

【M87とおとめ座A 祝 ブラックホール撮影成功】

 

M87-240sec-x-11-triming_2

 

 

 

中心部から右斜め上に噴き出しているのが、おとめ座Aのジェット部分のようです。
露光時間を短くしたものの方がわかりやすそうです。

 

M87-jetjpg_1

あまり特徴のない楕円銀河で、マルカリアンチェーンの外れにあるということもあり
メシエ天体撮影マラソンをしていた時以来の撮影となりました。

 

5500万年光年先の事象を見事にとらえたEHTの快挙に感動です。

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Title:M87
Optics:GSO8RC x 2inch flatter(f=1600mm/F=8)
Camera:Canon 6D SEO-SP4 triming
Mount:Vixen AXJ miniBorg50 QHY5ii-L
Exposure:ISO5000 240sec x 11 , 30sec x 8
Date:2019/4/12 @Yoshino

 

 

【M64 黒目銀河】

 

M64-2x-drizzle-180sec-x-16-2_1

この対象は、幾度となく撮影をしましたが・・
なかなか詳細の銀河の模様を出すのはむつかしいですね。
EDGEでの撮影はガイドはオフアキとなりますが、センサーサイズが広いStarlightの
Ultra Starは別システム使っていたため、Watec910Hのアナログオフアキに久しぶりに
トライしました。
結果はまずまずのガイド精度であったみたいで、よかったです。


Title:M64
Optics:Edge HD 800 (f=2000mm/F=10)
Camera:Canon 6D HKIR triming
Mount:SXD2
Guide:OffAxis Guider / Watec910HX / Advanced Unit
Exposure:180sec x 16 ISO6400
Date:2019/3/8 @Konoyama


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先週アップしたM78でLRGBを組み合わせる画像処理がなかなかうまく
行かなかったこともあり、こんなパターンで撮影をしてみました。


1.銀河のRGB情報と星部分 → Canon EOS6D
2.銀河の詳細なL画像、Ha成分 → ASI183MM Pro


というパターンで、M65を撮影しました。


【M65 しし座のトリオ銀河の1つ】

 

M65-3xdrizzle-300sec-x-25-l360sec-x-22

 

安定の?神野山で撮ったASI183のL画像を使い、先日吉野で撮影した
デジカメ画像を重ねたものです。
露光時間は、合わせて4時間弱となります。

デジカメだけで撮るよりは、銀河の詳細部分が見えているような気もします・・。
ただこの銀河あまり色がないのが残念ですね。

お隣の不規則銀河(M66)にすればよかったのかもですが、オフアキで
ガイド星が見当たらなかったので、こちらに変えました。


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Title:M65
Optics:GSO8RC x 2inch flatter(f=1600mm/F=8)
Camera:ASI183 Pro 1x1 bin /Gain111/ -10d
Mount:Vixen AXJ
Exposure:L 360sec x 22 Astrodon Tru-Balance
Date:2019/3/16 @Konoyama

Optics:GSO8RC x 2inch flatner (f=1600mm/F=8)
Camera:Canon6D SEOSP4 3 x Drizzle
Exposure:ISO4000 300sec x 20
AutoGuide:Starlight Xpress AO
Mount:Vixen AXJ
Date:2019/4/6 @Yoshino


さて、GWは星撮りに何度か行くことになりましたので、また画像をアップ
していきたいです。

 

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